どれにする?クリンチャータイヤのおすすめチューブ 6選!Pedalista

おすすめパーツ

最終更新日: 2024.01.12

クリンチャータイヤ用のおすすめチューブ6選|スポーツ自転車

クリンチャータイヤの中に入れるインナーチューブには、メーカーやモデルによって重量、耐久性、バルブ長、サイズに違いがあります。なので、サイクリングやロードレースなど、目的によって使うチューブも変わってきますよね。

そこで今回は「チューブの選び方」と「おすすめチューブ 6モデル」紹介します。チューブ選びの参考にしてください。

【おすすめ関連記事】
タイヤメーカー 特徴まとめ!

2024年版 おすすめチューブ

チューブの選び方

チューブを選ぶ時には、まず耐久性と重量が気になるのではないでしょうか。足回りが軽くなれば走りも楽になるのでチューブの重量は気になりますよね。重いチューブだと1本で120g程度で最も軽いチューブだと1本40gくらいになります。80gの差だと体感はできないかもしれませんが、長距離乗ると疲れ方に違いが出ます。基本的に重いチューブは低価格で耐久性が高いです。軽いチューブは高価で耐久性が若干低くなります。

素材をチェックする

チューブのゴム素材は大きく分けて3タイプあり、それぞれ耐久性や耐パンク性能、重量、乗り心地に特徴があるので選ぶ際に確認しましょう。

素材① ブチルチューブ

ママチャリなどにも使われている一般的なゴム素材です。安価で手に入れやすくゴムが厚いので耐久性が高いです。空気が抜けにくいのでメンテナンスが楽なのもいいですね。重量が少し重いですが扱いやすいので通勤通学やサイクリングにはおすすめです。

ブチルチューブの中には軽量化に特化した「R-Air」もあります。自転車用品メーカーのパナレーサーが開発した軽量ブチルチューブで、重量がラテックスチューブと同等です。サイクリングなどの日常使いもできますし、ロードレースにも使える便利な素材です。

素材② ラテックスチューブ

柔らかくて薄くて軽い高性能なゴム素材でロードバイクなどのスポーツ自転車に多く使われています。伸縮性が高いので乗り心地が良くパンクにも強いですが、価格が高めで空気が抜けやすく乗る前には毎回空気をチェックする必要があります。走りにこだわりたい人やロングライド、ロードレースにおすすめです。

素材③ ポリウレタンチューブ(TPU)

2010年代に登場した最も新しい素材がポリウレタンチューブです。素材の特性から重量が1本40gと最軽量で耐パンク性能も非常に高いのですが、価格がかなり高いです。ロードレースの決戦用に使うのがおすすめです。

ブチルラテックスポリウレタン
価格の目安700~1500円2000円前後4000円以上
重量の目安100g前後70g前後40g前後
耐久性高い普通非常に高い
メンテナンス

適応タイヤサイズをチェックする

適応するタイヤサイズを確認しましょう。例えば「20C~25C」と記載してあれば、20Cから25Cまでの太さのタイヤに使うことができます。また、25Cのタイヤであれば「20C~25C」のチューブより、「25C~28C」のチューブを選んだ方がゴムが厚くなるので重量は増しますが耐久性が高くなります。

バルブの規格と長さをチェックする

後はバルブの長さと規格を確認します。ディープホイールの場合はそれに合わせて長いバルブがいいでしょう。大体2~3cm出ていれば空気を入れられます。どうしてもバルブが短い場合は延長できるアイテムがあるので大丈夫です。

バルブの規格は英式、米式、仏式の3種類あり、ロードバイクやクロスバイクには仏式が使われるのが一般的です。

ディープホイールとチューブのバルブの長さ

 

おすすめチューブ

コンチネンタル/Race28

コンチネンタル/Race28 クリンチャータイヤのインナーチューブ

105gとやや重量がありますが、ドイツ製のコンチネンタルらしく耐パンク性能と耐久性は非常に高いです。パンクをせずに長ーく乗れるため、通勤通学などに最適です。

目安価格:700円~
サイズ:20-25C、25-32C
重量:105g、125g
バルブ長:42mm、60mm
ゴム素材:ブチル

シュワルベ/15SV

シュワルベ/15SV クリンチャータイヤのインナーチューブ

「18-28C」と幅広く使えるワンサイズのみのリリースとなります。このチューブがあれば、クロスバイクとロードバイクどちらも対応できるでしょう。性能的には標準で可もなく不可もなくといった所です。やや、バルブが弱く空気が抜けやすいとの評価もあります。

目安価格:700円~
サイズ:18-28C、
重量:105g
バルブ長:40mm、50mm、60mm
ゴム素材:ブチル

ビットリア/ウルトラライト

ウルトラライト クリンチャータイヤのインナーチューブ

イタリアの有名タイヤメーカー「ビットリア」がリリースしているチューブです。ブチルチューブの中では比較的軽量なモデルです。価格も安いので、特にこだわりがなければこのチューブがおすすめです。

目安価格:600円
サイズ:19-23C、25-28C
重量:95g、85g
バルブ長:36mm、42mm、51mm
ゴム素材:ブチル

ミシュラン/AIRCOMP Latex A1

ミシュラン/AIRCOMP Latex A1 クリンチャータイヤのインナーチューブ

今回紹介する唯一のラテックスチューブです。価格は若干高いですが軽量でパンクに強く、乗り心地がしなやかです。使い方としてはロードレースかロングライドに最適です。また、とにかく速く走りたい人にもおすすめですね。

目安価格:2,500円~
サイズ:22-23C
重量:79g、82g
バルブ長:40mm、60mm
ゴム素材:ラテックス

パナレーサー/チューブ

パナレーサー/チューブ クリンチャータイヤのインナーチューブ

日本ブランドのパナレーサーは高い品質で人気があります。重量が約80gと軽量で、ブチル素材の耐久性も備えています。サイズのラインナップが豊富なので目的に合わせて選べるのも特徴です。

目安価格:600円
サイズ:18-23C、23-26C、27-31C、31-34C
重量:80g~
バルブ長:34mm、48mm、60mm
ゴム素材:ブチル

パナレーサー/R-AIR

パナレーサー/R-AIR クリンチャータイヤのインナーチューブ

ブチルとラテックスの性能を併せ持った素材「R-Air」で作られているチューブです。サイズ18-23Cで65gとかなり軽量です。ロードバイクの23Cタイヤであれば、「18-23C」と「23-28C」の2サイズから選べます。軽量性重視なら「18-23C」、耐久性重視なら「23-28C」を選ぶといいでしょう。

目安価格:1200円
サイズ:18-23C、23-28C、31-35C
重量:65g、76g、112g
バルブ長:34mm、48mm、60mm
ゴム素材:R-Air

【おすすめ関連記事】
タイヤメーカー 特徴まとめ!

2024年版 おすすめチューブ

乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ前のページ

大容量で便利!ロードバイクのおすすめサドルバッグメーカー 7選!次のページ大容量で便利!ロードバイクのおすすめサドルバッグメーカー 7選!

関連記事

  1. シマノ 新型アルテグラR8000系と旧型6800系!重量と価格 比較一覧表

    おすすめパーツ

    シマノ 新型アルテグラR8000系と旧型6800系!重量と価格 比較一覧表

    2017年6月にシマノから最新コンポーネント、「アルテグラ R8000…

  2. ドロップハンドル・ステム・シートポストの人気メーカー10選

    おすすめパーツ

    ドロップハンドル・ステム・シートポストの人気メーカー10選

    ロードバイクのドロップハンドル、ステム、シートポストはシンプルな作りで…

  3. 自転車のホイール交換!シマノ・カンパ・フルクラムの違いを比較

    おすすめパーツ

    自転車のホイール交換!シマノ・カンパ・フルクラムの違いを比較

    ロードバイクはホイールを高性能なものに交換すれば走りが軽くなります。も…

  4. 乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ

    おすすめパーツ

    乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ

    チューブラータイヤはクリンチャーにない利点がありますが、ホイールの構造…

  5. PD-5800 105 と PD-6800 アルテグラを比較!ピンディングペダル

    おすすめパーツ

    「PD-5800 105」と「PD-6800アルテグラ」を比較! ビンディングペダル

    乗っていたロードバイクから異音が発生したのでビンデシングペダルをシマノ…

  6. 性能を比較!ロードバイクのおすすめチューブラータイヤ 7選!

    おすすめパーツ

    性能を比較!ロードバイクのおすすめチューブラータイヤ 7選!

    クリンチャーよりも乗り心地が良く、軽量なチューブラータイヤ。ホイールも…

人気記事

  1. 楽に速く走る!知っておきたいペダリングの基本 ペダリスタ | pedalista
  2. 自転車必須アイテム!サイクルボトルの種類とおすすめ商品を紹介!
  3. オシャレに着こなす!ロードバイクのサイクルウェア種類と選び方
  4. 簡単にわかる!ボトルケージのおすすめブランド 6選・素材・選び方
  5. 場所を取らない!クロスバイクやロードバイクの室内保管方法!
  6. ヘルメットのおすすめブランドメーカー 10選! | ロードバイク
  7. 自転車で落車を防ぐ|ロードバイク
  8. 軽快に自転車旅を楽しむ!荷物をコンパクトに積むバイクパッキング
  9. 使用目的で選ぶ!サイクルコンピュータのおすすめ情報
  10. ロードバイク・クロスバイクの盗難防止に!カギの選び方と種類

アーカイブ

  1. どれがおすすめ?スポーツバイクを自動車に積載する方法 4パターン

    初心者入門

    どれがおすすめ?スポーツバイクを自動車に積載する方法 5パターン
  2. 決め手はパワー!中上級者向けヒルクライムのトレーニングメニュー

    速く走りたい!

    決め手はパワー!中上級者向けヒルクライムのトレーニングメニュー
  3. 若者に負けん!アラフォー中年は経験を使って速くなる ロードバイク

    速く走りたい!

    若者に負けん!アラフォー中年は経験を使って速くなる ロードバイク
  4. 世界最高の自転車ロードレース!ツール・ド・フランスの面白さとは

    ロードレースが面白い

    世界最高の自転車ロードレース!ツール・ド・フランスの面白さとは
  5. 熊本の宇土半島一周コースを紹介!ロードバイクでロングライド日記!

    楽しい自転車日記

    熊本の宇土半島一周コースを紹介!ロードバイクでロングライド日記!
PAGE TOP