世界で活躍するプロ自転車ロードレース選手の年収

世界で活躍するプロ自転車ロードレース選手の年収

ツール・ド・フランスなど世界的なロードレースを走るようなプロ選手は、いったいどれくらいの年収を稼いでいるのでしょうか?欧州では非常に人気がある自転車競技ですが、日本ではサッカーや野球にくらべてまだまだ知名度が低く情報が少ないです。

そこで、世界トップクラスのロードレーサーの年収を調べて、他のメジャースポーツと比較してみました。今後、プロを目指す人の参考になればと思います。

世界トッププロ選手の年収

自転車界の年収、給料がどれくらいか把握するのに、現在世界トップのオールラウンダー「クリス・フルーム/イギリス」の年棒を確認してみました。すると、およそ500万ユーロ(約6億5000万円)だとわかりました。

ただ、フルームが所属するチームスカイは、資金が豊富な世界最大のテレビネットワーク会社がスポンサーなので、他のチームに比べて好待遇となっています。そして、フルームは3度のツール・ド・フランス制覇と、ブエルタ・ア・エスパーニャを1度総合優勝するほどのスーパースターでもあります。

つまり、好待遇のチームに所属し、現役最高の圧倒的な実績を残しているので年間500万ユーロも年収があるんですね。日本円で6億5000万円が、現在の自転車競技界でチームからもらえる給料の上限でしょう。

後、フルームと同程度の金額を稼いでいるのが、ボーラ・ハンスグローエの「ペテル・サガン/スロバキア」で、少し下がって400万ユーロ(約5億2000万円)でバーレーン・メリダの「ヴィンチェンツォ・ニーバリ/イタリア」が続きます。

さらに、「マーク・カヴェンディッシュ/イギリス」や「ナイロ・キンタナ/コロンビア」、「フィリップ・ジルベール/ベルギー」、「マルセル・キッテル/ドイツ」といった選手は年間200万ユーロ(約2億6000万円)。「リッチー・ポート/オーストラリア」といったエース級の有名選手クラスだと100万ユーロ(約1億3000万円)もらえます。

この結果を見る限り、大きな大会で実績を残せるトップチームのエース級選手になれば、1億~6億円はもらえるということですね。比べてアシストとなると、ガクッと落ちて6~9万ユーロ(約780万~1170万円)が年収の目安になります。

その他、自転車選手には大きな大会で優勝すると賞金がもらえたり、個人スポンサーからの収入もあるので、チームからもらえる給料にプラスアルファがあります。レースの賞金は、エースが勝てばアシストも均等に分けて配分されるので大きいですね。

ちなみに最低年俸をUCI(国際自転車競技連合)が定めていて、ワールドチームが3万6300ユーロ(約470万円)、プロコンチネンタルチームは3万250ユーロ(約390万円)です。なので、プロのみで食べていける保証があるのは、プロコンネンタルチーム以上となります。狭き門ですね。(関連記事:ロードレースのカテゴリー一覧

クリス・フルーム選手の年収は500万ユーロ(約6億5000万円)

クリス・フルーム選手の年収は約6億5000万円

給料の資金はどこから集める?

各チームから選手に支払われる資金源は、マネージャーががんばってスポンサーから集めてきたお金で賄われます。自転車選手のジャージを見るといたる所に企業名がペタペタ貼ってあるのはその為です。

自転車業界はチームの名前がコロコロ変わったり、数年でチームが無くなったりといったことが頻繁に起こります。大手スポンサーが撤退したり、資金集めが少しでも上手くいかないと途端に経営が苦しくなります。

スポンサーを集める為に選手は常に実績を残し、企業名が入ったジャージの映像がテレビや新聞などに取り上げられるよう努めているのです。人間広告塔ですね。トップでゴールする瞬間は、ジャージのジッパーをしっかり閉めて、胸のスポンサーロゴが良く見えるようにするのも常識となっています。

話がそれましたが、年収を気にするどころかチーム存続のためにも頑張って実績を残す選手達は本当に大変です。

他のスポーツ競技と年収を比較

自転車選手と、サッカーや野球のトップ選手とを比較してみましょう。わかりやすいように個人スポンサー料は抜きにして、純粋なチーム年棒のみを比べます。

まず自転車の最高年収は、フルームの6億5000万円でした。対してサッカーの「クリスティアーノ・ロナウド」は、39億円です(笑 香川真司選手といった日本人選手も海外で活躍して、年間5~10億円はもらっています。

野球もドジャースの「クレイトン・カーショウ」という選手が約40億円もらってますし、バスケでもロケッツの「ジェームス・ハーデン」が約43億円の契約をしています。すごいですね。

まとめ

自転車競技は他のスポーツに比べて年収が低く、大きく儲かる競技ではありません。しかし、ロードレースには厳しい中にも集団で競い合って、様々な国を走る楽しさがあると思います。今後、日本でも素晴らしい自転車選手が出てくる事を願ってます。もし、世界で活躍する日本人選手が出てきたら、ガッツリ応援したいですね!

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