ロードバイク、クロスバイクといったスポーツ自転車は奥が深いので、いろいろと調べ物をする機会が多いと思います。ブログやサイトで調べるのも簡単でいいですが、本は情報をわかりやすくまとめてありますし読みやすいですよね。
そこで今回はスポーツ自転車関連のおすすめ本をいくつか紹介します。わかりやすい初心者入門用の本、完成車やパーツの購入に役立つカタログ本、修理やメンテナンスに関する本、自転車関連の月刊雑誌にわけて紹介します。気が向いたら読んでみてください。(関連記事:自転車旅やトレーニング関連のおすすめロードバイク本 part.2)
初心者入門の本
まずは初心者の人に一から基本をわかりやすく教えてくれる本を3冊紹介します。スポーツ自転車は普通の自転車と違って乗り方、止まり方、ギアの動かし方、ペダルの回し方など基本があります。
乗り方、止まり方を知らないとコケる原因になりますし、ギアの動かし方を知らないと変速機を痛めてしまいます。なので、乗り始めたら基本的なことはすぐにマスターしたいですね。
その他にも、必要な装備やウェア、ヘルメット、備品など知っておいた方がいい知識が結構あります。ペダルもビンディングにすると違った世界が開けますし、遠くに行くときには飲み物と補給食の携帯は絶対にかかせません。ここで紹介するのは、そんな基本的な事を書いてある本です。
ゼロから始めるロードバイクの本
「ロードバイクはどんな自転車で価格はどれくらいか?」からはじまる超初心者向けの内容になっている本です。その他、ロードバイクの買い方や乗り方、必要な装備の解説などがありスポーツ自転車の購入を考えている人にピッタリです。8万円~20万円くらいのエントリーバイクも紹介されています。わかりやすく簡単な内容ですが基本的なことは抑えてあるので役に立つ1冊です!
アラフォーからのロードバイク 初心者以上マニア未満の自転車講座
自転車プロショップの店員さんが書いている本です。基本的な事に加えて少し深い内容もあるので初心者以上~中級者以下の人にちょうどいいですね。教科書のような固い感じではなく、「完成車は見た目で選んじゃってよし」や「コンポの差なんてあまりない」などユーザー目線のおおざっぱなアドバイスもあり楽しく読めます。個人的に著者は相当自転車が好きなんだと思います(笑
ロードバイクの科学
理論的な見方でデータを示しながらロードバイクのあれこれを書いているちょっと変わった本です。なぜロードバイクが今のような形状になっているのか?なぜこのような高いサドルで漕いでいるのか?ケイデンスが重視されるのはなぜなのか?などを理詰めで解説してあります。
漠然とした感覚の言葉ではなくデータを出されているのでなるほど!と納得せざるを得ません。たまに遊び心もあるのでカチカチの難しい固い本ではないですよ。
完成車やパーツ情報の本
クロスバイクやロードバイクのフレームメーカーは日本で認知度が低い物も合わせると50以上はあると思います。良く知られているのはビアンキあたりでしょうか。スポーツ自転車を購入するときにはどれにしようかと迷うのは楽しいですよね(笑
そこで、日本で手に入るメーカーブランドを網羅し、インプレッションまでしてある本を紹介します。もちろん毎年最新版が発行されるので新しい情報をチェックできます。自動車のカタログみたいで見ているだけでも面白いですよ~。完成車以外にもパーツやアクセサリー専門のカタログもあります。
ロードバイクオールカタログ
レーススペックのハイエンドモデルから、街乗りやフィットネスで楽しめるエントリーモデル、近年増加中のレディースモデル、さらに国内ビルダーが手がけるハンドメイドバイクまで、ロードバイク、シクロクロス、TT&トライアスロン、ツーリング、トラックバイクの各カテゴリー総数1000台を掲載しているカタログです。
大きい画像と見やすいアイコン表示、豊富な情報量であなたに合った理想の1台がきっと見つかります!これから始める人も、買い替えを検討している人もぜひ読んでほしいですね。もちろん毎年発行されているので、掲載されている情報は最新です。
クロスバイク購入完全ガイド
街乗りや通勤通学に最適なクロスバイクを100台以上掲載しているカタログです。30台のレビューや10g単位の実測重量データも掲載。その他、電動クロスバイクなど普通とは違う個性的な物も多数掲載されていて読むだけでも楽しいです。
価格別のおすすめクロスバイクなどの記事もあり、クロスバイクを探している人は参考にしたいですね。また、この雑誌も毎年新しく発行しているので情報が新しいです。
サイクルパーツオールカタログ
ロードバイク、クロスバイク、MTBなどいろいろなスポーツ自転車のパーツ、アクセサリー情報が大量に掲載されているカタログです。これを見ながら「あれが欲しい」とか「今度これ買おう」などと妄想するのは楽しいですね。
毎年、最新刊が発行されているのもかかわらず、2017年版で掲載されている商品は6600を超えています。自分もブログを書くときの参考に今年も買おうかなぁ・・。
修理やメンテナンス関連の本
スポーツ自転車を始めたばかりの人が困るのが故障などのドラブルと日々のメンテナンスじゃないでしょうか。ロードバイクやクロスバイクは3日に1回など定期的にタイヤの空気を入れる必要があったりとメンテナンスは必要です。そこで、わかりやすいメンテナンス関連の本を2冊紹介します。
修理に関しては簡単なものは自分でやるようにして、ちょっと難しい故障は専門ショップに任せるのが無難です。修理やパーツ交換には特殊工具も必要だったりするので難易度がやや高いからです。とはいえ、自動車のように複雑なつくりではないので、工具までそろえる覚悟があれば自分で少しずつ覚えることもできます。
最新ロードバイクメンテナンス入門
わかりやすく丁寧にメンテナンスについて解説されている本です。ただメンテナンス手順を書いてあるだけではなく、なぜその作業が必要なのか?どうなったらメンテナンスが必要か?など一歩突っ込んだ内容になっています。
その他、単純なメンテナンスだけでなく、ハブやフリーボディのオーバーホール、ホイールの振れの取りなど情報量は多く、この本があれば大体の事はできるようになります。
ロードバイク定番トラブル解決BOOK
基本的なメンテナンス方法の他にブレーキの調整、保管方法など、超初心者が直面しそうなトラブルに対応できるよう画像付きで詳しく解説されています。ちょっと難しい修理やメンテナンスはなく中級者以上の人には物足りないと思いますが、初心者の人にはピッタリです。
月刊雑誌
毎月楽しい記事を発行してくれる自転車専用の月刊雑誌があります。最新のロードバイクやクロスバイク、パーツ情報の他にも、旅関連のゆる~い記事、速く走る為のペダリングスキルなど飽きない内容で面白いですよ。たまにスマホ入れポーチなどのおまけがついているのも嬉しいですね!
CYCLE SPORTS/サイクルスポーツ
1970年に創刊された自転車月刊誌です。どちらかといえば初心者~中級者向けの内容が多いイメージです。地球冒険自転車旅やカーボンフレームの製造過程を公開するなど読んで面白い記事が多いですね。
BiCYCLE CLUB/バイシクルクラブ
上記のサイクルスポーツよりもやや硬派な内容で中級者~上級者向けのイメージです。写真の質や構成のよさ、マニアックな記事が人気の雑誌です。
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