憧れの最上級ロードバイク!32ブランドまとめ 北米・アジア編

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最終更新日: 2017.06.4

憧れの最上級ロードバイク!30ブランドまとめ 北米・アジア編

手が届かない高級ロードバイクを眺めてはニヤニヤしている私が「せめてブログに書いてやろう!」と始めた記事のパート3です。各ブランドのフラッグシップロードバイクをまとめます。今回はアメリカ、カナダ、台湾、日本のブランドを取り上げます。

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Cannondale [キャノンデール] ー アメリカ ー

SUPERSIX EVO CARBON(スーパーシックス エヴォ カーボン)

SUPERSIX EVO CARBON(スーパーシックス エヴォ カーボン) Cannondale [キャノンデール] ー アメリカ ー
フレーム価格:フレーム販売なし
完成車価格:
27万円
重量:フレーム1285g(970g+フォーク315g)
コンポーネント:シマノ アルテグラ
ホイール:マヴィック アクシウム WTS

[特徴]

キャノンデールは最強のアルミロードバイク「CADDシリーズ」を筆頭に、エントリーモデルからミドルグレードの範囲が充実しているのでフラグシップモデルも27万円と低価格です。コンポはアルテグラ、ホイールはマヴィック アクシウムなのでコストパフォーマンスは非常に高いですね。

SPECIALIZED [スペシャライズド] ー アメリカ ー

S-WORKS TARMAC ETAP(エスワークス ターマック エタップ)

S-WORKS TARMAC ETAP(エスワークス ターマック エタップ) SPECIALIZED [スペシャライズド] ー アメリカ ー
フレーム価格:45.3万円
完成車価格:
90万円
重量:ーkg 不明
コンポーネント:スラム RED eTap
ホイール:Roval CLX 40

[特徴]

何度もグランツールで総合優勝しており結果を見れば最強と言っても過言ではないロードバイクではないでしょうか!?もちろん乗っている選手が凄いのですが、トッププロの能力を最大限まで引き出しているのは間違いないです。

ホイールはスペシャライズドが独自に開発したRoval CLX 40が装備されているので相性も最高で総合的に完成されています。フレームの見た目は特に特殊な所がなくスタンダードな形です。結局普通が一番ってことでしょうか?・・(謎

TREK [トレック] ー アメリカ ー

ÉMONDA SLR 8 RACE SHOP LIMITED(エモンダ SLR 8 レース ショップ リミテッド)

ÉMONDA SLR 8 RACE SHOP LIMITED(エモンダ SLR 8 レース ショップ リミテッド) TREK [トレック] ー アメリカ ー
フレーム価格:ー 
完成車価格:
86万円
重量:6.3kg
コンポーネント:シマノ 新型デュラエース
ホイール:ボントレガー Paradigm Elite Tubeless Ready

[特徴]

常に最先端の技術を開発するトレックのは他にない機能が満載です。EMONDAは、削ぎ落とすという意味のフランス語 émonderから来ており6.3kgと超軽量を実現しています。ステムとハンドルが一体となったヘッドセットや独自のブレーキセットも走行性能を高めると同時に軽量化を助けていますね。

その他の機能としては、ANT+とBluetooth対応のDuoTrap Sセンサーをフレームに内蔵することが可能なのでサイクルコンピューター、携帯のアプリケーションなど、幅広いディバイスに対応しています。

MADONE 9.5(マドン 9.5)

MADONE 9.5(マドン 9.5) TREK [トレック] ー アメリカ ー
フレーム価格:
完成車価格:
86万円
重量:7.32kg
コンポーネント:シマノ 新型デュラエース
ホイール:Vision Metron 40 LTD

[特徴]

トレックが大規模な空洞実験設備を建設し空気抵抗を測定しながら開発した先進的なエアロ系ロードバイクです。ワイヤーがハンドルらフレームへ全て内蔵できるので一切ケーブル類が見えません。フレームに埋め込まれたような独自のマウントブレーキは空力と制動力を高めてます。

シートチューブはトップチューブとシートステーから独立していて地面からの振動をしっかり吸収する作りにするなど独自の工夫が多く組み込まれています。他にない機能が実装されている代わりに複雑な作りになっているのでこのマシンを組むメカニックさんは相当大変だとか(笑 個人的に欲しいロードバイクの一つです。

Argon18 [アルゴン18] ー カナダ ー

GALLIUM PRO(ガリウム プロ)

GALLIUM PRO(ガリウム プロ) Argon18 [アルゴン18] ー カナダ ー
フレーム価格:35.8万円
完成車価格:
ー 完成車なし
重量:フレーム1140g(790g+フォーク350g)、シートポスト 226g

[特徴]

最先端のナノテクノロジーを応用した7050ナノテックカーボンを採用し、フレームとフォークの部位にあわせて最適化されている。加えてサイズによって乗り味に違いが出ないよう調整してフォークもサイズごとに専用設計としています。

また、ヘッドパーツ上側のベアリングの高さを0mm、15mm、25mmの3段階で変えることのできる「3Dヘッドチューブシステム」が搭載されていて、アップライトなポジションでもヘッド周りの剛性低下を抑えており一般的なヘッドスペーサーと比べて15mmで5%、25mmで11%の剛性向上効果が期待できます。

NITROGEN PRO(ナイトロジェン プロ

NITROGEN PRO(ナイトロジェン プロ) Argon18 [アルゴン18] ー カナダ ー
フレーム価格:57.5万円
完成車価格:
ー 完成車なし
重量:フレーム1183g(833g+フォーク350g)、シートポスト 220g、AHB5000カーボンハンドル 397g

[特徴]

フレーム本体はナノテクノロジーカーボンが採用されています。付属するAHB5000エアロカーボンハンドルはステム一体で空気抵抗を抑え、ステム中央で分離し長さの調整も可能です。

3Dヘッドチューブは流線形になっていて前後逆転可能な専用エアロシートポストや専用エアロブレーキなど空力性能を高める工夫をしています。空力性能だけではなく重量も1183gとエアロ系としては軽くオールラウンドな乗り方もできますね。

cervélo [サーヴェロ] ー カナダ ー

Rca

Rca cervélo [サーヴェロ] ー カナダ ー
フレーム価格:150万円
完成車価格:
ー 完成車なし
重量:フレーム 947g(フォーク込み)

[特徴]

価格を見た瞬間にイスから落ちそうになりました・・。フレームセットで150万!!凄いですね・・。このモデルはプロジェクト・カリフォルニアの生産施設で製造されるスペシャルモデルで重量もかなり軽いです。およそ500枚にも及ぶカーボンプリプレグを用いて、高度に熟練したエンジニアの手によって、数日間の時間をかけて製造されます。

材料のすべては、レイアップを行う前に計量されフレームとフォークはそれぞれ最終工程に進んだら、重量のばらつきを測定するため塗装後に再び計量にかけられます。ここでフレームやフォークに15g以上のばらつきがあった場合は破棄されるほど製品管理は厳しく行われます。見た目はすっごく細くて繊細な印象ですね。この価格では気軽に乗れなさそうです(笑

S5

S5 cervélo [サーヴェロ] ー カナダ ー
フレーム価格:67万円
完成車価格:
140万円
重量:7.1kg フレーム 1440g(1060g+フォーク380g)
コンポーネント:シマノ デュラエースDi2
ホイール:HED Jet 6 Plus SCT

[特徴]

エアロ系ロードと言ったらまずサーヴェロを思い出すくらい定着しているSシリーズのフラッグシップモデルです。まずリヤタイヤを覆う鎧のようなフォルムや薄い板状のダウンチューブなど見た目がカッコいいです!

フレームは軽量化にはこだわらず空力抵抗と剛性を重視して設計されていますが、完成車は7.1kgとヒルクライムでも使える軽さになっています。速さを求める人に「一度は乗ってみたい」と思わせる不思議な魅力がありますね。

LOUIS GARNEAU [ルイガノ] ー カナダ ー

LGS-RTI

LGS-RTI LOUIS GARNEAU [ルイガノ] ー カナダ ー
フレーム価格:ー フレーム販売なし
完成車価格:
76万円
重量:7.47kg
コンポーネント:シマノ デュラエース
ホイール:マヴィック キシリウム PRO 25

[特徴]

知名度が高いルイガノのカーボンロードはミドルグレードまでしかないので珍しいチタン製バイクをご紹介します。踏み込むたびに硬めのバネのように反発しながら進んでいく加速感と、細かな振動も吸収するしなやかな乗り心地。チタンフレーム特有の魅力が存分に楽しめる至極の一台です。メインコンポにも最高グレードのデュラエースを装備しています。

GIANT [ジャイアント] ー 台湾 ー

TCR ADVANCED SL 0(TCR アドバンス SL 0)

TCR ADVANCED SL 0(TCR アドバンス SL 0) GIANT [ジャイアント] ー 台湾 ー
フレーム価格:28万円
完成車価格:
85万円
重量:6.5kg フレーム 1200g(900g+フォーク380g)
コンポーネント:シマノ 新型デュラエースDi2
ホイール:GIANT SLR0 Carbon

[特徴]

特に大きな特徴はありませんが、知名度と普及率が高いジャイアントのフラッグシップモデルは全てのブランドの基準となる安定性と性能を持っています。コストパフォーマンスが高いのでロードバイク選びに迷ったらジャイアントを選べば間違いありません(笑

PROPEL ADVANCED SL 0(プロペル アドバンス SL 0)

PROPEL ADVANCED SL 0(プロペル アドバンス SL 0) GIANT [ジャイアント] ー 台湾 ー
フレーム価格:30万円
完成車価格:
78万円
重量:6.8kg フレーム 1470g(1090g+フォーク300g)
コンポーネント:スラム RED eTap
ホイール:GIANT SLR0 AERO Carbon

[特徴]

フレームは高い性能を持っているエアロ系ですが、注目はジャイアント独自のディープホイール「SLR0 AERO」です。今注目されているカーボンクリンチャーホイールでチューブレスにも対応し、55㎜のハイトにして前後重量1535gと驚くほど軽くなってます!

静止状態はあえてスポークの片側が緩くなるように出来ており、駆動状態になるとスポークの張力が左右均等になり伝達性が格段に向上するという秘密の機能が備わってます。更にサドルやブレーキも細かい工夫が効いているジャイアントオリジナル製品となっていて、地味ですが価格以上のトータル性能に仕上がっています。

MERIDA [メリダ] ー 台湾 ー

SCULTURA 9000-E(スクルトゥーラ 9000-E 

SCULTURA 9000-E(スクルトゥーラ 9000-E ) MERIDA [メリダ] ー 台湾 ー
フレーム価格:32.9万円
完成車価格:
120万円
重量:6.0kg フレーム 985g(720g+フォーク265g)
コンポーネント:スラム RED eTap
ホイール:DT Swiss RC 28 Spline C Mon Chasseral

[特徴]

フレームセット重量985gという軽さを実現し、完成車重量も6.0kgと世界最高レベルの軽さを実現しています。無線変速システムSram RED eTap とDT SWISS のRC28C ホイールの組み合わせにより、UCI ルールを大幅に下回る重量を達成しヒルクライムでの圧倒的なアドバンテージを実現してます。

フレームセットが32.9万円、完成車価格は120万円ですが意外とコストパフォーマンスはいいんじゃないでしょうか?(高級バイクばっかり見過ぎて感覚がバカになってますかね・・)

REACTO 7000-E(リアクト 7000-E)

REACTO 7000-E(リアクト 7000-E) MERIDA [メリダ] ー 台湾 ー
フレーム価格:ー フレーム販売なし
完成車価格:
50万円
重量:7.9kg
コンポーネント:シマノ アルテグラ Di2
ホイール:フルクラム クアトロ 35 スペシャルエディション

[特徴]

重量が7.9gと若干重く仕上がってますがエアロ系バイクとしてはまずますではないでしょうか。そこそこの快適性と空力性能はあるようですが少し情報が少ないです(笑 トータル性能ではフラッグシップとしてはやや物足りない感じがしますが、コストパフォーマンスは良いと思います。

ANCHOR [アンカー] ー 日本 ー

RMZ

RMZ anchor [アンカー] ー 日本 ー
フレーム価格:48.5万円
完成車価格:
ー 完成車なし
重量:参考完成車重量6.9kg フレームセット 1,550g

[特徴]

理想を形にしたフルオーダーのカーボンフレームです。フレームセットの重量は1550gと重く感じますが、アンカーは実際の重量より重目で数値を出しています。(さすが日本製・・正直・・)

一般的なカーボンバイクの製造方法では不可能なミリ単位でのフレームジオメトリーの調整と目的や脚力レベルに合わせて剛性も7段階から選べます。それを日本の職人が繊細な技術でフレームという形にしていきます。つまり、これ以上ないほど使う人にピッタリな1台が出来上がりるのです!

最適なジオメトリーと剛性は、サイズ測定と体力測定を行う「フィッティングマシン」と、ジオメトリーと剛性を計算する「フィッティングソフト」で解析してミリ単位で導き出します。さらにペダリングマシンで負荷を8段階に調整しながら、出力と心拍を計測して剛性レベルを決定していきます。カラーも11種類から選べます。なんだかんだでもし宝くじ当たったらこれ買うかもです(笑

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