軽装で出来るパンク対策を考える!

メンテナンス・修理・調整

最終更新日: 2023.11.16

ロードバイクのパンク対策|軽量装備でトラブル対応

せっかくの楽しいサイクリングも、途中で誰かがパンクしたら台無しになってしまいます。そこで、どうすれば事前にパンクを防げるのか?またはパンクした時に対応して無事に家まで帰れるのか?をまとめました。

ただ、パンク対策のアイテムが大量にかさばって走りが重くなってしまっては、せっかくのスポーツ自転車の性能も発揮できません。なので、準備するアイテムをできるだけ少なくし、軽量にまとめられる方向でパンク対策をまとめます。

また、今回のパンク対策は、ロードバイクだけでなくクロスバイクやミニベロ、マウンテンバイクにも使えますよ。

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タイヤの種類

まずは、パンクと関係が深い基礎知識として、タイヤの種類を簡単に解説します。ご存知の方は読み飛ばして読んでください(笑)。タイヤには大きく分けてチューブラー、クリンチャー、チューブレスの3種類があります。

チューブラータイヤ

チューブラータイヤとは、チューブがタイヤに縫い込まれている一番歴史があるタイプです。パンクしにくく丈夫で軽いですがお値段が高く、パンクしたらタイヤを丸ごと交換になります。チューブラータイヤの交換は時間がかかり、タイヤを丸ごと持ち運ぶ必要があるので普段使いには向かないです。主にロードレースに参加するような本格派ライダー向けなので、初心者にはおすすめしません。

クリンチャータイヤ

クリンチャーはママチャリのタイヤと同じ仕組みで、タイヤの中にゴムチューブを入れて膨らませます。一般的なロードバイクにもほとんどクリンチャータイプが装備されています。特徴としては、チューブ交換やチューブの穴をパッチでふさぐだけでパンク修理できるので、手軽で経済的にも負担が少ないです。慣れてくれば15分ほどでパンク修理ができて、修理ツールも小さくて軽いので初心者から上級者まで使いやすいタイヤですね。

チューブレスタイヤ

チューブレスは、中にチューブが内蔵されておらず、車と同じ仕組みのタイヤです。最も新しいタイプなので、まだあまり普及していません。パンクしたらタイヤを丸ごと交換する必要があるので、コストがかかります。タイヤ交換に手間がかかり、タイヤを持ち運ぶ必要があるので普段使いには不向きです。

チューブレス クリンチャー チューブレスの比較

パンクを防ぐ方法を考える

パンクを防ぐの方法はいくつかあります。事前対策をちゃんとやれば、面倒なパンク修理を回避できますね。どの方法も簡単なので、ぜひ実践してみましょう。

空気圧を毎回調整する

ロードバイク乗りの基本ですが、乗る前にしっかり空気を入れて空気圧をチェックしましょう!これだけでかなりパンクの確率を減らせます。また、規定の範囲内で、ある程度高めの空気圧にした方がパンクは少なくなります。

丈夫なタイヤとチューブを選ぶ

高価なタイヤやチューブは、重量が軽くスピードを出すには適していますが、薄くて耐久性に難があるのでパンクしやすいです。レースには出場せず、サイクリング中心であれば安くて丈夫なタイヤとチューブの方がおすすめです。

いろいろな安目のタイヤを試しましたが、強度、価格、重量、走りの滑らかさのバランスを考えると、チューブラーであればContinental(コンチネンタル) SPRINTER スプリンターが一番良かったです。

また、クリンチャーであればContinental GRAND PRIX 5000 (コンチネンタル グランプリ5000) がおすすめです。今もこの2つのタイヤを使用しています!

クリンチャー Continental GRAND PRIX 5000 (コンチネンタル グランプリ5000)

安全な場所を走る

パンクを防ぐためには、凹凸が多い路肩を走らず車道を走るようにし、段差のあるところはスピードを落とすか避けて走るようにします。また、車道の白線外側には車がハネた細かい砂利や異物が多いので、出来るだけ白線の内側を走るのがいいでしょう。特に雨の日は、砂利の尖った部分が上になりやすいのでパンクが多くなります。

ロードバイクのパンク対策 走る場所

タイヤの状態を定期的にチェックする

月に一度でもいいので、タイヤに小石が刺さっていないか?傷がないか?すり減っていないか?をチェックすることが大事です。遠くに行く場合も、乗る前にチェックした方がいいですね。もし1cm近くの大きなキズや深いキズがあればタイヤを取り換えましょう。何か異物が刺さっていたら抜いて、空気が漏れないか確認します。

パンクした場合の対策を考える

どんなに気をつけても不運なパンクというのはロードバイクに付き物です。そこで、もしトラブルにあっても素早く簡単に対応できる方法をいくつか紹介します。

クイックショットでパンク穴をふさぐ

チューブラータイヤにおすすめの方法です。パンク後にチューブに補修材を注入して穴をふさぐ「クイックショット」というアイテムがあります。バルブに差し込んで押し込むだけで簡単に補修材を注入できます。

今までチューブラータイヤに3回使用しましたが、全て問題なくパンクを瞬時に修理できました。ツールボックスやサドルバッグに入る程小さくて軽いので便利です。穴をふさいだ後は、CO2ボンベで空気を入れれば5分でパンク修理完了です。

ただ、あくまで応急処置なので、帰ってからのタイヤ交換は必須です。クリンチャーにも使えますが、クリンチャーの場合はクイックショットを持たずにチューブ交換するのが経済的でおすすめですね。空気を入れる時は携帯ポンプよりCO2ボンベが楽で早いです。

インフレーターとCO2ボンベで空気を入れる

パンク修理後に携帯ポンプで空気を入れると作業が大変で、時間もかなりかかり、大きくてかさばるので携帯にも不便です。特に女性の力ではポンプを押し込むのは苦労するでしょう。しかし、CO2ボンベは軽くてコンパクト、空気も一瞬で入るので本当に便利です。クリンチャー、チューブラー限らず本当におすすめですよ。(CO2ボンベとインフレーターの使い方)

チューブラータイヤはクリンチャーと違いすぐに空気が抜けません。小さい穴であれば数十キロは走れることもあります。なのでCO2ボンベで空気をこまめに入れながら走ることで、大きなパンクでなければとりあえず家までは帰ることができます。

小さくて軽いのでツールボックスにインフレーターとボンベ2本を常備するのがおすすめです。クリンチャーのパンク修理後に空気を入れるのにも使えますよ。

クリンチャーの場合はチューブを交換する

クリンチャーの場合は、チューブ交換で簡単に修理できます。また、初心者の方は修理の際にチューブがタイヤから少しはみ出たまま空気を入れて、何度もパンクして修理するケースがよくあるので注意です。空気を入れる前にチューブがタイヤの中にしっかり納まっているかチェックしましょう。

何度もチューブが切れたり穴が開いたときに備えて、穴をふさいで空気漏れを防ぐパッチセットを携帯するのもおすすめです。少し手間がかかりますがチューブ交換よりコストも安く済み、携帯の負担も少ないですよ。(関連記事:初心者でもわかるパンク修理方法)

タクシーで帰るか近くの自転車店を探す

修理アイテムを使いきってどうにもできない状態になったらタクシーを呼んで帰りましょう!(笑)ロードバイクはホイールを外せばトランクに入れて運べます。遠出している場合は出費がかなり痛いので、近くの自転車店を調べるかタクシー運転手さんに聞いて専門店で修理してもらうのもいいですね!どちらにせよ、少しのお金は常備しておきましょう。

シーラント剤をあらかじめ入れておく

シーラント剤とはチューブの中に入れておくパンク防止剤の事で、パンク穴の周りで固まり空気が抜けるのを防ぎます。パンク対策には有効なのでチューブラーに使用する人が多いみたいですが、液体をチューブに入れるのでタイヤが重くなってします。

そうするとせっかく軽いチューブラーが重くなってしまうので、個人的にはシーラント入れるのであれば「クリンチャー使った方がいいのでは?」と思ってしまいます。シーラント剤を使うならクイックショットを携帯する方がおすすめです。

予想外のトラブル

いままで経験した珍しいケースで、ディープホイールに取り付ける延長バルブが走行中に外れてパンクしたことがありました。それ以来予備のロードバイク用延長バルブも携帯しています。重い物ではないので携帯をおすすめします。

その他、予想がのトラブルは多々起こります。基本的なツールや修理キットを携帯しておくのは基本ですね!

携帯必須のアイテム

携帯しておくと便利なパンク修理アイテムをまとめました。持っていない場合は、購入して常備しておくのをおすすめします。個別に購入するのが面倒であれば、携帯修理をまとめてセットにして販売もしています。

タイヤレバー(2~3本)

タイヤをホイールから外すのに使います。クリンチャー、チューブラーに限らず必須のアイテムです。

インフレーター&CO2ボンベ(2本)

空気を入れるのに使います。携帯ポンプで空気を入れるとかなりキツイのでボンベがお手軽でいいでしょう。念のためボンベは2本携帯します。

クイックショット

主にチューブラーのパンク修理に使います。バルブに差して押し込むだけなのでとっても簡単です。もちろんクリンチャータイヤにも使えますよ。

予備チューブ(クリンチャータイヤの場合)

ラップで包んで携帯しておきましょう。コンパクトにまとまりますしこすれて傷もつきません。

パッチセット(クリンチャータイヤの場合)

チューブに開いた穴をふさいでパンクを修理するアイテムです。ゴムパッチ、接着剤、紙やすりなどが入っています。

延長バルブ(ディープホイールの場合)

延長バルブが外れたり曲がったりした時のために携帯しておくと安心です。

まとめ

ここまで紹介したパンク対策はどれも簡単なので実践してみましょう。

  • パンクを防ぐためには空気圧とタイヤ状態を定期的にチェックし、タイヤは安くて丈夫な物を選んで白線の内側を走ることが大事です。
  • もしパンクした場合は、クイックショットやCO2ボンベ、チューブ交換で対応しましょう。
  • どうにもできなかったらタクシーを呼ぶか近くの自転車店を探します。お金は常備しておきましょう。
  • 必要なパンク修理セットや工具はしっかり携帯しておきましょう。

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