インプレ! キャニオン アルティメット SL 9.0 DI2 [CANYON ULTIMATE]

キャニオン アルティメットのインプレッション|ロードバイク

2016年4月に購入した「キャニオン/アルティメット SL 9.0 DI2(電動式)」価格34万円のインプレです。ホイールは2014フルクラム レーシングスピード35(チューブラー)に交換しています。

今まで所有したロードバイク「2012年BH/プリズマ(カーボンフフレーム|ティアグラ)15万円」と「2013年アンカー/RIS9(カーボンフレーム|アルテグラ機械式)50万円」を比較対象にしていきます。

その他、ロングライドをご一緒した方のロードバイクにもよく試乗させてもらっているので比較の参考にしたいと思います。

インプレッション

まず最初に乗った感想は「乗り心地が硬い!」です。「アルティメット SLX」が最高グレードですが、ワンランク下の「アルティメット SL」は若干柔らかいのでは?と思っていたのですが、予想に反してすっごく硬い!です。

以前乗っていたアンカーが柔らかめの設定をするフレームメーカーだったので余計にそう思ったのかもしれません。ただ、比較的安い価格設定でしっかりと硬く剛性が高いのはレース志向の方にとってはいいかもしれませんね。

フレーム重量は940g(M⋅塗装込)と軽量で、完成車重量も7.0kgと十分な軽さとなってます。軽すぎるフレームではないので、耐久性と強度もしっかりしている印象です。

剛性が高いのでしっかり力が伝わっているからか、これまで経験したロードバイクに比べてペダルはやや軽い感じです。ただ長距離乗っていると足がつったり疲れるのが若干早くなりました。とはいえ、他メーカーの最上級マシンに比べるとマイルドな仕上がりにはなっているので、ロングライドなどでのんびり走るけどレースでも使いたいという人にはちょうど良いいんじゃないでしょうか。

後は細かい部分で気が利いているのも気に入っています。チェーン落ちしてもフレームが傷つかないようチェーンステーに金属プレートが貼ってあります。また、標準のハンドルにはワイヤーを通す部分にくぼみがあるので、ハンドルバーを握ってもゴツゴツしません。

そして、キャニオンには電動コンポ専用フレームと機械式コンポ専用フレームがあり、電動専用にはシフトワイヤーを通す穴があらかじめありません。なので見た目がスマートでスッキリしてますね。このように所々にドイツ職人の細かい気配りを感じます。

キャニオン アルティメットでロングライド インプレ

コンポーネント

電動アルテグラが装備されていて非常に使いやすいです。もちろんブレーキやクランクも全てアルテグラDI2で統一されていて、手抜きはありません。またバッテリーはフレームの中に内蔵されているので見た目もスッキリしてます。充電は、ステム下に取り付けたジャンクションに電源コードを差すだけです。

電動式は、パソコンのクリック程度で素早く滑らかに変速するので気持ちいいです。特にフロントの変速が格段に楽になりました。

スペック

キャニオンは価格に比べてスペックが非常に高いですね!おそらく全フレームメーカーの中でコスパに関しては飛びぬけていると思います。ホイールもマヴィックのキシリウム エリートが標準装備なので特に交換する必要もありません。また、トルクを計測できる簡単な工具が付いてたり、アクセサリーも充実しています。

スペック詳細

価格: ¥343,000
フレーム: CANYON ULTIMATE CF SL R22
フォーク: CANYON ONE ONE FOUR SLX F17
ヘッドセット: ACROS AI-70 FIBER
リアディレーラー: SHIMANO ULTEGRA DI2 RD-6870-SS
ディレーラーハンガー: DERAILLEUR HANGER NO.25
フロントディレーラー: SHIMANO ULTEGRA DI2 FD-6870-F
シフト一体型ブレーキレバー: SHIMANO ULTEGRA DI2 ST-6870
ブレーキ: SHIMANO ULTEGRA BR-6800
スプロケット: SHIMANO ULTEGRA CS-6800 11-28T
ホイールセット: MAVIC KSYRIUM ELITE CL
タイヤ: MAVIC YKSION PRO CL 700-25C
クランク: SHIMANO ULTEGRA FC-6800
チェーンリング: 52-36T
ボトムブラケット: SHIMANO PRESSFIT
ステム: CANYON V13 AL
ハンドル: CANYON H17 ERGO AL
バーテープ: CANYON ERGOSPEED GEL
サドル FIZIK: ANTARES R5 SPECIAL EDITION
シートポスト: CANYON S13 VCLS CF

フレームサイズ: XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL
カラー: STEALTH – RED | JET SILVER – CYAN
平均重量: 7,0 KG

付属品

工具: CANYON TORQUE WRENCH
フレーム保護: CANYON PROTECTION FILM
充電アダプター: SHIMANO DI2 SM-BCR2
取扱説明書: CANYON MANUAL ROAD BIKE
アクセサリー: CANYON ACCESSORIES ROAD BIKE I-LOCK

CANYON/キャニオン公式サイトはこちら

サイズ ジオメトリー

ジオメトリーは背が高く手足が長い欧米人寄りに作られています。自分は身長175cm、体重68kgでSサイズを購入しましたが、以前のロードバイクに比べてシートポストは短くなってしまいました。同じ身長でも、ドイツ人とは手足の長さが違うという事でしょうね・・。

シートポストにメモリが書いてあったのですが標準数値の0が3cmくらい埋まっています。ただ、ちゃんと調整すればしっかりポジションは出せるので安心してください(笑)。

また、キャニオンのサイトには適正なサイズを自動で診断してくれる機能があります。欲しいモデルのページから「サイズ/発送予定」をクリックして「フレーム診断はこちら」から診断ページへ行けます。自分の体のデータを入力するだけで、適正サイズを教えてくれます。

CANYON ULTIMATE CF SL 9.0 DI2 [キャニオン アルティメット]のサイズとジオメトリー

マイナス点

キャニオンにはマナイス点もあります。それは、サイトからドイツへ直接注文しなければ買えないことです。相手はヨーロッパ人なので、日本人に比べて結構適当な感じがあり、トラブルにつながる可能性もあります。ちなみに自分は何も問題なく、納期も遅れずに届きました。

また、コラム径が1-1/4と特殊なサイズなので選べるステムの範囲が狭いです。ジャイアント、シマノ、リッチーの一部のステムが1-1/4サイズとなっています。

後は、店舗で購入しないので基本的にメンテナンスや修理を自分で出来る人しか購入は難しいですね。メンテナンスを自分でできない人は、ネット購入の自転車でも整備してくれる自転車店を探す必要があり、その場合は修理代金が高くなることがあります。

まとめ

個人的に、自分で整備できる人にはキャニオンをおすすめしたいです。ハイスペックなロードバイクを低価格で購入できますよ。

  • フレームは硬くそこそこ軽いけど強度はあるようです。細かい部分も気が利いています。
  • ロングライドでも本格的レースでも使えるちょうどよい性能。
  • 価格に比べてかなりハイスペック。
  • 直販システムでしか購入できない事と、コラム径が特殊で適合するステムが少ない事が欠点。

軽装で出来るパンク対策を考える!ロードバイクのパンク対策|軽量装備でトラブル対応前のページ

面白いおすすめ自転車コミック漫画①|ロードバイク次のページもう読んだ?ロードバイクの自転車漫画 14作品 ① ペダリスタ

関連記事

  1. 知ってる?日本でマイナーなロードバイクのフレームメーカー21選

    完成車情報

    知ってる?日本でマイナーなロードバイクのフレームメーカー21選

    日本には世界各国から様々なロードバイクメーカーが入ってきています。しか…

  2. オリジナルの1台を!ロードバイクのフレームをカラーオーダーする

    完成車情報

    オリジナルの1台を!ロードバイクのフレームをカラーオーダーする

    ロードバイクは見た目も楽しめるし、個性を出すにはフレームのカラーリング…

  3. 子供用ロードバイク・クロスバイク・MTBの販売メーカーまとめ

    完成車情報

    子供用ロードバイク・クロスバイク・MTBの販売メーカーまとめ

    弱虫ペダルなどの漫画を見てロードバイクに乗ってみたいという小学生、中学…

  4. 赤い彗星 シャア専用ロードバイクが発売開始!スピードは3倍か?

    完成車情報

    赤い彗星 シャア専用ロードバイクが発売開始!スピードは3倍か?

    機動戦士ガンダムシリーズで「赤い彗星」の異名を持ち、主人公の最大のライ…

  5. 不要なロードバイクやクロスバイクを処分方法・高く売るコツ・注意点

    完成車情報

    不要なロードバイクやクロスバイクを処分方法・高く売るコツ・注意点

    ロードバイク・クロスバイクを買ったもののあんまり乗らなかった・・と、よ…

  6. なぜロードバイクの形は進化しない?UCIルールに秘められた裏事情

    完成車情報

    なぜロードバイクの形は進化しない?UCIルールに秘められた裏事情

    現在、ロードバイクのフレームを製作しているメーカーは、日本で知られてい…

人気記事

  1. どこまで走りが変わるのか? ロードバイクのホイール交換と選び方
  2. 乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ
  3. 見た目もこだわる!サイクルジャージのブランド一覧 35選 ②
  4. アイウェア選びに役立つ!ブランド一覧 32選 part.2
  5. ガーミンだけじゃない!高性能GPSサイコンメーカーが続々登場
  6. 低予算で決戦用ロードバイクを作ってみる!いくらで出来るか? ブログ
  7. アイウェア選びに役立つ!ブランド一覧 31選 part.3
  8. パンク修理の必須アイテム!スポーツバイク用おすすめ携帯空気入れ!
  9. 25Cサイズ限定!ロードバイクのおすすめクリンチャータイヤを比較

アーカイブ

  1. 注目選手まとめ1

    ロードレースが面白い

    ロードレース注目選手2016|オールラウンダーとクライマー
  2. ロードバイク・クロスバイクを格安で手に入れる! 中古購入の注意点

    完成車情報

    ロードバイク・クロスバイクを格安で手に入れる! 中古購入の注意点
  3. ツールを観戦中に渡辺航先生が「弱虫ペダルTシャツ」を着ていた

    アニメ・漫画・本

    ツールを観戦中に渡辺航先生が「弱虫ペダルTシャツ」を着ていた
  4. インプレ! キャニオン アルティメット SL 9.0 DI2 [CANYON ULTIMATE]

    完成車情報

    キャニオン アルティメットのインプレッション|ロードバイク
  5. アルミクリンチャーホイールからカーボンチューブラーに交換した感想

    ウェア・アクセサリー

    アルミクリンチャーホイールからカーボンチューブラーに交換した感想
PAGE TOP