乗り心地は最高!国産フレームメーカー「アンカー/anchor」の特徴

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最終更新日: 2017.11.8

乗り心地は最高!国産フレームメーカー「アンカー/anchor」の特徴

ロードバイク、MTB、シクロクロスを展開している人気ブランド「ブリジストン・アンカー」の特徴や性能、イメージ、リリースているモデルの違いを紹介します。

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アンカー/anchorのイメージ

アンカーは、高性能なタイヤを作り続ける「ブリジストン」が運営しているスポーツ自転車ブランドです。ブリジストンは、5万円前後の高性能ママチャリ「アルベルト」でも有名ですよね。

イタリアやアメリカの有名ブランドにあるようなパンチ力がある派手さはありませんが、日本人向けの作りと実直で真面目な感じが印象深いブランドです。カラーリングが少し地味なのでそういったイメージになっていますが、国内ブランドということで信頼でき、見た目より性能を重視する中級~上級者に人気があるようです。

同じく日本のコンポーネントメーカー「シマノ」も性能は抜群ですが、シンプルでちょっとやぼったい(笑)デザインなので、アンカーにシマノは相性がいいです。大人で落ち着いたデザインのマシンに仕上がります。

また、ツール・ド・フランスなどの世界トップレースにマシンを提供していないですが、自転車の本場ヨーロッパでも「クールなメーカー」として人気があり、日本ではレーシングチーム「ブリジストン・アンカー」をサポートし数々のタイトルを獲得しています。

その他、オーダー時に細かいポジション調整やカラーリング、パーツ交換が可能であり、かゆい所に手が届くサービスが充実しています。

特徴と性能

自分は以前アンカーのロードバイク「RIS9」に乗っていました。その時のインプレもちょいちょい含めながら、アンカーの特徴と性能をまとめます。

日本人向けのジオメトリー

何といっても他にはない特徴は、手足が短い日本人向けのジオメトリー(フレーム各部の寸法)です。ポジションは、ステムやハンドル、クランクなどで調整できますが、アンカーだとステムの長くなり、シートポストも長めに出るので見た目がカッコよくなるんです。

実際、アンカーに乗っていた時より、ドイツ製のキャニオンに乗っている現在は突き出しシートポスト長が短くなりました(泣) 後、キャニオンも何度もポジション調整していますが、アンカーが一番体にフィットしていた感覚がありました。フレームの硬さの違いも関係あると思いますが、あのフィット感は忘れられません。

また、フレームサイズに合わせて設計が違うフロントフォークが4種類あり、完璧な操作性を実現しています。どれをとっても日本人の体に適した作りになっているんですね。

独自のフィッティングシステム

アンカーを取り扱うプロショップでは、「アンカーフィッティングシステム」を採用する店舗があり、独自のフィッティングマシンと最先端のソフトを使い、理想のポジションを提案してくれます。

これによって、はじき出された結果をもとに、フレームサイズやポジション調整をやってもらえるので、ロードバイク初心者でも安心ですし、レース志向の人も力を最大限発揮できるマシンを手に入れられます。また、アンカー最高峰の「RMZ」は、さらに細かいポジション測定と、フレームの硬さを7段階から選んでオーダーすることができます。

パーツを選択可能

フィッティングシステムではじき出された理想のポジションに合わせて、完成車を購入時にステムやハンドル、クランクなどのパーツを選択できます。その他にも、ホイールのグレードアップやバーテープカラーなど細かいオーダーにも対応しています。

乗り心地が良いフレーム

アンカーのカーボンフレームは、ハイグレードモデルでもむやみに硬く作られていないと言われています。旧フラッグシップモデルの「RIS9」も全然硬くなく、乗り心地が非常に良かったです。

また、日本トップレベルのロードレースチーム「ブリジンストン・アンカー」からのフィードバックで、走りを数値化し、推進力最大化解析技術『PROFORMAT』を採用。柔らかいとはいえ、しっかりパワーを推進力に変換してくれます。

高耐久性

アンカーでは、他のメーカーよりも厳しい耐久力テストが行われています。スポーツ自転車には、ヨーロッパや日本国内で定められた安全基準がありますが、アンカーはそれ以上の独自基準を設けて、はるかに強度が高いテストを行っています。

軽量化のみを追求したペラペラのカーボンフレームを採用するメーカーもありますが、アンカーは耐久力と頑丈さも重視しているんですね。

自由なカラーリング

アンカーのデザインは少し地味なのは否めないですが、その代わりにデザインのパターンと、カラーリングを自分で選択できるシステムがあります。また、モデルによってはラメ入りなど珍しいカラーもあり種類も多いです。オリジナルネームをフレームに入れることもできるので、他のアンカーユーザーとまるかぶりする事はほぼないでしょう。

女性用ロードバイク

小柄な女性に合わせたジオメトリーの専用モデルが6タイプあります。それぞれレース向けや初心者向けなどで選べるのもうれしいですね。価格もピンキリです。

使い方で選ぶ機種

アンカーがリリースしているスポーツ自転車をモデル別に紹介します。

RMZ

最高峰の完全オーダーロードバイクフレームです。細かいフィッティング計測と、7段階の剛性を選択して注文できます。ハイレベルのロードレースに参加する人に向いてますね。

フレーム価格:48.5万円
完成車重量:7.1kg(490mm相当)ペダル付き

ロードバイクのフレームメーカー「アンカー/anchor」のRMZ

RMZ

RSシリーズ

フレームはRS9、RS8、RS6の3タイプあり、付属するコンポーネントの違いなどで9モデルの完成車があります。アンカーの中ではスピード重視の立ち位置で、サイクリングからロードレースまで幅広く使えるオールマイティな性能です。RS9とRS8はカーボン製ですが、RS6はアルミフレームとなっています。

【RS9】

コンポーネント:デュラエース
完成車価格:78万円
完成車重量:7.1kg(490mm)ペダル付き

【RS8 ELITE】

コンポーネント:アルテグラ
完成車価格:33万円
完成車重量:8.0kg(490mm)ペダル付き

【RS6 EQUIPE】

コンポーネント:105
完成車価格:18.5万円
完成車重量:8.7kg(490mm)ペダル付き

ロードバイクのフレームメーカー「アンカー/anchor」のRS9

RS9

RLシリーズ

RLシリーズは、「快適な走りで、長く遠くへ」をコンセプトに乗り心地重視のホビーライダー向けモデルとなっています。柔らかめの剛性と設計で疲れにくく、長距離を気持ちよく走りたい人向けです。フレームはRL9、RL8、RL6の3タイプで、コンポーネントの違いで9モデルの完成車があります。RL6のみアルミフレームです。

【RL9】

コンポーネント:デュラエース
完成車価格:62万円
完成車重量:7.1kg(490mm)ペダル付き

【RL8 EQUIPE

コンポーネント:105
完成車価格:26万円
完成車重量:8.0kg(490mm)ペダル付き

【RL6 EQUIPE】

コンポーネント:105
完成車価格:18万円
完成車重量:8.6kg(490mm)ペダル付き

ロードバイクのフレームメーカー「アンカー/anchor」のRL9

RL9

RFAシリーズ

初心者向けのアルミフレームバイクです。ただし、フロントフォークはカーボンなので路面の細かい振動を吸収してくれます。価格が標準価格で10.5万円となっているので、初めての1台におすすめです。このシリーズのモデルは現在「RFA3 EX」のみとなっています。

コンポーネント:ソラ
完成車価格:10.5万円
完成車重量:10.4kg(490mm)ペダル付き

ロードバイクのフレームメーカー「アンカー/anchor」のRFA3 EX

RFA3 EX

RNCシリーズ

細い形状のクロモリフレーム(鉄製)のロードバイクシリーズです。特殊なバルジ成形で軽量性と強度、振動吸収性を高めたRNC7と、形成を単略化したRNC3があります。RNC7はフロントフォークをカーボンにすることも可能です。

【RNC7 EQUIPE

コンポーネント:105
完成車価格:25万円
完成車重量:9.6kg(490mm)ペダル付き

【RNC3 EQUIPE】

コンポーネント:105
完成車価格:19.5万円
完成車重量:9.8kg(490mm)ペダル付き

ロードバイクのフレームメーカー「アンカー/anchor」のRNC7 EQUIPE

RNC7 EQUIPE

その他のスポーツ自転車

その他にMTBやシクロクロス、トラック競技用自転車、女性用ロードバイク、キッズ用ロードバイクなどのシリーズがあります。

トラック自転車のフレームメーカー「アンカー/anchor」のTR9 FRAME

トラック競技用自転車 TR9 FRAME

まとめ

アンカーは素直な設計で、悪く言えば面白みがない、良く言えば乗りやすく操作性抜群のスポーツ自転車ブランドです。価格に比べて耐久性が高くトータルバランスに優れているので安心して購入できますね。

個人的に、好きなフレームメーカーBEST3に入るので、次回ロードバイクを買い直すならアンカーも選択肢に入れると思います。ロードバイクに見た目の派手を求めない人にはぜひおすすめしたいです。

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