以前、自転車漫画14作品をまとめて記事にしましたが、ブログを見た方から「好きな漫画が紹介されてない!」と指摘してもらった作品が6つもあったので追加で記事書きます。指摘してくれた方々ありがとうございます!
正直こんなに多くの自転車漫画があるとは知らなかったです…。しかも面白い作品ばかり!それでは追加編パート⑤いってみましょう!
【関連記事】
自転車漫画パート①
自転車漫画パート②
自転車漫画パート③
自転車漫画パート④
【目次】
かわうその自転車屋さん(こやまけいこ)
小さいかわうそ店長がカフェみたいな自転車屋さん「ストラーデ・ビアンケ」でいろいろなお客さんの要望に応えるホッコリするゆるゆる漫画です。
かわうそ店長ははりきって自転車屋さんやってますがみんなただのカフェだと思っているようで、自転車屋の知名度はイマイチです(笑 来店するお客さんもだいたい超初心者で他愛のないカワイイ悩みを店長にぶつけてきます。
もちろんロードレースや汗と根性とは全く無縁の内容で、ソファで寝っ転がってポテチ食べながら読みたい漫画ですね!絵もかわいいので個人的には大好きです!
おすすめ度:★★★★☆
作品情報
「週刊漫画TIMES」(芳文社)にて連載。2020年5月現在でコミックは8巻まで出ている。
バイキングス(風童じゅん)
何をやっても不器用でうまくいかない主人公 一本木一途(いっぽんぎいっと)が、あるキッカケでロードレースに出場することになり活躍する内容です。
一途は何をやってもダメだったけど、ラーメン屋の出前を自転車で早く届ける特技を持っていた。それに目を付けた同級生の宮田からロードレースのチームへ誘いを受ける。一途の不器用だけど何事にも必死な感じは好感もてます。
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
月刊少年マガジン(講談社)に2006年から2008年まで掲載された。コミックは全8巻完結。
ギャンブルレーサー(田中誠)
競輪選手とバクチ打ちの生活をコミカルに描いた漫画です。主人公は競輪選手である関優勝(せき まさかつ)だけどその他クセの強いキャラが話の中心になることがあり、内容はいい意味で人間の裏側や汚い部分も楽しく見せていますね。
後半になってくると少し競輪そのもににスポットを当てた内容に変化していき、実際に車券を購入するのに参考にできるほど詳しい説明も多くなってます。主人公の関もそうですが少しチンピラ気質のキャラが多いのも面白いですね(笑 ちょっと異色な大人向けギャンブル&自転車漫画です。
おすすめ度:★★★★☆
作品情報
モーニング(講談社)に1988年から隔週で連載されていたが、後にイブニングに移動しタイトルも『二輪乃書 ギャンブルレーサー』へ変更され2006年に一旦完結した。その後、2013年から2015年まで徳間書店の週刊アサヒ芸能にて、『ギャンブルレーサー第二の人生 セカンドレーサー』として続編が掲載された。コミックはギャンブルレーサー全39巻、二輪乃書は全7巻完結。
輪球王トラ(水島新司)
『野球狂の詩』、『ドカベン』、『あぶさん』などの野球漫画で有名な水島先生は自転車漫画も描いていたんですね!(驚き) しかも「輪球」という超マイナーなスポーツを題材にたアクションものとなっています。
いろいろツッコミどころ満載の内容ですが読んだら面白いです。古い漫画なので中古でしか手に入りません。もしかしたら将来プレミアがつくかもしれませんね。
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
コミックは全3巻完結。
競輪王ゼロ(山本康人)
ド迫力の本格競輪漫画です。かつては若手スター選手として競輪界を沸かせた鞍馬鈴時(くらまれいじ)が主人公です。最愛の女性が死んでしまって持ち前の闘志はすっかり失われ、成績も急降下しスポットの当たらない競輪人生となっている所から話は始まります。
連戦連敗の日々を脱する為に愛娘の「ことり」と一緒に鈴時はゼロからの復活を誓います。競輪のシビアな日常も現実的に描かれています。
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
『週刊漫画ゴラク』にて2013年から 2015年まで掲載された。コミックは全6巻完結。
サクリファイス(近藤史恵 菊池昭夫)
2008年に第10回大藪春彦賞を受賞したロードレース小説の金字塔「サクリファイス」を漫画化した作品です。主人公の白石 誓(しらいし ちかう)はアシストの選手で黒いうわさが絶えないエースをサポートする立場。そこから展開するサスペンスミステリーな話です。
レース中の事故を巡る推理物であり、心の葛藤が描かれる青春物でもあります。小説では続編も出ていますね。自転車とミステリーがかけ合わさった不思議な漫画です。また、小説(サクリファイス・エデン・サヴァイヴ・キアズマ)も面白いので読んでみてください。自転車乗りには結構有名な作品です。
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
近藤史恵の人気小説を菊地昭夫の作画で漫画化され、『ヤングチャンピオン』(秋田書店)で2008年から2009年まで連載された。コミックはヤングチャンピオンコミックス(秋田書店)より全3巻が刊行された。
小説版
サクリファイス(2007年8月 新潮社 / 2010年2月 新潮文庫)
エデン(2010年3月 新潮社 / 2012年12月 新潮文庫)
サヴァイヴ(2011年6月 新潮社 / 2014年5月 新潮文庫)
キアズマ(2013年4月 新潮社)