弱虫ペダルなどの漫画を見てロードバイクに乗ってみたいという小学生、中学生は多いんじゃないでしょうか?最近はそういったロードバイクブームの流れで、通常よりワンサイズ小さいロードバイクやマウンテンバイクを製作するメーカーが増えてきました。
そこで今回は、まだまだ数は少ないですが、子供でも乗れるロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクを製作しているメーカーをまとめます。ただ大きさが違うだけで、性能は本物です。日本でももっとスポーツバイクが普及して、未来のプロロードレーサーがどんどんでてくればいいなぁと思います。
ピナレロ/PINARELLO
フェラーリのような高級感をもつイタリアのメーカーです。また、現在世界最高の選手であるクリス・フルームが所属するチームスカイへの機材を行っているメーカーでもあります。弱虫ペダルでは鳴子くんが乗ってますね(笑 購入するには、ピナレロの取り扱いがあるスポーツバイク専門店を探す必要があります。
子供用は、「SPEEDY」というロードバイクのみで定価(税抜)は11.9万円となっています。アルミ製フレームにシマノのコンポーネントが装備されており、フロント2段、リヤ8段の変速が可能です。カラーはブラックとホワイトの2色から選べます。
スコット/SCOTT
弱虫ペダルでは今泉くんが乗っているスイスのメーカーです。自転車用品の他にスキー用品でも有名です。もちろんプロチームに機材を提供している信頼あるメーカーです。このメーカーも普通の自転車店での取り扱いはないので、スポーツバイク専門店で購入する必要があります。
ロードバイクの「SPEEDSTER JR 24」の他に、フロントサスペンション搭載のマウンテンバイク「VOLTAGE JRシリーズ」、フロントサスペンションなしのマウンテンバイク「SCALE JRシリーズ」があります。
そして、ロードバイクの「SPEEDSTER JR 24」はホイールサイズが24インチのみですが、「VOLTAGE JRシリーズ」と「SCALE JRシリーズ」は20インチと24インチのサイズが用意されています。
ルイガノ/LOUIS GARNEAU
気軽に乗れる街乗り用スポーツバイクを販売するメーカーです。特にスポーツバイク専門店でなくても購入できるので、比較的敷居が低く親しみやすいメーカーですね。
子供用として取り扱っているのは主に20~24インチのクロスバイクとマウンテンバイクで、ロードバイクはありません。他メーカーのスポーツバイクに比べて、デザイン性が高く、街乗りっぽい雰囲気があるので、普段使いや通学用としても活躍しそうです。また、各モデル、カラーも多く取り揃っているので選択肢は広いですね。
スペシャライズド/Specialized
数多くの世界トッププロチームに機材を供給しているアメリカの一流メーカーです。スポーツバイク専門でしか取り扱いがありません。
子供用はロードバイクはもちろんの事、マウンテンバイク、そしてファットバイクまで取り扱っています。今流行りのタイヤが極太なファットバイクまで取り扱っているのはすごいですね。
定価はロードバイクの「Allez Jr.」が9万円、マウンテンバイク「Riprock」が5.2万円、ファットバイク「FATBOY」が9.9万円です。そして、マウンテンバイクとファットバイクには24インチ以外にも20インチサイズがあります。
メリダ/MERIDA
世界で最も有名なロードレース「ツール・ド・フランス」でも走るトップメーカーです。一流メーカーでありながら、自転車チェーン店などでも数多く取り扱いがあるのが特徴です。気軽に試乗などができますね。
子供用は、サスペンションフォーク&油圧ディスクブレーキ搭載の本格的マウンテンバイク「MATTS J TEAM」9万円を販売しているほか、廉価版のマウンテンバイク「MATTSシリーズ」4.7万円も製作しています。そして「MATTSシリーズ」には24インチ、20インチがあります。
アンカー/anchor
日本人の体形に合わせた設計が優しい、安心と信頼の日本メーカーです。自分も以前アンカーに乗っていましたが本当に乗りやすいロードバイクでした。やや地味なイメージがありますが、見た目より性能や乗り心地を重視するユーザーに人気があります。弱虫ペダルでは京都の石垣くんが乗ってました。イメージがピッタリですね(笑
子供用はロードバイクの「RJ1」のみですが、子供の体に負担をかけないよう最適なジオメトリーと剛性に調整してあるフレームは、乗り心地と加速感も両立しています。カラーバリエーションも豊富で、走りにこだわるキッズにおすすめです。また、ホイールサイズは24インチで、定価は9.5万円となっています。