近年女性向けのクロスバイクやロードバイクをつくるメーカーが増えています。日本でも年齢を問わず多くの女性ローディーをよく見かけるようになりました。今後もスポーツバイクに乗る女性がますます増えるのではないでしょうか。
そこで今回は、女性向けクロスバイクをリリースしているメーカーやブランドをまとめて紹介します。女性向けクロスバイクは、サイズが小さいので子供が乗るのにも向いていますね。クロスバイク購入を考えている女性やお子さんの参考にどうぞ。
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女性用ロードバイクのメーカーまとめ
女性用クロスバイクは何が違うの?
普通のクロスバイクと、女性向けとなっているクロスバイクは何が違うのでしょうか?簡単にまとめてみます。
フレームや各パーツのサイズが違う
まず大きく違うのは、フレームのサイズが小さいです。クロスバイクなどのスポーツバイクには各パーツにサイズがあり、特にフレームのサイズは自分にピッタリでないと、快適に走れなかったり体を痛めたりします。
女性は背の低い人が多いので、無理なく乗れるようにフレームのサイズが全体的に小さくなっているのです。フレームのサイズを確認するときは、トップチューブと呼ばれる部分の水平の長さ(ホリゾンタル換算値)を基準にするといいでしょう。よくわからなければ、お店の人が丁寧に教えてくれるので聞いてみましょう。
また、フレーム以外にもハンドルの幅やステム長、クランク長など各パーツにサイズがあり、フレームのサイズに合わせて調整してあります。(関連記事:どんなパーツにサイズがあるの?)
サドルが女性専用
男性の骨盤と女性の骨盤は大きさや形が違います。なので女性の骨盤に合わせた形のサドルが装備されている場合が多いです。クロスバイクは長時間乗ることもあるので、サドルはとっても大事ですよ。
女性に似合うデザイン
女性向けはカラーリングやデザインが華やかなクロスバイクが多いですね。中にはシブいデザインもありますが(笑 余談ですが、クロスバイクのカラーとジャージやヘルメットのカラーを合わせるとカッコいいですよ!
メーカーブランド 一覧
女性用のクロスバイクを出しているメーカーやブランドを6つ紹介します。特徴や価格帯なども簡単にまとめてます。※各モデルのラインナップと価格は2017年5月のものです。
キャニオン/CANYON
キャニオンは、普通のお店では売っておらず公式サイトを通してメーカー(ドイツ)から直接購入しなければいけませんが、代理店を通さないのでかなり安くスポーツバイクを手に入れられます。ほぼ完成した状態で届くので、組み立てはハンドルを組み付けるだけと簡単です。
キャニオンのクロスバイクはこの価格ではありえないほど高品質なコンポーネントやホイール、その他パーツが付いているので、周りにそこそこ詳しい人がいて、メンテナンスの心配がなければ本当におすすめです。女性用としてはWMNシリーズがでており、2017年5月現在はグレード別に3タイプから選べます。
ちなみに自分も今現在キャニオンのロードバイクに乗っていますが、非常に気に入っています!
【女性向けモデル】
ROADLITE WMN AL 7.0 13.4万円
ROADLITE WMN AL 6.0 10.9万円
ROADLITE WMN AL 5.0 8.9万円
ルイガノ/LOUIS GARNEAU
多くのスポーツバイク販売店や自転車チェーン店で取り扱いがあり、非常に親しみやすいデザインとカラーリングで、初心者でも手を出しやすいメーカーです。長距離のサイクリングなど本格的な趣味として乗るのも問題ないですが、どちらかといえば買い物や通勤通学で街乗りに合いそうな雰囲気を持っています。後、クロスバイクにしては全体的に価格がリーズナブルなのも特徴です。
また、車種が豊富で、各モデルでカラーも多く取り揃えてあり、私服でカッコよく乗りこなしたい人にもおすすめです。その中でも女性用に向いているのは、小さいサイズがある「ティラール/TIREUR」「シャッセ/CHASSE」「アールエスアール/RSR シリーズ」です。それぞれホリゾンタル値380mm(身長145~160cm)まで対応しています。
【女性向けモデル】
CHASSE 5.2万円
TIREUR 5.8万円
RSR2 11.5万円
RSR3 8.8万円
RSR4 6.9万円
スペシャライズド/Specialized
世界ロードレースのトッププロ達に、数多くの自転車を供給しているアメリカのメーカーです。もし購入するならば、自転車チェーン店での取り扱いは少ないので、ロードバイクなどを専門で使っている自転車店での購入になると思います。
価格はやや高めですが、そのブランド力とデザイン性はちょっと本格的な印象を与えます。女性向けはVITAシリーズでグレードによって4モデル(2017年モデル)から選べます。クロスバイクとはいえ、ギヤ周りやサドルなどが、なかなか良いパーツでまとめてあるので、ちょっと本格的にサイクリングを楽しみたい人におすすめです。
【女性向けモデル】
VITA COMP CARBON 17万円
VITA ELITE 7.5万円
VITA SPORT DISC 7.6万円
VITA 5.5万円
キャノンデール/Cannondale
アルミ製のロードバイク「CADDシリーズ」が非常に有名なアメリカのメーカーです。クロスバイクもアルミ製なので「CADDシリーズ」の技術が投入されているはずです。気持ちよくスピーディーに走れるマシンに仕上がっている事でしょう。
女性向けは「QUICK WOMEN’Sシリーズ」の2モデルが用意されています。デザイン的にはかわいいというより、シャープで機械的な感じがするので、軽快に速く走りたい人に向いています。また、このメーカーも取り扱いはスポーツバイク専門店が多いですね。
【女性向けモデル】
QUICK WOMEN’S 4 7.7万円
QUICK WOMEN’S 6 5.9万円
トレック/TREK
スポーツバイクをからゆる角度から科学的に分析し、常に他より一歩先をいく技術を投入するアメリカのメーカーです。女性向けのクロスバイク「FXシリーズ」は3モデルをリリースしており、BluetoothやANT+のセンサーをフレームに内蔵するシステムで、対応するサイクルコンピューターとの連携が簡単にできます。
その他にも、フレーム一体のブレーキシステムや乗り降りしやすいスタッガードフレームなど、他にはない機能が付いています。デザインやカラーリングはシンプルですが飽きずに長く乗れそうです。ちょっと高級なクロスバイクが欲しければこのメーカーを選ぶといいかもしれません。
【女性向けモデル】
FX S 4 Women’s 11.5万円
FX 3 Women’s 7.9万円
FX 2 Women’s 5.9万円
リブ/LIV [ジャイアント/GIANT]
ジャイアントはコストパフォーマンスが非常に高く、親しみやすい自転車チェーン店でも多くの取り扱いがある台湾のメーカーです。そのジャイアントが女性専用のブランドとして立ち上げたのがLIVです。
台湾製とはいえ、高級メーカーの下請け製造もおこなっており技術は確かで、世界トッププロにも機材を供給しています。ジャイアントは価格が安く、数多くのサイトで評価が高い「エスケープR3」なども製造しています。
LIVからも数多くの女性向けクロスバイクがリリースされており、特にこだわりが無ければLIVを選択すれば間違いないでしょう。よりスポーツタイプの「THRIVEシリーズ」、定番の「ESCAPE R3 W」、街乗り用に特化しタイヤが小さい「ALIGHT 24」があります。また。各モデルでカラーの選択肢が豊富です。
【女性向けモデル】
THRIVE 2 7.5万円
THRIVE 3 5.7万円
ESCAPE R3 W 5万円
ALIGHT 24 3.3万円
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