2017ツール・ド・フランス!総合優勝&各賞の有力選手と注目ポイント

2017ツール・ド・フランス!総合優勝&各賞の有力選手と注目ポイント

いよいよ2017年ツール・ド・フランスが7/1から始まりますね。各チーム豪華なメンバーを揃えてきているので本当に楽しみです。そこで今回は、出場チーム一覧と総合優勝、ポイント賞、山岳賞の有力候補を紹介します。選手の名前と特徴を覚えておくと観戦がより楽しくなりますね。

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出場チーム

出場チームは全22チームでそれぞれ9名の選手が走ります。総勢198名が走ることになりレース展開は未知数です。

UCIワールドチーム/18チーム

AG2R・ラモンディアル(フランス)
アスタナプロチーム(カザフスタン)
バーレーン・メリダ(バーレーン)
BMCレーシングチーム(米国)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
キャノンデール・ドラパックプロフェッショナルサイクリングチーム(米国)
FDJ(フランス)
ロット・スーダル(ベルギー)
モビスターチーム(スペイン)
オリカ・スコット(オースラトリア)
クイックステップフロアーズ(ベルギー)
チームディメンションデータ(南アフリカ)
チームカチューシャ・アルペシン(スイス)
チームロトNL・ユンボ(オランダ)
チームスカイ(英国)
チームサンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEアブダビ(アラブ首長国連邦)

UCIプロフェッショナルコンチネンタルチーム/4チーム

コフィディス、ソルーションクレディ(フランス)
ディレクトエネルジー(フランス)
フォルチュネオ・ビタルコンセプト(フランス)
ワンティ・グループゴベール(ベルギー)

総合優勝を狙う選手

総合優勝の有力候補を紹介します。昨年王者であり2017年も大本命のクリス・フルームを中心にレースが展開されると思いますが、若手も力をつけてきているので本当にわかりませんね。

クリス・フルーム/チームスカイ

昨年王者の現役最強と言われている選手です。今回も優勝候補ナンバー!。ヒルクライム能力はもちろん、TT(タイムトライアル)もかなり高い水準でこなすので隙が見当たりません。特徴としては他の選手にアタックで差を広げられても、落ち着いて淡々と同じペースで追い上げるマイペース走法ですかね。無表情で黙々と走り、余裕でライバルを捕らえる姿はマシーンのようです。

しかも、フルームをサポートするアシスト人も超強力!ミカル・クヴィアトコウスキー、ミケル・ランダ、ゲラント・トーマス、ヴァシル・キリエンカと他のチームにいけばエース級の選手がそろいます。山岳のキツイ場面で、他のチームはエースしか残っていないのに、チームスカイだけアシストが何人も残っている・・。そんな恐ろしい映像も今年も観れるのでしょうか。

クリス・フルーム/チームスカイ

ナイロ・キンタナ/モヴィスター

5月に開催されたジロ・デ・イタリアにも出場し、総合2位を獲得した選手です。小柄な典型的なクライマーで山岳での走りは間違いなく現役ナンバー1。山岳ではフルームさえも置き去りにする強力なパンチ力と持久力を備えています。ただ、TTが若干弱いのが難点。決して遅くは無いんですけど、他の優勝候補にTTで差をつけられてしまいます。

アシストはなかなか強力で、キンタナが不調であれば変わりにエースを張れる実力のアレハンドロ・バルベルデを筆頭に、ダニエル・モレーノ、カルロス・ベタンクール、ダニエレ・ベンナーティなどチームスカイにも引けをとりません。後、キンタナが優勝するには、ジロ・デ・イタリアの疲れがどこまで回復しているかがカギですね。

ナイロ・キンタナ/モヴィスター

リッチー・ポート/BMCレーシング

かつてチームスカイに在籍し、フルームの最強アシストとして活躍した選手です。当時、フルームをアシストしながらほぼ同じペースで走りきる姿を見て「フルームより速いんじゃね?」と噂になりました。そして、BMCに移籍してエースとなりましたが、移籍後は上位には食い込みますがグランツールの総合優勝はまだありません。

この選手も生粋のオールラウンダーで山岳もTTもハイレベルにこなしますが、どちらかと言えば山岳のほうが得意としている感じがします。今年こそ悲願の初優勝なるか!?注目です。

リッチー・ポート/BMCレーシング

その他の注目選手

その他にも総合優勝の可能性を持っている選手はたくさんいます。グランツールを何度も優勝しているけど、年齢からわずかに衰えを見せている「アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)」、昨年のツール・ド・フランスで総合2位を獲得した若手「ロメン・バルデ(AG2R)」、第2のニーバリとして高い実力を持ち期待がかかる「ファビオ・アル(アスタナ)」、フランス国民から絶大な人気を誇る「ティボ・ビノー(エフデジ)」などです。

どの選手が総合優勝してもまったく不思議ではないくらい実力伯仲、本当に面白いレースになりそうですね。

ポイント賞を争う有力スプリンター

ペーター・サガンを筆頭に今年も最高のスプリンターが揃いました。ジロ・デ・イタリアで脅威の走りを見せてたルーキー「フェルナンド・ガビリア(クイックステップ)」も観たかったですが、今回は参戦していませんね。

項目は、ポイント賞を争うスプリンターとなってますが、ポイント賞は98%「ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)」です(笑 ポイント賞を獲るにはスプリントだけではなく、逃げに乗ったり、ある程度山岳もこなす必要があります。そんな万能性ではサガンが圧倒的に抜けているかからです。なので、ここでは平坦コースでステージ優勝を狙えるスプリンターの紹介もします。

ペーター・サガン/ボーラ・ハンスグローエ

世界選手権で優勝し現在は敵がいない感じの最強スプリンターです。ただ、スプリント専門と言うよりも、逃げに乗れるし山岳もハイレベルでこなす何でもできちゃう選手です。ただ、山岳が飛びぬけてはいないので総合優勝はちょっと難しいでしょう。つまり超級や1級の厳しい山岳さえなければどんなコースでも優勝できる選手と言えますね。

その他の特徴として、もともとマウンテンバイクの選手だったので手放しウィリーもできちゃう非凡なバイクコントロールが挙げられます。その特徴を生かして、考えられないスピードで坂道を下っていく姿は圧巻です。

ペーター・サガン/ボーラ・ハンスグローエ

マーク・カヴェンディッシュ/ディメイションデータ

別名「マン島のミサイル」の異名をとる小柄で純粋なスプリンターです。ツール・ド・フランスを含む世界3大レースで挙げたステージ優勝は48!これは現役では飛びぬけています。ちなみにツール・ド・フランスだけのステージ優勝30回は歴史上2位の大記録です。史上1位はエディ・メルクスの34勝なので、この大会で4勝以上で記録更新となります。もちろんカヴェンディッシュもこの記録を狙っているでしょう。

マーク・カヴェンディッシュ/ディメイションデータ

アンドレ・グライペル/ロット・ソウダル

ドイツ出身の大柄なスプリンターです。大きな体格を生かしてパワーで他を圧倒します。34歳と若干年齢を重ねていますが、今年はどうでしょうか・・。これまで獲得したグランツールのステージ優勝は21回です。強みはスプリントをアシストできるレベルの高い選手が揃っていることですね。ゴール手前のトレインを組むチームワークにも注目です。

アンドレ・グライペル/ロット・ソウダル

マルセル・キッテル/クイックステップ・フロアーズ

身長188cm 87kgの大型パワー系スプリンターです。昨シーズンは体調不良で思うように結果が出せなかったですが、今年は完全復活したようです。グランツールでの勝利数は14回です。年齢も29歳と最もいい時期なので今回は期待が持てます。

マルセル・キッテル/クイックステップ・フロアーズ

山岳賞を目指す有力クライマー

山の頂上に設けられた山岳ポイントを多く獲得した選手に送られる山岳賞。意外とこの賞が一番読めないですね。どんなに強い選手でも、チームメートに総合優勝を狙う選手がいればアシストもこなさなければいけないからです。その点、ラファル・マイカはチームメートに総合を狙うような選手が見当たらず、自由に動けるので有利ですね。

ラファル・マイカ/ボーラ・ハンスグローエ

2014年のツール・ド・フランスですでに山岳賞を獲得している選手です。過去には厳しい山岳コースで有名なブエルタ・ア・エスパーニャで総合3位に入っているので、もしかしたらツール・ド・フランスでも山岳賞ではなく総合優勝を狙ってくるかもしれません。

もし総合を狙うとすれば、チームメートのペーター・サガンがアシストに付く事も・・。そうなればまったく予想できない事が起こりそうです。意外と総合優勝のダークホースになりえます。

ラファル・マイカ/ボーラ・ハンスグローエ

オマール・フライレ/ディメイションデータ

フライレが所属するディメイションデータも総合を狙う選手はいないので、山岳賞に集中できる環境が整っています。2016年のブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得した実績があり、今回のツール・ド・フランスでも可能性は十分です。

オマール・フライレ/ディメイションデータ

アレハンドロ・バルベルデ/モヴィスター

総合を狙うキンタナのアシストとも2台エースとも呼ばれる実力の持ち主です。厳しい傾斜でも強烈なアタックをかけられる脚を持っています。また、上りだけではなく平地でのスピードもなかなかです。クラシックレースでも活躍していますね。今回はキンタナのアシストが主な仕事となりますが、チャンスがあれば山岳賞を狙って欲しいです。

アレハンドロ・バルベルデ/モヴィスター

エステバン・チャベス/オリカ・スコット

まだ若干25歳の若手ながら、2016年のジロ・デ・イタリアで総合2位、ブエルタ・ア・エスパーニャで総合3位の成績を残している期待の新人です。164cmと小柄な体格で、ナイロ・キンタナばりの純粋なヒルクライマーであり、やはりTTを苦手としています。

いつだったかTTで後から出発したクリス・フルームにVサインをかまされながらサクっと追い越されたのは印象深かったです。今年は「総合優勝を狙うつもりはない。学ばせてもらう」といったコメントを残しており、山岳賞に標準をしぼってくる可能性がありますね。

エステバン・チャベス/オリカ・スコット

日本人選手

日本人では新城幸也選手(バーレーン・メリダ)が7度目の出場を決めました。ツール・ド・フランスは走れるだけでかなり名誉な事です。すごいですね!今年は思い切った逃げやステージ優勝を是非見てみたいです。期待してます!

新城幸也選手(バーレーン・メリダ)

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