2歳から5歳の小さい子供に、幼児用ランニングバイク【キックバイク】に乗せるとバランス感覚が養われます。小学校に上がる前に補助輪なしの自転車に乗れるようになるでしょう。そこで今回は、ランニングバイクを自分の子供に使わせてみた体験を書きます。
ロードバイクやクロスバイクとは直接関係ないですが(笑、早くから自転車に興味を持って、将来ロードレース選手を目指す子供が増えたらいいなぁと思いました。小さなお子さんがいる方に呼んで頂けたらと思います。
ランニングバイクとは?
ペダルやチェーン、クランクが付いていないシンプルな形の小さな自転車です。足で地面をキックして進みますが、両足が地面から離れた瞬間はバランスを取る必要があるので、自転車の乗り方が自然と身につきます。
ホイールのサイズは12インチと小さく、タイヤはスポンジみたいな素材でできています。タイヤの中身も空気ではなくて全てスポンジなので軽くてパンクの心配がありません。また、サドルの高さとハンドルの高さは調整できるようになっているので、2歳から5歳まで長く使えます。
メーカーによってはペダルとクランク、チェーンを取り付け可能なランニングバイクもあります。ブレーキは基本的に付いていないですが、子供は速いスピードを出せませんし、足で停止したほうが安全だという配慮からです。ただ、片手だけ簡単なブレーキを取り付けてあるランニングバイクもありますね。
息子が2歳から乗り始めた結果
自分の息子にも2歳の時にランニングバイクを買ってあげました。最初は乗らずにプラスドライバーで整備のまねごとばっかりしてました。自分がロードバイクを整備しているのを見ててんですかね(笑
それでも徐々に乗るようになり、3歳になる頃には近所のお友達とそこらへんをブイブイ言わせてたようです。ちなみに自分が買ってあげたランニングバイクには片手だけブレーキが付いていましたが、幼児は握力が弱く手が小さいので上手く使えませんでした。ランニングバイクにはブレーキはいらないと思いました。
そしてつい先日、5歳になった息子に18インチの自転車を買ってあげました。補助輪は購入時に取り外してもらいました。ランニングバイクでバランスを鍛えていたので「すぐ乗れるのでは?」と思ったからです。
公園で早速乗せてみると・・、やっぱりすぐ乗れました~(パチパチ 最初はフラついていましたが、1時間もすると旋回も楽々できるほどになりました。「自転車は何回も転んでがんばって練習する」みたいなイメージだったのでちょっと拍子抜けでした。小さい頃からランニングバイクに乗せておくと、自転車の練習が楽ですよ!
今、ランニングバイクは3歳の娘が乗り回して近所をブイブイ言わせてます。両足を上げて坂道を下るのが好きみたいです(笑
子供の自転車レース大会
ランニングバイクの有名メーカー「ストライダー」が、子供の自転車レースイベントを全国各地で行っています。一度、テレビでレースの様子を見ましたが、順位が上位の子は笑えるほど速かったです。
ガチで上位を狙っている親子もいて、2位になった子供が悔し泣きしていたのが印象に残っています。そんな子が将来ロードレースで活躍するのを見てみたいですね。
小さい子のクラスでは、途中で止まって泣いてしまう子やお母さんを探し回る子、ボーっとたってるだけの子などもいてほほえましかったです。
ストライダーとその他
ちょっと前までランニングバイクはストライダーだけだったと記憶していますが、最近は安くてお手軽なランニングバイクが多いですね。子供はすぐ大きくなるので、安いものでも十分です。
ただ、価格は高いですがストライダーは品質がよく、細かい所までしっかり作りこまれています。また、ストライダー主催のレースに出るならばストライダーのランニングバイクが必要です。
ストライダーをAmazonで購入する
その他のランニングバイクをAmazonで購入する
ヘルメット&プロテクター
幼児は転倒しやすいので、できればヘルメットとプロテクターもあったほうがいいですね。今は小さいけど本格的なヘルメットやプロテクターが数多く販売されています。もしレースに出るなら必須ですね!