ロードバイクが好き過ぎて始めたこのブログも前回で100記事目となった。なんとなく嬉しかったので今回は「天草の絶景コースでも紹介しようか」と張り切っていたのだが、嫁がインフルエンザにかかってしまいい、看病とチビ達の子守でロングライドに行けなくなってしまった・・。(残念 ><) しかも雨だし・・。(笑
しかし、親譲りの九州男児パワーですぐに立ち直り、いろいろ考えた結果「そういえばロードバイクに名前つけてなかったなぁ」と思いたち、名前を付けて見ることにした。
思えば脂ぎったジャガイモみたいだった高校生時代に乗っていたママチャリに、密かに「おっぱい号」という清々しいくらい痛々しい名前を付けていたものだ。懐かしい思い出だが、やはり名前があると格段に物への愛着が強まり「今日の調子はどうだい?」などと話しかけたくなるのではないだろうか。
ただ、自分はもう40歳になろうかといういい大人である。同年代の仕事ができるジェントルメンは会社の中間管理職、はたまた社長として立派にやっている世代だ。今のロードバイクに「おっぱい号」などと低俗な名前は絶対に付けられない!(握りこぶし)
そこで、カッコの良い名前を付けるべく、とりあえず思いつく名前を10個書きだしてみた。ちなみに自分の愛車は「CANYON ULTIMATE SL 9.0 Di2」で、真っ黒なカラーに赤のアクセントがイカしていると思う。
- ブラックサンダー号 – ブラックサンダー(お菓子)が好きだから。
- 黒王号 – ラオウの愛馬から。当時北斗の拳は面白かった。
- 仏恥義理号 – 「ブッチギリ」と読む。暴走族用語の中でもくだらなさはトップクラスだ。
- 安全号 – 無事故への願いが込められている。
- ペーター – 大好きなプロロード選手「ペーター・サガン」から。
- ビィト – 映画「ゴッドファーザー」にでてくる豪胆で愛されるキャラ名。
- アルティ – アルティメットだから。
- 速男(はやお) – 速そうな名前だから。乗り手は速くない。
- ペダリスタ号 – このブログの名前から。
- ティッツ号 – 和訳すると「おっぱい号」
この10個の名前から選ぶのはなかなか難しい。個人的にどれもいい名前だと思う。色々悩んだ末「ビィト」「ペダリスタ号」「ティッツ号」に絞った。そして最終的に選んだのはやはり「ティッツ号」だ。
高校生から大人になることで、自転車の名前も日本語から英語に変化したのだ。英語にすることでハレンチだった名前もオブラートに優しく包まれたように高級感がでたと思う。まさに紳士が乗る自転車にふさわしい名前になった。
結局は鮭が生まれた川に帰ってくるように自転車の名前も成長を遂げて戻って来たのだ。今後もこの名前を胸に秘めながら大事にロードバイクに乗ってあげようと思う。できれば60歳までは自転車に乗りたいなぁ・・。
今更だが、冷静になるといい大人が愛車に名前を付けてキャッキャやっている姿はちょっと残念な感じだが、そこそこ楽しいからいいのだ。この記事を読んで失笑している皆さんもぜひ愛車に名前を付けて可愛がってあげるといいだろう。さらに愛着がわくこと間違いなしだ!