前々からこのサイトで紹介したかった熊本県の素敵なロングライドコースにについて書こうと思う。以前に「山々に囲まれた人吉の絶景コース」を紹介したが、今回はその第2弾といった感じだろう。
今日は天気も良かったの最高の気分で走れた。「海っていいな~」と再確認。カワイイ感じの女性ローディーとお知り合いになれた珍事についても書く。
熊本では定番のサイクルコース
「宇土半島一周」は熊本で定番のサイクリングコースだ。ちょっと車の交通量が多いが、片方にきれいな海、もう片方には山を見ながら風を受けて気持ちよく走れる。
熊本市内や自分のように八代市からなら宇土半島まで自走で行けるが、遠くから走りに来る人は「道の駅 不知火」まで車で行ってスタートすればいいだろう。
「道の駅 不知火」は駐車場が広いし、温泉やレストラン、物産館もあるので、ロングライドが終わった後に温泉でサッパリして、美味しいご飯を食べて彼氏彼女や奥さん旦那さんにお土産でも買って帰れば家庭円満間違いなしだ。
後、どうでもいいが自分は南国っぽい木が気に入っている。今日はまだ肌寒かったが画像だけ見ると常夏のように感じられるので素敵だ。
そこから海岸沿いの道を西に進むと漁港があったり飲食店が立ち並ぶきれいな舗装路が延々と続く。ギザギザの海岸線なので凸っと突き出た部分は高台、凹と引っ込んだ部分は低地で、軽いアップダウンが続くのはご愛敬。そこからさらにずーと道になりに行くと西の端に三角西港が見えてくる。
三角西港でちょっと休憩
三角西港は石積みの埠頭や水路、そして明治の面影を残す建築物があり、平成27年に「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界文化遺産登録が決定した由緒ある場所だ。
休憩できる軽食屋もあり何気にいつも人がウロチョロしている。さすが世界文化遺産といった所だろう。自分もいつもここで小休憩をする事にしている。今日も休憩した。
休憩が終わり出発する時に前方の一組のカップルが目に入った。女が男の腕をギュっと組んで二人で軽いスキップをしていた。こんなに幸せそうな人を見たのは数年ぶりだ!「おそらくこの時間に寄り添ってスキップしているカップルは世界で3組ほどだろう」などと考えながらニヤニヤして横を通り過ぎた。もしかしたらそのカップルに「今こんなにニヤニヤして自転車の乗っている人は世界で3人ほどじゃないか」などと思われたかもしれない・・。ニヤニヤしなければよかった・・。
道の駅 宇都マリーナ
この宇土半島コースのゴールとしてふさわしいのは「道の駅 宇土マリーナ」だろう。道の駅からスタートして道の駅で終わる。田舎の熊本らしい感じが出てて好きだ。ここにも多くの飲食店があり、広い芝生の敷地にご飯を食べれるテーブルなどが用意してあり心休まるスポットだ。
この宇土マリーナからさらに先に進めばそのまま宇土半島をぐるっと回ることになり、熊本市内に住んでいる人はそのまま帰れる。しかし、「道の駅 不知火」からスタートした人はここからUターンして同じ道を帰るのだ。そして、このコースの最後の休憩所として多くの自転車乗りが利用しているので、専用の自転車置き場にはたくさんのカッコイイ自転車が!
今日は外のテーブルの椅子に座り日なたぼっこしていると、カワイイ感じの女性自転車乗りに軽く話しかけてもらったので、同じテーブルに座ってしばらく雑談した。お互い1人で走っていたので話しやすかったのだろう。相手は気さくな感じでいろいろと自転車の話ができて楽しかった。自転車に乗っているとこんな事もあるのだ。
それ以外にも、知らないおじいちゃんが、震える手で自分のロードバイクを勝手に持ち上げようとするなどのトラブルがあったが大事には至らなかった。展示品だと思ったらしい。
そんなこんなで今日は楽しいロングライドだった。走行距離は約130km。しばらく走ってなかったのでちょっと体力が落ちていた・・。年齢のせいかも(泣 何にせよ素敵なサイクリングコースなので、興味がある人は是非走ってみてほしいと思う。
まとめ
- 宇土半島一周は「道の駅 不知火」~「道の駅 宇土マリーナ」~「道の駅 不知火」がおすすめ。地元民は1周するもの良い。
- 三角西港は世界文化遺産登録。
- カッコイイロードバイクで一人旅をするとカワイイ女の子に話しかけてもらえる率 2%くらい。
- 手の震えた老人には気を付けろ!