オリジナルの1台を!ロードバイクのフレームをカラーオーダーする

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最終更新日: 2021.05.19

オリジナルの1台を!ロードバイクのフレームをカラーオーダーする

ロードバイクは見た目も楽しめるし、個性を出すにはフレームのカラーリングは重要ですよね。皆さんそれぞれこだわりがあると思います。

そこで今回は、ロードバイクのオーダー時にカラーリングを自分でカスタマイズできる「カラーオーダー」について書きます。カラーオーダーシステムを採用しているフレームメーカーもまとめているので、これから購入する人は参考になると思いますよ!

カラーオーダーとは?

カラーオーダーとは、フレームカラーやロゴカラーなどを数多くの選択肢から組み合わせて、オリジナルのデザインをオーダーできるシステムの事です。

メーカーによってはカラーだけではなく、つや無しなどの質感も選択できます。このシステムを利用すれば、思い通りに好きなデザインを作成できるので、ロードバイクにより愛着をもって乗れるでしょう。

ただ、注文を受けてから塗装して仕上げるまでは時間が必要です。注文から納品されるまで、メーカーによりますが大体1~3ヶ月くらいかかります。

ネットで簡単にシミュレーション

カラーオーダーをする際には、各メーカーのサイトから簡単にシュミレーションをする事ができます。操作方法がわかりやすく直感的に自分の好みのロードバイクを作成し、視覚で確認しながら作りこめるので便利ですよ。

ただし、パソコンやスマホのモニターは液晶や部屋の明るさによって色が微妙に変化します。実際に注文する時は、プロショップで塗装サンプルをちゃんと確認してからにしましょう。

カラーオーダーはメーカーのサイトで簡単にシミュレーション可能

メーカーによってはパーツもオーダー可能

フレームのカラーリング以外に、メーカーによっては取り付けるパーツのグレードやサイズをカスタマイズできます。例えばトレックのカラーオーダーシステム「プロジェクトワン」では、サドルのタイプからホイール、タイヤ、シートポスト、バーテープ、その他数多くのパーツを自分で選んでオーダーできます。

ロードバイクのカラーオーダーではパーツもカスタマイズ可能

徹底的にこだわるなら工房系メーカー

細かいジオメトリーなどを含めて、徹底的に自分用にこだわるなら工房系のフレームメーカーがおすすめです。使用するパイプの選択からジオメトリー、カラーリングまで徹底して自分用に作り込んだロードバイクは唯一無二の存在です。

工房系のメーカーは、細身のクロモリフレームが基本となりますが、中にはカーボンフレームも対応可能な工房系メーカーが存在します。今回、「カラーオーダー可能なメーカーまとめ」で紹介している鶴岡レーシングもそのひとつです。

工房系メーカーで製作されたロードバイク

カラーオーダー可能なメーカーまとめ

カラーオーダーが可能なフレームメーカーを7つ紹介します。公式サイトのリンクを貼っておきますので、気になったメーカーがあればチェックしてみてください。

アンカー/ANCHOR

アンカーは日本人の体形に合わせたフレームを製作している国産メーカーです。長年にわたって培ったテクノロジーで、ユーザーのレベルや目的に合わせたロードバイク、シクロクロス、MTBを幅広く展開しています。

アンカーの強みは国内生産のメリットを生かし、組み付けるパーツのサイズや仕様、カラーリングをユーザーの希望で変更できる点です。また、カラーの種類には、見る角度によって色が変化する「マジョーラカラー」なども用意されています。塗装をマイスターと呼ばれる熟練の職人が手で丁寧に行うのも魅力ですね。

アンカーの公式サイト

アンカー/ANCHORのカラーオーダーシステム画面

トレック/TREK

トレックは、常に革新的な技術を投入してくるアメリカの高級フレームメーカーです。独自のオーダーシステム「プロジェクトワン」は、カラーのみならずホイールやタイヤなどほとんどのパーツを自分好みにカスタマイズ可能です。

ここまで幅広く自分の好みを追求できるメーカーはそうそうありません。まさに無限大のイメージの中から自分だけのロードバイクを作成できます。

トレックの公式サイト

トレック/TREKのカラーオーダーシステム画面

ピナレロ/PINARELLO

高級感漂うイタリアの有名メーカーです。フレームには独自の技術が使用されており、左右非対称だったりシートステーがぐにゃぐにゃ波打っていたりと見た目にパンチ力があります。

ただ、カラーオーダーの「My Way」システムを利用できるのは、ハイエンドモデルである「DOGMAシリーズ」のみとなっています。残念ですがエントリーモデルには対応していません。

このシステムでは、フレームのメインカラーとサブカラーのほか、バーテープ、サドル、ステム&ハンドルのカラーも好みに選択できるのが特徴です。

ピナレロの公式サイト

ピナレロ/PINARELLOのカラーオーダーシステム画面

リドレー/RIDLEY

※2021年現在、サイトからのカラーオーダー不可となってます。

ベルギーに本社がある、スタイリッシュで人気の一流メーカーです。カラーオーダーシステム「RIDLEY CUSTOMIZER」は、リドレーがリリースしている数々のモデルで対応可能。

モデルによって違いますが、基本的にメインカラー、サブカラー、ロゴカラーの選択があります。その他に、テカテカしているグロス仕様か、つやがないマット仕様かの選択も可能です。

リドレーの公式サイト

リドレー/RIDLEYのカラーオーダーシステム画面

トンプソン/THOMPSON

※2021年現在、サイトからのカラーオーダー不可となってます。公式サイトも確認できません。

トンプソンは自転車大国ベルギーで1921年に創業されました。過酷な路面状況にも耐えられる高性能ロードバイクを世界に配信しています。製造工程の全てを自社で行っているので、カラーリングも仕上がりがキレイなのが特徴です。

オーダーカラーは、ファースト、セカンド、サードの3パートのカラーを指定可能で、組み合わせは1万パターン以上あります。また、筆記体でのネーム入れなどにも対応しています。

トンプソン/THOMPSONのカラーオーダーシステム画面

パナソニック/Panasonic

チタンやクロモリなどのクラシックなロードバイクを考えているなら、日本メーカーであるパナソニックがおすすめです。塗装の仕上がりが非常にキレイで耐久性が高いのが特徴です。フレームとロゴのカラーリング、デザイン、ボリッシュ仕上げの選択が可能。他にもサドルやアウターワイヤーも選択できます。

パナソニックの公式サイト

パナソニック/Panasonicのカラーオーダーシステム画面

鶴岡レーシング

日本では数少ないクロモリとカーボンのフレームに対応している工房系メーカーです。しかも、競輪で使用できるNJS認定を受けています。自社工場でフレームの製作から塗装までメッキ以外の工程を一貫して行うことで、優れたクオリティを実現しています。また、カーボンフレームも、オートクレーブの窯を所有しているので、海外の大手メーカーにも負けない品質を誇ります。

塗装はフレーム製作時だけでなく、後で再塗装も可能です。再塗装の際には芯出し修正をして新品時に近い性能を取り戻せるもの特徴です。カラーリングの種類は豊富で、蛍光色やパール、ラメ、グラデーションなどにも対応しています。

鶴岡レーシングの公式サイト

鶴岡レーシングのサイト画面

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