20万円以上のロードバイクおすすめホイール!クリンチャー編

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最終更新日: 2017.06.4

20万円以上のロードバイクおすすめホイール!クリンチャー編

前々回「10万円以内のおすすめホイール」、前回「10~20万円のおすすめホイール」と記事を書いてきましたが、今回がおすすめホイール クリンチャー記事の最後です。販売価格が20万円以上のホイールを紹介します。さすがにこの価格帯だとクリンチャーとはいえ、どのホイールも文句なしの性能です。

前回と同じくサイトや友達からのクチコミ、重量や価格、スポーク数などのスペックを参考におすすめをピックアップしています。価格は目安になる販売価格を掲載。

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カンパニョーロ [Canpagnolo]

BORA ULTRA TWO 35/ボーラ ウルトラ ツー35

カンパニョーロのフラッグシップホイール「BORA ULTRA」のクリンチャー版です。リムハイトは35mmでヒルクライムでも平地でもいかんなく性能を発揮してくれます。

そしてハブには独自の技術を投入した「CULT(カルト)ベアリング」が採用され驚異的な回転力を誇ります「CULT(カルト)ベアリング」はスタンダード・ベアリングよりも9 倍円滑に回転し、分速500 回転で回した場合、47 分以上も回転を続けます。重量は1360gとクリンチャーの中ではトップレベルで、イタリアっぽいデザインも人気があります。

カンパニョーロ [Canpagnolo] 【BORA ULTRA TWO 35/ボーラ ウルトラ ツー35】 ロードバイクのおすすめホイール

販売価格:34万円
重量:1360g
リムハイト:35mm
スポーク数:F18・R21
リム素材:カーボン

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HYPERON ULTRA TWO/ハイぺロン ウルトラ ツー

クリンチャーの中では最軽量ホイールのひとつで、リムハイトが低くヒルクライム専用のホイールと言っても良いでしょう。カーボンファイバーを巧みに配置してラミネートし、先進の重合テクノロジーを応用して作られています。 その結果、超軽量なフルカーボン製リムでありながら、ねじれに対する剛性と耐久性を持っています。

反応性に優れているので、どんな登り坂でも加速し、ヘアピンコーナーから鋭く立ち上がることができヒルクライムコースでも優位に走ることができます。もちろん「CULT(カルト)ベアリング」が採用されており回転力も申し分ありません。

【HYPERON ULTRA TWO/ハイぺロン ウルトラ ツー】 ロードバイクのおすすめホイール

販売価格:37.2万円
重量:1384g
リムハイト:F19・R23mm
スポーク数:F22・R24
リム素材:カーボン

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ジップ [ZIPP]

202 Firecrest/202 ファイアクレスト

世界クラスのロードレース大会でもよく目にするカーボンホイールの代名詞ですね。他社の50mmハイトのディープホイールを上回る空力性能を発揮するディンプル加工されたトロイダル形状のリムに、完全新設計77/177ハブの採用で更なる剛性、耐久性を獲得しています。

バランスのとれた加速性能と高速巡航性能を持ち合わせるこのホイールは、ヒルクライムだけでなく加減速を繰り返す平地でのレースなどでもその実力を存分に発揮します。

ジップ [ZIPP] 【202 Firecrest/202 ファイアクレスト】 ロードバイクのおすすめホイール

販売価格:21万円
重量:1450g
リムハイト:32mm
スポーク数:F18・R24
リム素材:カーボン

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ボントレガー [BONTRAGER]

AEOLUS 3 TLR D3 CL/アイオロス 3 TLR D3 CL

アメリカにあるTREKの工場で設計、生産、穴あけ、組立とすべて一貫生産されている品質が高いホイールです。DT Swiss製のハブと独自開発したカーボンリムを組んで作られています。

カーボンリムにはTREKの最高品質を誇る超軽量OCLVカーボン素材が使われており、最先端の実験を繰り返して得たデータをもとにスポークの角度やリムの形状なども決められています。決戦用としても使える本格的カーボンホイールです。通販サイトでの販売はなく基本プロショップからの購入になります。価格は希望小売価格(税別)を掲載しています。

ボントレガー [BONTRAGER] 【AEOLUS 3 TLR D3 CL/アイオロス 3 TLR D3 CL】 ロードバイクのおすすめホイール

希望小売価格:36.8万円
重量:1356g
リムハイト:35mm
スポーク数:F18・R24
リム素材:カーボン

マヴィック [MAVIC]

R-SYS SLR/アールシス SLR

耐久性を損なわずに細かい部分まで徹底的に削ることでリムにアルミ素材を使いながら、総重量1295gを実現した高性能ホイールです。この価格帯のホイールでは人気があり使用している人も少なくありません。リムはアルミなのでブレーキ性能が高く、カーボンリムのように気を遣わずにしっかりとブレーキングできます。

ハブはFTS-L(フォース・トランスファー・システム・ライト)を採用している。FTS-Lとはハブボディに装着された2つの爪に、効率的にペダリングパワーが伝達されるというマヴィック独自のシステムです。構成部品が少なく軽量なのも特長。軽量なリムでガシガシ使えるアルミクリンチャーを探している人におすすめです。

マヴィック [MAVIC] 【R-SYS SLR/アールシス SLR】 ロードバイクのおすすめホイール

販売価格:26.3万円
重量:1295g
リムハイト:F24・R26mm
スポーク数:F16・R20
リム素材:アルミ

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ライトウェイト [lightweght]

MEILENSTEIN CL/マイレンシュタイン

最強のホイールブランドは価格も性能もトップをいきます。小売希望価格は64万円(税別)と飛びぬけており高価すぎてネット通販も扱いがなかったです(笑 中古販売はありましたが・・。新品はプロショップからの取り寄せで手に入れるしかないでしょう。

スポーク本数の違いで2タイプありF16・R20(1180g)とF20・R20(1200g)と軽さもハイスペックなカーボンチューブラー並みです。しかもリムハイトは48mmとディープになっているので空力性能、見た目もパンチが効いています。クリンチャーなので普段使いでもいいと思いますが、どちらかといえばロードレースなどの決戦向きですね。

ライトウェイト [lightweght] 【MEILENSTEIN CL/マイレンシュタイン】 ロードバイクのおすすめホイール

希望小売価格:64万円
重量:1180g/1200g
リムハイト:48mm
スポーク数:F16・R20/F20・R20
リム素材:カーボン

ローバル [Roval]

CLX 32

Rovalはロードバイクのフレームで有名な「SPECIALIZED S-WORKS」がリリースしているブランドです。1280gとクリンチャーでは最軽量クラスですが希望小売価格が27.5万円と抑えられています。

リムハイト32mmとスポーク本数F16・R24の万能ホイールで、最高のクリンチャーホイールを出来るだけ安く購入したい人におすすめです。

ローバル [Roval] 【CLX 32】 ロードバイクのおすすめホイール

希望小売価格:27.5万円
重量:1280g
リムハイト:32mm
スポーク数:F16・R24
リム素材:カーボン

ロルフプリマ [Rolf Prima]

Eos3

このホイールも全てぼ性能がトップクラスにある最強クリンチャーホイールですね。ハイトが32mmと何にでも使える万能性能です。

ロルフプリマはスポーク本数が少なく空力性能が高いのが特徴ですが、その中でも特に少ないスポーク本数(F14・R16)となっています。フロント14本は驚異的です・・。自分もお金に糸目を付けないでクリンチャーホイールを買うとすればこのホイールを選びます。(ライトウェイトのMEILENSTEINも捨てがたいですが・・。)

ロルフプリマ [Rolf Prima] 【Eos3】 ロードバイクのおすすめホイール

希望小売価格:33万円
重量:1295g
リムハイト:32mm
スポーク数:F14・R16
リム素材:カーボン

Ares4/アレス4

Eos3のリムハイトを32mmから42mmへと高くしてあるモデルです。重量は重くなるのでヒルクライムより平地での高速巡行向きになった感じですね。いや、それでも1365gとかなり軽量ですが・・。後、フロントスポークが14本から16本に増えています。

ロルフプリマ [Rolf Prima] 【Ares4/アレス4】 ロードバイクのおすすめホイール

希望小売価格:28万円
重量:1365g
リムハイト:42mm
スポーク数:F16・R16
リム素材:カーボン

まとめ

さすがにこのクラスのホイール達の多くは軽々しくネット通販サイトで売られてはいません。もし売られていたとしてもごく少数です。販売価格を調べられなかったホイールは、販売価格ではなく希望小売価格(定価)を掲載しています。許してください。

後、このクラスのクリンチャーホイールは高性能ですが、この金額を出すのならエントリー~ミドルグレードのチューブラーも購入対象にいれてもいいかもしれませんね。

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