【画像】真似してみる?ロードレースのカッコいい高等テクニック集

ロードレースが面白い

最終更新日: 2017.06.3

【画像】真似してみる?ロードレースのカッコいい高等テクニック集

前回の記事で「カッコよくロードバイクを乗りこなす 脱初心者編」を書きましたが、今回はプロがロードレースでふとした瞬間に見せるカッコいい高等テクニックを紹介します。

中には簡単ですぐ真似できる動作もあるので、やってみてはどうでしょうか?ちょっとした事で「あいつはタダ者じゃない感」が出せると思います(笑

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ロードバイクと一緒にストレッチ

プロはロードレース前の何気ないストレッチもサマになります。ロードバイクのサドルに足を乗せて膝を伸ばしたり、支えにして体をほぐします。「ロードバイクは体の一部」という感じがしてプロっぽいですね。

ロードバイクを使っての簡単ストレッチ 準備体操

次に走りながらのストレッチです。ちょっと腰が固まった時や足が疲れた時、気分を変えたいと時などに効果的です。やり方はお尻を引いてサドルにお腹を乗せふくらはぎや腰のストレッチをします。(画像左)

ロードレースで走りながら体をほぐすストレッチ方法

また、クリートを外し、膝を曲げて足の甲をサドルに乗せると太もものストレッチもできます。(画像右)他にも工夫次第でいろいろなストレッチができそうですが、落車には気を付けてください。

アウターウェアの着脱

グランツールの山岳コースでよく見るのが、走りながら手放しでアウターウェアを来たり脱いだりする光景です。平地と山頂では気温が全く違うので、山頂まで登り切って下りに入る前に体を冷やさないよう着るケースが多いですね。

ロードレースで走りながら手放しで上着を着る。脱ぐ。

他にも雨が降ってきたらウィンドブレーカーを着る事があります。日常のロングライドなどでも使えるテクニックですが、周りに迷惑をかけないように注意してやりましょう。

暑いときの裏技

暑い日のヒルクライムなどはサイクルジャージのファスナーを開けるとちょっと涼しくなります。しかし、裾がバタバタ動いて煩わしいですし、空気抵抗も気になりませんか?

ロードレース中に暑いときははファスナーを背中で止めると涼しい

そんな時は背中でファスナーを少し留めてみましょう。裾が落ち着いてジャマではなくなります。ただ、手放しで背中に手を回し、ファスナーを留める動作はちょっと難しいかもしれません。

補給食のゴミ

ゼリータイプの補給食などを食べた後に、ゴミをジャージポケットに戻すのは汚れが気になりますよね。かといってポイ捨ては厳禁です。

ロードバイクに乗っていて補給食のゴミはアウターケーブルに挟む

そこで、ハンドル周りのケーブルにうまく差し込んで対応すれば問題ありません。風で飛ばないようキッチリ挟めるポイントを見つけましょう。

勝負の前にシューズを締めなおす

最終スプリントやアタックなど勝負を仕掛ける前に、ビンディングシューズをカチカチと微調整して閉めなおします。ロードレースを見ていて個人的に好きなしぐさの一つです。嵐の前の静けさというか、何とも言えない緊張感が伝わってきます。

ロードレースで最終スプリントに備えてシューズを締め直す

逆にレースの序盤や中盤でリラックスするために緩める場合もあります。ロングライドでも長時間走り続けると少し足がむくんでたりします。そんな時はさりげなくシューズの締め付けを調整すると上級者っぽいです。

タイヤに刺さった破片を取る

走りながらタイヤをチェックする行為は、地味ですが中々の高等テクニックです。慣れないと危険なので、ロードレースとかどうしようもない状況で使います。もしやるならば手のひらをへの字に開き、グローブのパッドが厚い部分でタイヤ表面をなぞるようにします。

ロードバイクで走りながらタイヤに刺さった破片を取り除く

前輪は比較的簡単ですが、後輪は手を巻き込む方向にタイヤが回転しているので難易度高めです。フレームとタイヤの間などに手を挟まないように気を付けましょう。

ブレーキ調整

プロレーサーのように高速で長い下りを走ると、ブレーキパッドの摩耗が早く、遊びが変化するくらいになったら走りながらブレーキ調整を行います。右の画像にある調整ねじを回せば簡単に調整できます。

ロードレースで走りながらブレーキ調整を行う

また、ブレーキを拡げたいのであれば調整ねじの下にあるクイックを少し開くことでも対応可能です。

走りながら用を足す

これはカッコよくないですが(笑 長いレースで用を足すのは避けられません。普通は左画像のようにテレビカメラがない場所で一斉にトイレタイムとなります。これは特にルールがあるわけではないので、レースの展開によって選手同士でタイミングを判断します。

ロードレースで走りながら用を足すプロ選手たち

一斉トイレタイムを逃してしまった選手は左画像のように走りながら用を足します。ちなみに風によって後ろや横の選手に小水がかかる事はたまーにあるらしいです。もちろん素人が普通のサイクリング中にこれをやると問題になります(笑

実力があればさらにカッコいい

色々と書きましたが、基本的に速くて実力があれば、何をやってもカッコよく見えるものです。これはロードレースだけではありませんよね。

速くて実力があれば何をしてもカッコいい

ただ、ロードバイクは速さだけではなく楽しみ方は人それぞれだと思います。プロのような乗り方やしぐさも真似してみるとさらに楽しさが増すかもしれません。もし真似する場合はさりげなくやる事がポイントですよ(笑

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