定期的にチェック!スポーツ自転車 ヘッドパーツのガタつき調整!

定期的にチェック!ロードバイクのヘッドパーツ ガタつき調整!

ブレーキをかけた時や、ダンシングでハンドルを振った時などに、コラムの根本がカタカタと動いたらヘッド周りのガタを疑いましょう。そのままにしておくとベアリングが破損したり、フレームにダメージを与えてしまいます。定期的な点検とメンテナンスと早めの対策が必要です。そこで、ヘッドパーツの調整方法を画像でわかりやすくまとめます。

トルクレンチは必須

ヘッドまわりのボルトを締める時には、締め付けトルクを計測できる「トルクレンチ」が必須です。締め付けが緩いと、走行中にハンドルが動く危険がありますし、締め付け過ぎるとボルトが突然折れる危険があります。

ロードバイクのヘッド調整に必要なトルクレンチと六角レンチ

特にカーボン製のパーツやフレームは締めすぎると割れてしまうので、トルクレンチを持っておいた方がいいでしょう。ヘッドパーツ以外のボルトにも使いますからね。簡易型トレクレンチであれば2000円以下で購入できます。後は普通の六角レンチも必要です。

トルクレンチをAmazonで購入する
六角レンチをAmazonで購入する

ヘッドまわりの仕組み

ヘッドパーツの調整はカップ&コーンの構造が理解できれば簡単です。フレームのヘッドチューブには、上端と下端にそれぞれベアリングが入っています。この中をフロントフォークのコラムが通っていますが、そのままでは固定していないので動いてしまいます。

スポーツ自転車のヘッドパーツの仕組みとガタつき

そこで、フォークコラムの中にアンカープラグ(マルチプレッシャープラグ)を装着し、ステムとスペーサーをコラムに通した上でトップキャップのボトルを締めると、アンカープラグとトップキャップが連結され、フォークコラムが固定されるのです。ヘッドパーツの調整ができるようになると、自分でハンドルの高さを変えたり、ステム交換ができるようになりますので挑戦してみましょう。

ヘッドパーツの調整方法

まずはトップキャップのボルトを緩めて、次にステムのボルトを緩めます。定期メンテナンスでヘッドを増し締めするだけなら、トップキャップは完全に外さなくてもいいです。

ヘッドパーツにガタが出る主な原因は、トップキャップのボルトが緩む事です。増し締めするとヘッドキャップがしっかり固定されてガタがなくなります。作業はどこかに指定トルクの記載がない確認して、トルクレンチでしっかりトルクを測りながら行いましょう。大体「1~2Nm」がヘッドパーツの指定トルクとなります。

ヘッドキャップを緩めて締め直す。ロードバイクのヘッドパーツ調整方法

次にステムのボルトを固定します。締め付けトルクが指定されているので、緩めに締めておいて仕上げはトルクレンチで行います。また、この時にタイヤとハンドルがまっすぐなるように調整しましょう。上からのぞくようにして、ハンドルとフロントホイールのハブを基準にすると位置をあわせやすいです。

ステムを仮固定する。ロードバイクのヘッドパーツ調整方法

トルクレンチで指定されたトルクで締め付ければ作業終了です。指定トルクは大体ステムに記載してあります。もし記載がない場合は「4~8Nm」で締め付けます。カーボン製ならば低めの「4~5Nm」にしておいた方が無難です。

最後にトルクレンチでボルトを締め直します。ヘッドパーツの調整方法

ステムを一番上にセットすると、ステムの固定が弱かったりコラムをつぶす危険性があります。コラムがステムをしっかり貫通するのが基本で、一番上にスペーサーをセットしましょう。

ヘッドキャップとステムの間にはスペーサーを挟む。ロードバイクのヘッドパーツ調整方法

調整してもガタがあるときは?

トップキャップを増し締めしてもガタが残るようであれば、フォークコラムの中のプレッシャープラグが緩んでいる可能性があります。トップキャップを外して、プレッシャープラグを固定し直しましょう。プレッシャープラグはフォークコラムの中に収まっています。ボルトを締めるとプレッシャープラグは固定されます。

トップキャップを外し、プレッシャープラグを適正な位置に固定し直す

最終チェックのポイント

トップキャップの適正な締め付け具合は、ヘッド周りにガタがなく、前輪を浮かせて少しだけ斜めにした時に自然にハンドルが切れるくらいです。緩いのも危険ですが、締めすぎるとハンドルの動きが硬くなりますし、ヘッドチューブのベアリングに負担がかかるので注意しましょう。

ハンドルが軽く切れるか最終チェック。ロードバイクのヘッドパーツ調整方法

 

関連記事

  1. 【画像】でかんたん解説!ロードバイクのスプロケット交換方法

    メンテナンス・修理・調整

    【画像】でかんたん解説!ロードバイクのスプロケット交換方法

    ロードバイクのスプロケット(以後スプロケ)にはギア比のパターンがいくつ…

  2. シマノ 電動コンポ[Di2] 電池残量の確認方法と充電のやり方!

    メンテナンス・修理・調整

    シマノ 電動コンポ[Di2] 電池残量の確認方法と充電のやり方!

    シマノ(shomano)の電動式コンポについて電池残量の確認方法と充電…

  3. 【画像】で解説!スポーツ自転車のチェーン交換方法!

    メンテナンス・修理・調整

    【画像】で解説!ロードバイクのチェーン交換方法!

    ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク(MTB)などのスポーツバ…

  4. メンテナンスや修理に必須!ロードバイクのパーツ別適正トルク表!

    メンテナンス・修理・調整

    メンテナンスや修理に必須!ロードバイクのパーツ別適正トルク表!

    前回の記事で「締め付けトルクが重要な理由」について書きましたが、今回は…

  5. シマノ 電動コンポ[Di2]のディレイラー調整方法!

    メンテナンス・修理・調整

    シマノ 電動コンポ[Di2]のディレイラー調整方法!

    シマノ(shomano)の電動式コンポについて、ディレイラー調整方法を…

  6. ビンディングペダル交換のやり方!PD-5800からPD-6800へ取り換え

    メンテナンス・修理・調整

    ビンディングペダル交換のやり方!PD-5800からPD-6800へ取り換え

    ロードバイクで通勤中にダンシングした際、チッチッとわずかな異音が発生。…

人気記事

  1. 安くて明るい!スポーツ自転車のおすすめヘッドライト10選!
  2. ヘルメットのおすすめブランドメーカー 10選! | ロードバイク
  3. 簡単にイメージを変える!カッコいいロードバイクになる配色のコツ!
  4. パワー計測でペダリング改善!ロードバイクのパワーメーターとは?
  5. ロードバイクに補給食が必要なワケ!おすすめ補給食 10選まとめ
  6. 人気上昇中のZwift【ズイフト】って何?室内で楽しく自転車に乗る!
  7. ロードバイクは軽い方が速い?軽量化で効果が高いパーツは?
  8. ブランドイメージまとめ 欧州1
  9. どれにする?ビンディングペダルの4大メーカー 特徴チェック
  10. ロードバイクのパワーメーターまとめ ペダル型・ハブ型・特殊型

アーカイブ

  1. どれを選ぶ!?3大コンポーネントメーカーの特徴 - カンパニョーロ編

    おすすめパーツ

    どれを選ぶ!?3大コンポーネントメーカーの特徴 – カンパニョーロ編…
  2. アイウェア選びに役立つ!ブランド一覧 31選 part.3

    ウェア・アクセサリー

    アイウェア選びに役立つ!ブランド一覧 31選 part.3
  3. 10/22 ジャパンカップクリテリウム 別府選手2連覇!

    ロードレースが面白い

    10/22ジャパンカップクリテリウム 別府史之2連覇! レースレポート
  4. 【画像】でかんたん解説!ロードバイクのスプロケット交換方法

    メンテナンス・修理・調整

    【画像】でかんたん解説!ロードバイクのスプロケット交換方法
  5. 効率よく速く走る!ロードバイクのダンシング方法 | pedalista

    速く走りたい!

    効率よく速く走る!ロードバイクのダンシング
PAGE TOP