ワイドリムとナローリム!ホイールリム幅とタイヤ幅の適切な範囲は?

メンテナンス・修理・調整

最終更新日: 2017.07.5

ワイドリムとナローリム!ホイールリム幅とタイヤ幅の適切な範囲は?

ロードバイクのタイヤ幅は、ちょっと前まで21~23Cが標準でした。しかし、最近では抵抗が少ないという理由で25Cタイヤが標準といった感じですね。また、それに合わせてホイールリム幅も広くなりワイド化しています。(関連記事:実際どっちがいいの?25Cと23Cのタイヤ

リム幅が変われば適合するタイヤ幅も変わるはずです。そこで今回は、リム幅とタイヤ幅の関係をまとめます。失敗しないホイール選び、タイヤ選びの参考にどうぞ!

【おすすめ関連記事】
10万円以下のおすすめホイール
ロードバイク タイヤの選び方!
ロードバイクのホイール交換と選び方

ワイドリムとナローリムに23Cタイヤを装備

まずは内幅19.5mmのワイドリムと、内幅13.5mmのナローリムにそれぞれ同じ太さの23Cタイヤを装着して違いを見てみます。

ロードバイクホイール ナローリムとワイドリムの違い

上のホイールのみの画像を見ると、ワイドリム幅とナローリム幅の違いはハッキリしていますね。これにそれぞれ23Cタイヤを装備するとこうなります。

ワイドリムとナローリムに23Cタイヤを装着した図

やはりワイドリムとナローリムでは実際のタイヤ幅は大きく変わってきます。ワイドリムは実測25.3mm、ナローリムは実測21.4mmとその差は約4mmもあります。

そして横に広がった分、ワイドリムの方がタイヤ高さも低くなります。ここまで違うとクッション性や転がり抵抗、グリップ力にも影響が出てきますね。

乗り心地の違い

それでは実際に乗り心地はどう違うのでしょうか?まず振動吸収性ですがナローリムに軍配が上がります。その他コーナーリングでのグリップ力、安定感などもナローリムの方がやや優れています。

一方、転がり抵抗が低く、より軽い感じで走れるのはワイドリムです。このように乗り心地に差があるいう事は、ホイールやタイヤを選ぶ際にはリム幅とタイヤの関係も少しは考えた方がいいですね。

サイドウォールの変形がカギ

リム幅の違いで振動吸収性、グリップ力、転がり抵抗などに違いが出たのはサイドウォールの変形によるものです。サイドウォールとはタイヤ側面の事で、ナローリム×23Cタイヤの組み合わせではサイドウォールの変形が大きく、振動吸収性と安定感が高まると考えられます。

ロードバイクのリム幅とタイヤ幅の関係 サイドウォールの変形について

一方、ワイドリム×23Cタイヤの場合は、サイドウォールの変形が小さくエネルギーロスが少ないので直進での走りは軽くなるのです。

適切な範囲 早見表

サイドウォールの変形には適正値があります。計算式 タイヤ幅(C)÷リム内幅(mm)の数値が1.4~2.4の範囲であればサイドウォールが適正に働き、タイヤが正しく機能します。

また、この計算式ではじき出された1.4~2.4の範囲内で、数値を低くする組み合わせを選べばより走りが軽くなり、数値の高い組み合わせを選べばより振動吸収性と安定感が増します。

一応簡単にザックリわかる「タイヤ幅とリム幅の適正早見表」をまとめておきます。参考にしてください。

【タイヤ幅とリム幅の適正早見表】

リム幅 リム幅
25C 13mm 15mm
25C 13mm 15mm 17mm
28C 15mm 17mm 19mm
30C 15mm 17mm 19mm
35C 17mm 19mm 21mm
40Cー  - 19mm 21mm 23mm

まとめ

  • ホイールリム幅とタイヤ幅の組み合わせを変えると乗り心地や転がり抵抗も変わる。
  • ホイールリム幅とタイヤ幅の適正計算式は タイヤ幅(C)÷リム内幅(mm)
  • 計算した数値が1.4~2.4の範囲であれば適正。

【おすすめ関連記事】
10万円以下のおすすめホイール
ロードバイク タイヤの選び方!
ロードバイクのホイール交換と選び方

できたらプロ級?ロードバイクの超高等アクロバットテクニックのコツできたらプロ級?ロードバイクの超高等アクロバットテクニックのコツ前のページ

2017 UCIワールドチームガイド!移籍情報・注目選手・使用マシン ①次のページ2017 UCIワールドチームガイド!移籍情報・注目選手・使用マシン ⓵

関連記事

  1. 軽装で出来るパンク対策を考える!

    メンテナンス・修理・調整

    ロードバイクのパンク対策|軽量装備でトラブル対応

    せっかくの楽しいサイクリングも、途中で誰かがパンクしたら台無しになって…

  2. 【画像】でわかりやすい!ロードバイクのチューブラータイヤ交換方法

    メンテナンス・修理・調整

    【画像】でわかりやすい!ロードバイクのチューブラータイヤ交換方法

    クリンチャーとは全く違った仕組みのチューブラータイヤ。クリンチャーに比…

  3. 【画像】でかんたん解説!ロードバイクのスプロケット交換方法

    メンテナンス・修理・調整

    【画像】でかんたん解説!ロードバイクのスプロケット交換方法

    ロードバイクのスプロケット(以後スプロケ)にはギア比のパターンがいくつ…

  4. ロードバイクのメンテナンス用具

    メンテナンス・修理・調整

    自転車の簡単メンテナンスと洗い方|ロードバイク・クロスバイク

    ロードバイクやクロスバイクは自転車にしては非常に高価なので、大事に長く…

  5. 自転車ホイールの振れ取り手順とやり方!おすすめ振れ取り台

    メンテナンス・修理・調整

    自転車ホイールの振れ取り手順とやり方!おすすめ振れ取り台

    どんな高額なホイールでも長年使っていれば、わずかに振れ(ゆがみ)がでて…

  6. ロードバイクの修理を自分でやる!必要なメンテナンス工具 一覧

    メンテナンス・修理・調整

    ロードバイクの修理を自分でやる!必要なメンテナンス工具 一覧

    ロードバイクやクロスバイクは定期的なパーツ交換やメンテナンスが必要な自…

人気記事

  1. オリジナルの1台を!ロードバイクのフレームをカラーオーダーする
  2. オシャレに着こなす!ロードバイクのサイクルウェア種類と選び方
  3. どれにする?ビンディングペダルの4大メーカー 特徴チェック
  4. ドロップハンドル・ステム・シートポストの人気メーカー10選
  5. 簡単にわかる!ボトルケージのおすすめブランド 6選・素材・選び方
  6. 誰でも簡単にすぐできる!ロードバイクで速く走れる呼吸法とは?
  7. アイウェア選びに役立つ!ブランド一覧 32選 - スポーツサングラス -
  8. ロードバイクで脚力アップ!固定式ローラー台のおすすめ 9選!
  9. デザインから注文まで!失敗しないオーダージャージ選びのコツとは?
  10. もう読んだ?ロードバイクの自転車漫画 14作品 ① ペダリスタ

アーカイブ

  1. ホイールハブ・プーリー・BBの3大メーカー別ベアリング構造の違い

    おすすめパーツ

    ホイールハブ・プーリー・BBのメーカー別ベアリング構造の違い
  2. クランクアーム長さと身長の適正表|ロードバイク

    メンテナンス・修理・調整

    クランクアーム長さと身長股下の適正表|ロードバイク
  3. 楕円リングの効果とは?メリットとデメリット・おすすめメーカー

    おすすめパーツ

    楕円リングの効果とは?メリットとデメリット・おすすめメーカー
  4. 自転車活用推進法で日本はどう変わるのか?サイクリストの心構え

    楽しい自転車日記

    自転車活用推進法で日本はどう変わるのか?サイクリストの心構え
  5. ママチャリとは全然ちがうぞ!スポーツ自転車の良さとは?ロードバイク・クロスバイク

    初心者入門

    スポーツ自転車とママチャリの違い!クロスバイクとロードバイク
PAGE TOP