ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクでは必須アイテムであるサイクルグローブ。今回はそのサイクルグローブの必要性と選び方を簡単にまとめます。サイクルグローブ選びの参考にどうぞ!
【関連記事】
サイクルグローブのおすすめブランド
サイクルグローブは必要?
結論から言えば必要です。スポーツバイクで転倒した時には、まず手を付く事があるからです。アスファルトのゴリゴリした路面で手のひらをケガすると痛いですよ~。だから、ヘルメットと同じくらいサイクルグローブは重要なアイテムなのです。
また、手のひらのクッションで乗車時の手への振動を軽減したり、汗で手が滑るのも防止します。その他、日焼け止め対策や、防寒にも役立ちます。スポーツバイクに乗る際はぜひ身につけましょう!
手のサイズをはかる
サイクルグローブを選ぶ時にはサイズをしっかり合わせる事がポイントです。適正なサイズのサイクルグローブは、ハンドルをしっかり握れますし、フィット感も良くなります。
グローブのサイズは、上の図のように手のひら周りの長さが基準となります。また、同じSサイズでもパールイズミは18~19cm、カペミュールは21~23cmとメーカーやブランドによって長さとサイズは違ってきます。購入する時はちゃんとチェックしましょう。
後は、素材によっても締まり具合が微妙に違うので、できれば実際に試着してから購入した方がいいですね。自分は実店舗で軽く試着してからネットで買うようにしています。お店にはちょっと悪いんですけどね・・。(その代わりに小物はお店で買います)
指切りとフルフィンガー
サイクルグローブには指切りとフルフィンガーがあります。基本的に指切りは夏用、フルフィンガーは冬用です。また、一般的にフルフィンガーは布地が厚くて保温機能が高くなっています。価格は指切りの方が若干安く2000~4000円くらい、フルフィンガーは3000~5000円くらいの商品が多いです。
グリップとクッション性
ロードバイクやクロスバイクは、タイヤがママチャリより細くできているので振動が手に伝わりやすいです。慣れない人だと手がしびれる事もあります。そこで各メーカー、クッション性を考慮しゲルパッドを手のひらに配置したりといろいろ工夫しています。
ただ、クッション性を気にしすぎて厚い素材のグローブを選ぶと、ハンドルを掴みにくくなりグリップ力にも影響してきます。握りやすさを取るのか、クッション性を取るのかは考えどころですね。
ハンドルに体重をかけてまったり乗る人はクッション性が高いグローブ、きちんとした乗り方でハンドルに体重をかけずに速く走る人はクッション材薄めのグローブがおすすめです。
紫外線対策
女性の自転車乗りの中には日焼けを気にする人は多いですよね。指切りグローブの場合は指先が焼けてしまいます。なので、ちょっと暑くて蒸れますが夏でも薄~い素材のフルフィンガーを使っている人をたまに見かけます。
ただ、指先があるのとないのでは涼しさが全然違います。夏は日焼け止めクリームを塗って指切りグローブにしてもいいかもしれません。
まとめ
- サイクルグローブがヘルメットと同じくらい大事。
- サイズをきちんとはかって選ぶ。できれば試着をする。
- 夏は指切り、冬はフルフィンガーと使い分ける。
- 走り方を考えて素材やクッション材を見て選ぶ。
- 夏の紫外線対策に薄い素材のフルフィンガーグローブもある。
次回記事では「サイクルグローブのおすすめブランド」をまとめます。