サラリーマンをやっていると、朝起きて疲れが残っている時などは「今日は会社行きたくないなぁ」と思ってしまう事がある。飲み会の翌日などは特にそうだ。
しかし、自転車で通勤すると気分が良くなり、一日がスッキリ気分よく始められてしまう。とっても不思議だ。そんな事もあり、ちょっとゆるーい記事だが、自分の通勤風景を交えながら「自転車通勤は良いぞ!」って事をお伝えしたい。
自転車通勤は楽しい
自分の住んでいる地域は田舎すぎない田舎で、子供の遊び場所は夢タウンやジャスコといった感じのやや退屈な所である。その代わりに景色が綺麗で過ぎていく時間もゆっくりしている。
いつも大好きなロードバイクで通勤しているのだが、会社までのコースには川沿いや橋、サイクリングロードがあり自然に囲まれながらとても気持ちよく走れてしまう。
20代の頃に10年ほど働いていた都会では、満員電車や環境になじめず田舎に帰ってきた自分にとっては、この気持ちよい通勤時間はプライスレスだ。
たまには都会の若いOLさんの前をさっそうと走りながらの通勤にも憧れるが、田んぼ道で犬の散歩をしているお婆さんの前をカッコつけて走るも悪くないと思う。
家から会社までの距離は約10kmでちょうどいい感じだ。朝は体が温まっていない事もあり、川を旋回する鳥などを眺めながらまったりと走るが、帰りはちょっと遠回りのコースに変えて信号が少ない道を自分なりの高速域でしっかり走る。
休みの日には時間を見つけてロングライドに行ったり、3本ローラーに乗ったりしているが、平日もできるだけトレーニングしたいので帰路ではトレーニング感覚で走るのだ。
後、田舎といえど途中にはそれなりに信号もあるし車も通っているので、安全確認は怠らない。田舎はお年寄りがどっさりいるので、必然的にドライバーも高齢者が多い。そんなドライバーの無謀な運転をあらかじめ予想してロードバイクに乗っている。子持ちのお父さんは事故をするわけにはいかないのだ。
自転車通勤のすすめ
自転車通勤はガソリン代や電車賃がかからないし、運動不足も解消できるのでおすすめしたい。エコで地球にも優しいので、そういった団体から褒められるかもしれないし、褒められなくても地球温暖化を抑制するのに協力できるのはすばらしい事だと思う。
自転車通勤を始めるなら、ママチャリではなく、ロードバイク、クロスバイク、MTB(マウンテンバイク)といったスポーツ自転車が軽快に気持ちよく走れるのでおすすめだ。
MTBはやや重いが頑丈で悪路に強くパンクが少ないので、山方面の会社に通う人に向いている。ただ、漕ぎだしはやや重く軽快感は薄い。
その点、通勤に一番向いているのはクロスバイクかもしれない。軽快感バッチリでロードバイクよりやや太めのタイヤなのでパンクもそんなに心配しなくてよい。価格も4万円~と無理のない設定になっている。
ただ、片道20km以上あたりになるとロードバイクがおすすめだ。パンクの心配はあるが一番早い。ただ、悪路に弱いのでちゃんとした舗装路のみの通勤コースに限定されてしまう。また、休日も趣味で遠乗りを楽しみたいならロードバイクがいいだろう。
ごちゃごちゃ書いてしまったが、どれも長所と欠点があるので通勤距離と道の状況、後は見た目で気に入った自転車を選べばいいと思う。もし「ちょっと自転車通勤したくなったぞ」という人がいれば、近くの自転車店でクロスバイク、ロードバイク、MTBなどに試乗してみてほしい。会社に行くのが楽しくなるかも・・。