ロードバイク関連の面白いおすすめコミック自転車漫画を簡単に紹介する記事の4回目です。今回は、「ろんぐらいだぁす!」「茄子」の2作品と、おまけで「茄子 アンダルシアの夏」「茄子 スーツケースの渡り鳥」のアニメ映画2本を紹介します。
「茄子 アンダルシアの夏」「茄子 スーツケースの渡り鳥」は個人的にかなり面白いと思うので、本当におすすめですよ。
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ろんぐらいだぁす!(三宅大志)
ゆったりまったりのポタリング自転車コミック漫画です。2016年10月8日からアニメも始まりました。大学に入学したばかりの主人公「倉田亜美」は折り畳み自転車を購入し楽しく乗っていたが、ロードバイクに乗る先輩と仲良くなり、ついにはロードバイクを購入します。
そこから長距離完走を目的とした大会「ブルベ」の存在を知り、挑戦することになります。サイクリングがメインのまったり系自転車ユーザーにはにはなかなか人気の作品で、絵も可愛く女子や初心者も楽しく読めると思います。
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
『月刊ComicREX』(一迅社刊)にて2012年より2016年10月現在まで連載中。コミックは2019年7月時点で10巻まで発行。アニメも2016年10月からスタートした。
茄子(黒田硫黄)
ハッキリ言うと自転車だけの漫画ではないです(笑)。野菜の茄子をテーマにしたオムニバス短編集なのですが、その中にロードレースを扱った回があり、その話が短編映画になりとても面白かったので紹介します。
自転車以外の話にも近未来SF、時代劇など幅広いジャンルを扱っています。漫画を読むよりも短編映画を見たほうがいいかもしれませんね。次で映画も紹介しています。映画はスタジオジブリの作画監督が作っているので面白いのですよ。映画については次で紹介しています。
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
『月刊アフタヌーン』(講談社)2000年から2002年にかけて連載された。コミックは全3巻。
おすすめアニメ・映画
面白くて何度も見てしまったロードレースを題材にした短編アニメ映画を2本紹介します。2本とも上記で紹介した短編漫画「茄子」を原作とした映画です。脚本の高坂希太郎監督はスタジオジブリで「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」の作画監督も務めていたので、ジブリテイストが混ざった作品になっているのも魅力です。
茄子 アンダルシアの夏
舞台はスペインの世界3大レースのひとつ「ブエルタ・ア・エスパーニャ」。主人公「ペペ・ベネンヘリ」は故郷を走るステージで優勝を目指します。
レースの途中では、お兄さんがペペの元恋人カルメンと結婚式を挙げていて、ペペは複雑な思いを胸に親族全員の応援を受けて奮闘します。所属するチーム「パオパオ・ビール」は解散が決まっており、結果がほしい中でレースが始まります。
ペペは、パオパオビールのエースであるギルモアを勝たせるためにアシストで逃げていましたが、ギルモアがトラブルでリタイアとなり、代わりにペペが逃げ切り優勝を狙うことになります。
果たしてペペは逃げ切ってステージ優勝ができるのか?本当に面白いので是非見てみてください。
おすすめ度:★★★★★
茄子 スーツケースの渡り鳥
「茄子アンダルシアの夏」の続編短編アニメ映画です。今回は舞台を日本に移して、ペペがジャパンカップで活躍します。そして、ぺぺの同僚チョッチは、練習仲間であったマルコ・ロンダニーニの死を受け入れられず、悲しみの中エースとしてレースにのぞみます。
ペペはチョッチの気持ちを汲んで必死のアシストをします。はたしてチョッチは立ち直ってレースで勝てるのか?前回登場したギルモアも他のチームに移籍して登場します。【茄子アンダルシアの夏】と同じくらい面白いのでぜひ見てください。