アマチュアからプロチームまで!ロードレースのカテゴリー一覧

アマチュアからプロチームまで!ロードレースのカテゴリー一覧

サイクルロードレースは、いくつかのカテゴリー分けがされており、チームや選手の実力によって出場できるレースが決められています。そこで、各カテゴリーについて出場できるレースなどの情報をまとめました。また、アマチュアレースに参加したい人に、アマチュアのクラスも詳しく紹介します。初めてアマチュアレースに参加する人は、参考になると思いますよ。

大まかなカテゴリー分け

ロードレースのカテゴリーは大まかに分けると下の図のようになります。では、それぞれのカテゴリーを詳しく紹介します。

カテゴリーレベル
UCIワールドチーム世界トップクラスのカテゴリー 
UCIプロコンチネンタルチーム各大陸ごとのレースに出場できるカテゴリー
UCIコンチネンタルチーム各国クラスのレースを中心に出場できるカテゴリー
アマチュアカテゴリーC1~C6アマチュアレベル 初心者から上級者まで6つのクラスに分かれている

UCIワールドチーム

世界中からトップ選手を集めたチームで構成されたカテゴリーです。2017年は18チームがこのカテゴリーに所属しています。世界を舞台にツール・ド・フランスなどのグランツールを含めた主要な大会を転戦し、毎年27戦前後のロードレースに参加するツアー形式となっています。

スピードで言えば、200kmの距離を時速40~55km/hで走るのは当たり前。スプリントでは70km/h以上、下り坂では100km/h以上出ることも・・。実力のある選手でも、運が悪ければ即リタイヤに追い込まれるほど厳しいレベルです。

1チームに25~30名が所属していて、開催されるロードレースのタイプに合わせて選手が選抜されます。ツール・ド・フランスは1チーム9名しか選べませんので、選ばれるだけでも大変名誉がある事ですね。ちなみに新城幸也選手は7回もツールに出場して全て完走しています。本当にすごい事だと思います。

また、このカテゴリーに所属するチームは、選手の実力、チームとしての成績、予算などあらゆる条件を満たさなければならず、この条件に見合わないチームは下のカテゴリーに降格となります。とにかくその年の最強のチーム同士が集まって戦う最強のカテゴリーですね。サッカーで言えばチャンピオンズリーグ、野球はメジャーリーグのポストシーズン、テニスはATPワールドツアーのようなイメージです。

UCIプロコンチネンタルチーム

UCI(国際自転車競技連合)が主催するUCI年間シリーズを戦う資格を持ったチームです。ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、アジア、アメリカの五大陸ごとに別れてツアー形式で戦います。しかも、このカテゴリーで上位に選抜されれば、上のカテゴリーレースにも参加できます。ツール・ド・フランスでも毎年2~3チーム程度このカテゴリーから選抜されています。

全体的にみるとUCIワールドチームにはかないませんが、中にはトップレベルに十分通用する選手がポツポツいますね。また、将来UCIワールドチームで活躍できるような若手が多いのも特徴です。日本発祥のチームとしては、ヴィーニファンティーニ・ニッポがこのカテゴリーに所属しています。昨年ジロ・デ・イタリアに参加したチームで今後に期待です。

UCIコンチネンタルチーム

各国の国内ツアーを主戦場とするカテゴリーです。日本にはJプロツアーがありますね。このカテゴリーでも上位に入れば、一つ上のカテゴリーで行われるUCI年間シリーズに参加が可能です。また、UCIコンチネンタルチームまではれっきとしたプロであり、多くの選手がロードレースで生計を立てています。

日本国内のUCIコンチネンタルチームには、Team UKYO、宇都宮ブリッツェン、マトリックスパワータグ、シマノレーシング、ブリジストンアンカーなど22チームが所属しており、2017年はTeam UKYOが上のカテゴリーであるUCI年間シリーズに参加しています。

まだまだ日本はロードレースで言えば発展途上国ですが、ここ最近はスポーツバイクの人気が上がっているので、今後Jプロツアーもレベルが上がっていくのではないでしょうか。いつか、日本のチームがUCIコンチネンタルチーム、そしてUCIワールドチームに参加すれば面白いと思います。

アマチュアクラス

ここから下はアマチュアクラスとなります。カテゴリー1(C1)からカテゴリー6(C6)まで、実力に合わせて6つのクラスがあります。また、巡航速度を書いていますがあくまで目安です。

カテゴリー1(C1)

アマチュアの最上級クラスです。アマチュアと言えど実業団の選手も参加するので、スピードはかなり出ます。平坦での巡航速度は、軽く45km/h以上・・。一生懸命トレーニングを積んでもなかなか到達できない領域ですね。

カテゴリー2(C2)

実業団に匹敵する選手がひしめき合うクラスです。集団で走る場合、平坦であれば巡航速度は40~45km/hくらいになります。このクラスも参加するには相当の努力が必要です。

カテゴリー3(C3)

トレーニングを本気で頑張ればある程度の人はたどり着けるクラスです。集団の平坦巡航速度は38~42km/hとなります。ただ、人気があるクラスなので参加者が多く、なかなかの激戦となっています。

カテゴリー4(C4)

初心者用のクラスです。集団の平坦巡航速度は33~38km/h程度となります。このクラスに参加する場合は、レースに慣れていない人がいるので落車には十分注意しましょう。初心者の人は、とにかくレースに慣れる事を考えて無理せず走るのがいいかもしれません。

カテゴリー5(C5)

大会によってはこれ以下のクラスはありません。集団の平坦巡航速度は30~35km/h程度になります。体力に自信があれば、トレーニング無しでも気軽に参加できるレベルですね。

カテゴリー6(C6)

初心者の子供や女性も参加できるレベルになりますが、あまりに遅いためこのクラスはほとんど開催されていません。巡航速度の目安は25~30km/hくらいになります。ちょっとトレーニングした人なら無双できますが、大人げないです(笑

集団でわかる実力差

集団の画像を見るだけでもそれぞれのカテゴリーの実力差はわかります。トップクラスは隙間がないほどびっしりと固まっていますが、下のクラスは集団に隙間があります。スピードの速さや持久力だけではなく、バイクコントロールもトップクラスは優れていることが分かりますね。

ツール・ド・フランスの密集した集団

ツール・ド・フランスの密集した集団

日本の実業団レース

日本の実業団レース

【関連記事】
プロ自転車ロードレース選手の年収
日本の有名自転車チームまとめ!

関連記事

  1. ロードレース観戦に行こう!日本の有名自転車チームまとめ!

    ロードレースが面白い

    ロードレース観戦に行こう!日本の有名自転車チームまとめ

    ここ数年でロードバイクやクロスバイクの愛好者が増えています。それに伴っ…

  2. 2017年ツール・ド・フランス中盤戦!第10~15ステージの結果と感想

    ロードレースが面白い

    2017年ツール・ド・フランス中盤戦!第10~15ステージの結果と感想

    2017年ツール・ド・フランス(以下ツール)も中盤戦が終わり、最後の休…

  3. 2017年ツール・ド・フランス終盤戦!第16~21ステージの結果と感想

    ロードレースが面白い

    2017年ツール・ド・フランス終盤戦!第16~21ステージの結果と感想

    2017年ツール・ド・フランスが終わってしまいましたね。ちょっと寂しい…

  4. 自転車競技の種目はどれだけあるのか?ピックアップしてまとめてみた

    ロードレースが面白い

    自転車競技の種目はどれだけあるのか?ピックアップしてまとめてみた

    スポーツ自転車の競技種目はいったいどれだけあるのでしょうか?海外では人…

  5. 2017年 ツール・ド・フランス前半戦!第1~9ステージの結果と感想

    ロードレースが面白い

    2017年 ツール・ド・フランス前半戦!第1~9ステージの結果と感想

    2017年のツール・ド・フランスはドイツからスタートとなり、現地も大変…

  6. ロードレースの面白さ

    ロードレースが面白い

    自転車ロードレース観戦は面白い|レース種類と展開

    自転車ロードレースの面白さを伝えたいと思い書き始めた記事の第2弾です。…

人気記事

  1. 2017 UCIワールドチームガイド!移籍情報・注目選手・使用マシン ⓵
  2. 室内でロードバイクに乗る!ローラー台で効率的にダイエットする方法
  3. 楽に速く走る!知っておきたいペダリングの基本 ペダリスタ | pedalista
  4. 乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ
  5. 簡単にできる!スポーツ自転車のリヤディレイラー調整方法!
  6. ローラー台やバイクスタンドの有名ブランド「ミノウラ」が人気の理由
  7. オリジナルの1台を!ロードバイクのフレームをカラーオーダーする
  8. スポーツ自転車用!おすすめテールライト[リヤライト] 10選!
  9. 簡単にイメージを変える!カッコいいロードバイクになる配色のコツ!

アーカイブ

  1. 目的別トレーニング方法!ヒルクライム・ロードレース・ロングライド

    速く走りたい!

    目的別トレーニング方法!ヒルクライム・ロードレース・ロングライド
  2. ツールを観戦中に渡辺航先生が「弱虫ペダルTシャツ」を着ていた

    アニメ・漫画・本

    ツールを観戦中に渡辺航先生が「弱虫ペダルTシャツ」を着ていた
  3. 新機能を搭載!シマノ 新デュラエース R9100/R9150

    おすすめパーツ

    新機能を搭載!シマノ 新デュラエース R9100/R9150の進化とは?
  4. 決め手はパワー!中上級者向けヒルクライムのトレーニングメニュー

    速く走りたい!

    決め手はパワー!中上級者向けヒルクライムのトレーニングメニュー
  5. 初心者でも購入しやすい一流自転車メーカー!ジャイアントとメリダ

    完成車情報

    初心者でも購入しやすい一流自転車メーカー!ジャイアントとメリダ
PAGE TOP