プロロードレーサーや上級者の人は、ちょっとした動作やしぐさが洗練されていてカッコいいですよね。初心者と何が違うんでしょうか?そこで今回はカッコよくロードバイクを乗りこなす動作やテクニックを画像付きで紹介します。
まずは基本編です。カッコいい動作を身につけて脱初心者を目指しましょう。「別にカッコいい乗り方をしなくても問題ないんじゃ・・」とかは言わないように!(笑
【おすすめ関連記事】
カッコよく乗るテクニック レース編
カッコよく乗るテクニック アクロバット編
【目次】
さりげない移動で差をつける!
まずはロードバイク押して移動する単純な動作からです。多くの人は図のように両手でハンドルを握り移動するんじゃないでしょうか。しかし、ハンドルが低いと腰が曲がって猫背のような形になりますし、ペダルが足に当たるなどして歩きにくいです。
慣れている人は片手でサドルを軽く握って移動します。曲がるときはちょっとロードバイクを傾けるだけでOKです。左手が空くのでヘルメットを抱えたりもできますね。
他にも大荷物がある場合(画像左)はステムを握ってロードバイクを立てて移動します。ただ者じゃない雰囲気が漂いますね(笑
担ぐ時(画像中央)は右手でサドルを握って肩に抱えながら腕でトップチューブを支えます。左手はハンドルを軽く握るだけでいいでしょう。階段を降りる時(画像右)はハンドルレバーを両手で握り、バイクを立てるようにします。バイクが勝手に落ちて行かないようブレーキに指をかけておくといいですね。
跳ね馬のようなターン
ロードバイクを降りての移動時に180近い方向転換をする場合もあります。しかし、普通に旋回してしまうと回り切れずロードバイクが倒れてしまうことも・・。
そこでフェラーリのエンブレムよろしく、跳馬のようロードバイクを立たせてから後輪を軸に回転させる方法があります。気分はイタリアの伊達男です。
ロードバイクをひねるときは途中で左手と右手を持ち替えます。そして、行きたい方向に車体を向けたらゆっくり前輪を降ろします。特に狭い場所で使えるテクニックですね。
滑るような走りだし
走りだしはほとんどの人が下の画像のようにトップチューブにゆっくりまたいでから右のペダルにクリートをはめていると思います。
そして右足から漕いで走り出しますが、それでは普通です(笑 いや、いいんです。これでも・・。でもちょっと物足りない感じがします。
そこで!上級者のサドル押し移動の状態から一瞬でロードバイクに乗るテクニックを紹介します。やり方は、あらかじめ右クランクの角度を10時の方向に合わせておきます。次に左足で大きく一歩を踏み出します。
そして歩きながらハンドルをササッと握り、右足を大きく上げてババッと跨りましょう。
この時、飛び乗った勢いそのままに走りをスタートします。右足のクリートをはめ、続いて左足をのクリートをはめます。これで完了!この間わずか0.2秒です。(ウソです)
余裕に見える旋回
ロードバイクに乗っている時に180度方向転換する場合、できるだけ小さい円を描くように旋回したいですよね、しかしこれが結構難しいです。慣れないとバランスが崩れて足を付きモタモタと旋回する事になります。
そこで、カッコよく小回りで旋回するコツですが、まずサドルからお尻を上げて中腰の状態になり、ペダルを左右水平の位置にします。この時曲がる方向の足を前に出すようにしましょう。減速しながら少しハンドルを切ります。この時、身体はあまり傾けません。
倒れない程度に減速しきったらハンドルをグイッと切ります。後は方向転換が終わりかけのタイミングでペダルを踏みこみ加速します。車体が安定した状態になれば完了です。
プロのような給水方法
ボトルを使っての給水は慣れている人と、そうでない人がハッキリわかる動作ですよね。初心者の人はペットボトルを飲むように普通に飲みます。しかし、そうするとアゴが上がるので前が見づらくなり前方不注意となるので危ないです。
慣れている人は前を向いたたままボトルを握ります。この時にボトルを逆手に持つのが重要なポイントです。そして、前方から目を離さないように飲み口を歯で引っ張り開けて給水します。飲み終わったら太ももで飲み口を抑えて閉めボトルゲージに戻します。
視線を浴びる信号停止
信号停止は多くの人が見ているロードバイク乗りにとっての見せ場です(自意識過剰)ゼェゼェ息を乱してお尻をサドルに乗せたまま、腕を伸ばし肩に力が入っているようでは、いきり立った感じがして初心者っぽいかもしれません。
そこで全身リラックスしゆったり構える感じでトップチューブに座ってみましょう。あら不思議、すごく速いプロレーサーのようになりました(笑 ちなみにトップチューブには全部の体重をかけないようにし、足でも体重を支えましょう。最後に余裕のニッコリ笑顔を忘れずに!
難易度高い降り方
ロードバイクのカッコいい降り方はやや難易度が高いです。無理してまでしなくていいでしょう。まずは惰性で減速しながら左クリートを外します。次にサドルから降りて左足で着地すると同時に右足のクリートを外します。
サドルに当たらないよう右足を大きく上げてバイクを降ります。その瞬間にロードバイクを前に投げる感じで軽く押しながら、両手をハンドルから離します。
両足が着地するタイミングで右手でサドルをがっちり捕まえます。ここがこの降り方の最大の見せ場です(笑 後はそのままスムーズに歩きはじめて完了です。
アイウェアの扱いでモテモテに
最後にアイウェア(サングラス)を外した時の置き場所です。これは休憩中などにも使えます。スタンダードなのはアイウェアを上下さかさまにしてヘルメット前方に差し込むスタイルですね。(画像左)
もしヘルメット前方にアイウェアを差す通気穴がない場合などは頭の後ろにかけるやり方もあります。(画像中央)その他、ちょっと変わった所ではジャージの後襟に差しておくやり方もあります。(画像右)自分の気に入ったスタイルでやってみてください。
【おすすめ関連記事】
カッコよく乗るテクニック レース編
カッコよく乗るテクニック アクロバット編