簡単にできる!スポーツ自転車のリヤディレイラー調整方法!

簡単にできる!ロードバイクのリヤディレイラー調整方法!

スポーツ自転車は使っていくうちにワイヤーが伸びて、変速が微妙にギクシャクしたり異音が出る場合があります。「ちょっと変速がおかしいな~」と思ったらディレイラー調整に挑戦してはどうでしょうか。

そこで今回は、リヤディレイラーの調整方法をできるだけ分かりやすくまとめます。覚えると意外と簡単ですよ!

必要な道具

ディレイラー調整で使う道具は、ボルトを回す為のプラスドライバーと、リヤタイヤを浮かせることができるスタンドの2つだけです。ペダルを回して変速しながら調整を行うのでスタンドは必要です。

ロードバイクのディレイラー調整で必要な道具

シフトワイヤーのチェック

調整を始める前に見える範囲でいいので「シフトワイヤーが切れかかっていないか?」「錆びていないか?」「ほころんでいないか?」をチェックしましょう。もし異常があった場合は交換が必要になります。

その他、よくあるのがリヤディレイラーのケーブルを止めているボルトが緩んだり外れたりしているパターンです。これも調整前に確認しましょう。

リヤディレイラーを調整する前にケーブルが緩んでいないかをチェック

変速機の調整 – トップ側

変速の調整は「ディレイラーそのものの調整」「シフターと変速機のシンクロ調整」という2種類の作業があります。この2つは別に考えた方が理解しやすいです。

まずは「ディレイラーそのものの調整」のトップ側を行います。フロントをアウターにして、リヤをトップ(一番外側)に合わせます。そして、後ろから見たときにトップギアとプーリーが垂直に真っ直ぐな位置にあれば適正です。

ディレイラーのトップ側の位置の調整方法

もしも、トップギアとプーリーがズレていた場合は、2つ並んでいるボルトの奥の方を回してディレイラーを動かし、位置を調整します。右に回せば内側に動いて、左に回せば外側に動きます。少し回しただけでも結構動くので、少しずつゆっくり回して調整しましょう。

ディレイラーの奥のボルトを回してトップの位置調整を行います。

変速機の調整 – ロー側

次に「ディレイラーそのものの調整」のロー側を行います。フロントをインナーに、リヤをロー(一番内側)に合わせます。そして、後ろから見たときにローギアとプーリーが垂直に真っ直ぐな位置にあれば適正です。

ディレイラーのロー側の位置の調整方法

もしも、ローギアとプーリーがズレていた場合は、2つ並んでいるボルトの手前の方を回してディレイラーを動かして位置を調整します。右に回せば外側に動いて、左に回せば内側に動きます。

ディレイラーの手前のボルトを回してトップの位置調整を行います。

シフターとシンクロ調整

後は、シフトレバーと上手くシンクロ(連動)させる為に「シフターと変速機のシンクロ調整」を行います。簡単に言えばシフトレバーとディレイラーをつないでいるワイヤーの張り具合を微妙に調整して、スムーズに変速するポイントに合わせる作業です。

やり方は、まずフロントをアウターに、リヤを一番外側から2枚目に合わせます。そして、手でペダルをゆっくり回転させながら、シフトレバーを変速しない程度に遊びの分だけ軽く押します。

リヤディレイラーの調整でシフトレバーを遊ぶの分だけ押す。

その時に、チェーンが外側から3枚目のギアにこすれて「チャリチャリ」と音が鳴れば適正です。3枚目のギアに変速してしまったり、音が鳴らない場合はアジャスターを回して調整します。

ディレイラーのアジャスターを回すとシンクロ調整ができる

ディレイラーのシンクロ調整の動き方

このアジャスターの調整はなかなかシビアで1回転も回せばかなり変速に影響します。なので、アジャスターを回して調整する時は1/4回転(1ノッチ)ずつ慎重にやりましょう。最後にペダルをぐるぐる回しながらトップからローまで変速してみて、スムーズに変速できたら調整完了です。

手元のアジャスター

ハンドル回りにあるアジャスターでも同じように「シフターと変速機のシンクロ調整」はできます。慣れた人ならば乗りながら調整も可能です。

基本的には、シフトワイヤーを交換した時などに、大まかな調整用として使います。細かい調整は、やはりリヤディレイラーに付いているアジャスターの方がやりやすいです。

ハンドル回りにあるシフトワイヤーのテンションを調整するアジャスター

Bテンションボルトの調整

スプロケットの大きさを変更した時には、Bテンションボルトを回して「ガイドプーリーとスプロケットの距離」を調整します。

Bテンションボルトでスプロケットとガイドプーリーの距離を調整

やり方は、まずフロントギアをインナーに、リヤをロー(一番内側)に合わせます。そして、ペダルをゆっくり逆回転させて、チェーンが滑らかに回転するぎりぎりの位置まで、ガイドプーリーとギヤ歯が近づけます。

そしてさらに、フロントをアウター、リヤをトップ(一番外側)に合わせて同様に調整します。最後にトップからローまで変速がスムーズにできるかを確認して終了です。

ハンガーが曲がった場合

落車などでリヤディレイラーが曲がってしまった場合などは、いくら調整してもムダなのですぐにプロショップに持っていきましょう。また、いざという時の為に、フレームとリヤディレイラーを繋ぐハンガー(エンド)のスペアを持っておくといいです。

自転車のフレームとディレイラーをつなぐハンガー

ハンガーはメーカーや車種、年式で形が違うので、同じ物を探すのはなかなか大変です。高い物ではないので新車を購入すると同時に買っておいてもいいと思います。

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