ロードバイクが登場する面白いおすすめ自転車コミック漫画を紹介する記事も3回目ですね。いつも読んでいただきありがとうございます。作品情報の項目ではでアニメ化などの情報も載せています。
今回はみんなが大好きなあの人気漫画を一番に取り上げたいと思います。紹介するのは「弱虫ペダル」「Odds -オッズ-」「のりりん」「東京自転車少女。」の4作品です。
【関連記事】
自転車漫画パート①
自転車漫画パート②
自転車漫画パート④
自転車漫画パート⑤
弱虫ペダル(渡辺航)
紹介不要だよ!という人も結構いると思います(笑)。2016年時点で発行部数1500万部を記録している大人気漫画コミックですね。ちまたの自転車屋さんでは「弱虫ペダルを見てロードバイクに興味を持ちました」という若者をたまに見かけます。
ストーリーは、オタクの主人公「小野田坂道(おのださかみち)」が、高校で自転車部に入りクライマーとして仲間と共に大活躍する内容です。ロードレース競技の複雑な駆け引きを単純化して描いているので、子供でもわかりやすく読めるのがいいですね。
坂道くんのハイケイデンス走法や巻島さんのピークスパイダー、田所さんの肉弾列車など必殺技なんかも多く登場し作品を面白くしています。個人的には「キャプテン翼」のロードレース版みたいなイメージですね。この作品を読んだ多くの子供がロードバイクと自転車ロードレースに興味を持ってくれたらいいなぁと思います。
風で加速する真波くん、筋肉野郎(笑)の泉田さん、最強の悪役である御堂筋くんなど、ライバル達も非常に個性的でキャラが立っていますよ。
おすすめ度:★★★★★
作品情報
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に2008年第12号から連載中。単行本は、2020年12月現在70巻まで刊行されており、発行部数は2020年7月時点で2500万部を超えている。
また2012年には舞台化され好評だった。2013年10月から2014年6月までテレビアニメ第1期が放送され、2014年10月から2015年3月まで第2期が放送された。
2015年8月28日には『劇場版 弱虫ペダル』(げきじょうばん よわむしペダル)のタイトルで劇場版アニメが公開された。渡辺航書き下ろしによるストーリーで、「熊本火の国やまなみレース」での総北高校と箱根学園とのライバル戦に京都伏見高校や呉南工業高校などの他校が絡み激戦を繰り広げる内容となっている。
さらにテレビドラマもBSスカパー!で2016年8月26日から同年10月7日まで放送された。気になった方はそちらもチェックしてみてください。
Odds -オッズ-(石渡治)
主人公の「辻堂麟太郎(つじどうりんたろう)」が困難を抱えながらも競輪を通して成長して行く大人向けの自転車コミック漫画です。
麟太郎は高校ロードレース界で活躍し、将来はプロロードレーサーを夢見ていたが、事故で母と妹を亡くし父親は植物状態になってしまいます。父親の医療費が毎月20万円かかる為、ロードレースの夢をあきらめてお金を稼げる競輪へ転身し少しづつ成長していく内容です。
ストーリーが結構重々しいですが、困難にめげずにしっかりと向き合っている主人公は応援したくなります。また、競輪の華やかな部分とシビアな部分も描かれているので面白いですよ!
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
2006年から『週刊ヤングサンデー』(小学館)に連載されたが2008年7月末で週刊ヤングサンデーは休刊となったため「競輪学校編完結」(第1部完)という形になった。
その後、双葉社の『漫画アクション』へ移籍して2009年4号から『Odds GP!』にタイトルを改めて連載を再開し2013年24号まで連載された。同誌2014年2号より『Odds VERSUS!』へタイトルを改めて2020年7月現在連載中です。コミックは21巻まで発売中。
のりりん(鬼頭莫宏)
変わった切り口でロードバイクを扱うまったり系コミック漫画です。主人公の「丸子一典(まりこかずのり)」は、車は大好きだがスポーツ自転車が大嫌い。だが、ある事件がキッカケで免停となりロードバイクに乗ることになります。
そこからロングライドやロードレースを通してスポーツ自転車に徐々にハマっていく様子を、フワフワ脱力した感じで見ていくストーリーですね。何でしょう、不思議な感覚の漫画です。
ロードバイクの乗り方なども簡単に触れているので、初心者の人も楽しく読めますし、自転車歴が長い人は「あるある」とうなずける内容も盛り込まれています。また、恋愛なども絡めた展開になるので、自転車好きじゃなくても面白く読めると思います。
おすすめ度:★★★★☆
作品情報
『イブニング』(講談社)にて、2009年から2015年まで連載。コミックは全11巻完結。
東京自転車少女。(わだぺん。)
ロードレースなどとは無縁の絵を見て楽しむ漫画コミックです(笑)。主人公の「島野いるか(しまのいるか)」は離島から上京し、加藤さん(かとう)と出会い自転車の世界を広げて、サイクリングなどをやっていくという内容です。
生粋の自転車漫画好きな自分としては、正直あまりピンとこない感じでしたね。展開がけっこう雑です(笑)。ただ、絵に覚えのあるマニアの人には好評らしく売れているようです。絵は確かにキレイですし、ロードバイクの描写もしっかりしていてカッコイイと思います。
おすすめ度:★★★☆☆
作品情報
月刊漫画雑誌『コミック アース・スター』にて創刊号から2016年2月まで連載。コミックは全11巻まででている。