ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車は5万円から100万円以上の物まで非常に高価です。また、ヘルメットやサイクルコンピューター、ウェアなど備品にもお金がかかりますよね。欲しいと思ってもなかなか買ってもらえない人も多いんじゃないでしょうか。真剣に交渉しないとなかなか「OK!」とは言ってもらえないでしょう。
そこで、お嫁さんやお母さん、お父さんにスポーツ自転車の購入やヘルメット、サイクルコンピューターなどのアイテム購入を許してもらう時のお願い方法をまとめてみました。
お願いの基本テクニック
お願いをOKしてもらいやすくするには、簡単で基本的なテクニックがあります。参考にしてください。
機嫌がいいタイミングを見計らう
相手がイライラしている時や忙しい時、お腹がすいている時に話しかけられてもOKもらえる確率は低いです。にこにこと機嫌がよく、ゆっくり時間がある時の方が話を聞いてくれやすくなります。
謙虚で素直な姿勢でお願いする
お願いをする時は、謙虚な姿勢と言葉づかい心がけましょう。相手が自分のお願いを聞く時間や手間を思いやりながら話を切り出します。また、お願いをする時には、相手を強引に追い詰めず余裕をもって決めてもらう姿勢もポイントです。
実物やカタログを見て物の良さを知ってもらう
ロードバイクであれば自転車店に連れて行って店員さんに説明してもらいながらイメージをしてもらったり、パーツであればネット通販を見ながら性能の良さや高い物は何が違うのかを相手に理解してもらいましょう。スポーツ自転車用品はなぜ高いのかを理解してもらい、大事に使えば気持ちよく長く使えることを伝えましょう。
購入の理由とメリットをはっきり伝える
スポーツ自転車をお願いする時には「ダイエット」や「運動不足解消」、「通勤通学代の節約」「付き合い」などの理由やメリットをより具体的に伝えるといいでしょう。例えば通勤代の節約であれば、1年分の通勤代を計算してみたらいいかもしれません。ダイエットであればサプリ代、運動不足解消であればフィットネス代などと比較してみましょう。
スポーツ自転車は少しお金がかかる趣味ではありますが、メリットや費用対効果が多くあるので長い目で見ればお得なことが多いです。
交換条件を出す
タバコやお酒を減らす。勉強の成績を上げる。家事の一部を手伝うなど購入に対しての交換条件を考えてみましょう。相手も前向きに考えてくれるはずです。ただし交換条件は無理せずに自分ができる範囲にした方が無難です。
営業マンが使う心理テクニック
大人の方であれほどんどの方が聞いたことがあるかと思いますが、ビジネス本にもよくでてくるビジネス交渉の心理テクニックと具体的な使い方を3つ紹介します。
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
最初に無理だろうと思われる大きなお願いをして、相手が断ってきたところで小さなお願いに切り替える方法です。たとえそれが過大なお願いであっても「断る」ということをすると人は少なからず良心がとがめるものです。そこに小さなお願いを持ちかければ、相手が譲歩してくれたと感じて受け入れやすくなるのですね。
例えば10万円のロードバイクが欲しければ、「30万円の欲しいロードバイクがほしいんだけど」と持ち掛けます。当然断られるので「セールで10万円に安くなっているロードバイクなら買ってもいい?」に切り替えます。相手が考えてくれやすくなります。
フット・イン・ザ・ドア・テクニック
最初は簡単なお願いをして、受け入れてもらえたら次には大きなお願いをするというテクニックです。繰り返せば無理なお願いも聞いてくれるようになります。人は一度引き受けたら次も引き受けなければという気分になりやすいのです。
例えば「クロスバイクを盗まれないように3千円のカギを買っていい?」と持ち掛けてOKをもらったら、「安全のために1万円のヘルメットもお願いします!」と続けましょう。いきなりヘルメットを頼むよりも聞き入れてくれるはずです。コツは1回目のお願いでOKもらったら、「ありがとう!」と感謝を伝えて次のお願いをすることです。
ローボール・テクニック
最初のお願いにOKしてもらった後、後からその条件を変更するテクニックです。大きな条件変更は「調子に乗っている」と不信感を持たれやすいですが、適正な条件であれば「まあいいか」と許してくれるはずです。
例えば5千円のサイクルコンピュータの購入OKをもらった後に、「8千円で〇〇の機能も付いているサイクルコンピュータを見つけたんだけどこっちを買っていい?」と持ち掛けましょう。高くする程度を間違えなければOKもらいやすくなります。
最終手段
相手が貝のように固くて話にすらならない場合は、思い切って奥の手を出しましょう!自分が真剣なのを必死で伝えましょう。
土下座
何をやってもダメなら土下座もありかもしれません。「ドラマ 半沢直樹」の香川照之のように己のプライドを突き崩しながらひざまずく執念の土下座か、あるいは「映画 謝罪の王様」の阿部サダヲのような軽快で頭をこすりつけるような媚びた土下座か・・・。特に相手が男性の場合は効果がありそうな気がします。
お金を稼ぐ
最後までダメだったらあきらめて、悔しさをバネに仕事やアルバイトを頑張りましょう!お金をたくさん稼げば高価なロードバイクも買えます。欲しかったホイールもウェアもパーツも買い放題です。
まとめ
人間を相手にお願い事をするのは性格が違うので難しいですが、相手の弱点やクセを考えながらお願いすれば確率は高まるはずです。もちろん誠心誠意お願いするのも大事だと思います。ここで紹介した方法を自分なりに組み合わせて工夫し、ぜひ欲しいスポーツ自転車、アイテムを手に入れてください!