ロードバイク・クロスバイクのタイヤ寿命と交換時期

おすすめパーツ

最終更新日: 2017.10.25

ロードバイク・クロスバイクのタイヤ寿命と交換時期

ロードバイク、クロスバイクのパーツで唯一地面と接触しているパーツがタイヤです。しかも、スポーツ自転車のタイヤは細いので、ママチャリよりも大きな負担がかかっています。

なので、寿命が経過しているタイヤで走り続ければ、非常に危険だという事はすぐに想像できます。バーストやパンクでホイールや車体がダメになるならまだいいですが、落車で大けがとなったら目も当てられません。そうならないようタイヤの寿命と交換時期をしっかり把握して、定期的にチェックしましょう。

【関連記事】
タイヤの選び方!
タイヤメーカー 特徴まとめ!

タイヤがすり減っている

タイヤの寿命は、一般的に走行距離3000~5000kmと言われています。サイコンでタイヤ交換してからの距離を測れば交換時期が大体わかります。しかし、タイヤのメーカーや種類、走る路面の状況、ライダーの体重、走行スピードなどで消耗する度合いは変わってきます。

そこで、タイヤのすり減り具合を目視でチェックする事も大事です。タイヤによってはどれくらいすり減ってるかを一目で確認できる「スリップサイン」があります。スリップサインは小さなくぼみで、タイヤがすり減ってくぼみが無くなれば交換時期です。

ロードバイクタイヤの交換時期の目安「スリップサイン」

交換時期の目安「スリップサイン」

もし、スリップサインがない場合は、丸いタイヤのラインが、平べったくなってきたら交換の目安となります。ゴムの下の層が見えてしまえば、即パンクやバーストの可能性が高くなります。また、丸みがないのでコーナーリングでグリップを失いやすくなり、スリップの危険も高まります。

ロードバイクのタイヤはすり減ったら交寿命で交換時期

すり減ったタイヤ

細かいヒビや亀裂がある

ロードバイク・クロスバイクのタイヤは細くて繊細です。普通に乗っているだけで小さなキズができます。細かいキズであればゴム用接着剤で補修しておけばいいですが、大きい亀裂や深い亀裂であれば交換したほうが無難です。もし1cm以上の亀裂があればすぐに交換したほうがいいですね。

また、サイドに亀裂がある場合は、ゴムが薄く補強も弱いので危険です。亀裂が小さくてもすぐに交換しましょう。自分は、ロングライドに行ったなら自転車を片付ける前に、タイヤに異物が刺さっていないか?または大きなキズはないか?を確認するようにしています。このひと手間がパンクを未然に防ぐのです。

ロードバイクのタイヤは、大きい亀裂があれば即交換

タイヤの大きい亀裂

長期間乗っていない

自転車に限らず、物は使わないと劣化が早くなります。特に外に放置したままだと、紫外線や雨風にさらされてどんどん劣化が進みます。タイヤの場合はゴムなので、硬化して自然のヒビが発生したりします。大体2年以上乗らずに放置しているならば、乗る前にタイヤの硬さやヒビをチェックしたほうがいいですね。

【長期間乗らないときのタイヤ保管方法】

たまに、長期間乗らないならば空気を抜いて置くという人もいますが、空気は入れておくのが正解です。ゴムはある程度膨らまして伸びていた方が長持ちするのです。

ロードバイクのタイヤ 硬化してできた無数のヒビ

硬化してできた無数のヒビ

まとめ

いろいろと書きましたが、「タイヤは消耗品」と割り切って早め早めに交換するのが安全です。ケチってダラダラ使い続けると痛い間に合うことも・・。後は定期的な点検とメンテナンスもしっかり行いましょう。

【関連記事】
タイヤの選び方!
タイヤメーカー 特徴まとめ!

自己満足OK!1000円でロードバイクの見た目を簡単カスタマイズ自己満足OK!1000円でロードバイクの見た目を簡単カスタマイズ前のページ

目的別に徹底比較!ロードバイクとクロスバイクの違いと特徴次のページ目的別に徹底比較!ロードバイクとクロスバイクの違いと特徴

関連記事

  1. 乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ

    おすすめパーツ

    乗り心地がかわる!クリンチャーホイールに使えるチューブラータイヤ

    チューブラータイヤはクリンチャーにない利点がありますが、ホイールの構造…

  2. 購入の参考に!ロングライドやレースにおすすめのクリンチャータイヤ

    おすすめパーツ

    購入の参考に!ロングライドやレースにおすすめのクリンチャータイヤ

    ロングライドやロードレースに使えるコスパが高いクリンチャータイヤ 7つ…

  3. PD-5800 105 と PD-6800 アルテグラを比較!ピンディングペダル

    おすすめパーツ

    「PD-5800 105」と「PD-6800アルテグラ」を比較! ビンディングペダル

    乗っていたロードバイクから異音が発生したのでビンデシングペダルをシマノ…

  4. ホイールを選ぶ!アルミorカーボン/クリンチャーorチューブラー

    おすすめパーツ

    ホイールを選ぶ!アルミorカーボン/クリンチャーorチューブラー

    ロードバイクの性能を上げたいと思ったら、「一番効果があるのはホイールだ…

  5. 実際どっちがいいの?ロードバイクのタイヤ 25Cと23C を選ぶ

    おすすめパーツ

    実際どっちがいいの?ロードバイクのタイヤ 25Cと23C を選ぶ

    一昔前まではトッププロのロードレースでもタイヤの太さは21~23Cと細…

  6. 各パーツの違いを比較!シマノ 新型アルテグラR8000系と旧型6800系

    おすすめパーツ

    各パーツの違いを比較!シマノ 新型アルテグラR8000系と旧型6800系

    シマノのコンポーネント、アルテグラ「R8000系シリーズ」が2017年…

人気記事

  1. スポーツ自転車の盗難防止に最新おすすめ鍵!防犯アラーム付きなど
  2. 初心者入門!ロードバイク選びから購入までの流れ
  3. 低予算で決戦用ロードバイクを作ってみる!いくらで出来るか? ブログ
  4. アイウェア選びに役立つ!ブランド一覧 32選 - スポーツサングラス -
  5. ヘルメットのおすすめブランドメーカー 10選! | ロードバイク
  6. 簡単にできる!スポーツ自転車のリヤディレイラー調整方法!
  7. 欲しい自転車に乗る!格安でロードバイクをつくる方法!
  8. 誰でもできる!ロードバイクで疲れず高速巡行するコツとは!?
  9. どれを選ぶ!?3大コンポーネントメーカーの特徴 - シマノ編
  10. スポーツ自転車用!おすすめテールライト[リヤライト] 10選!

アーカイブ

  1. 自転車ホイールの振れ取り手順とやり方!おすすめ振れ取り台

    メンテナンス・修理・調整

    自転車ホイールの振れ取り手順とやり方!おすすめ振れ取り台
  2. 自転車チューブの選び方とおすすめ

    おすすめパーツ

    スポーツ自転車の素材別おすすめチューブと選び方|ロードバイク
  3. ブランドイメージのまとめ 北米・アジア

    完成車情報

    北米&アジア編 |ロードバイクのおすすめフレームメーカー 11選
  4. 前乗りと後ろ乗りのメリット&デメリット|ロードバイクのサドル調整

    速く走りたい!

    前乗りと後ろ乗りのメリット&デメリット|ロードバイクのサドル調整
  5. ロードバイクはどんな定期メンテナンスが必要なのか?パーツ別まとめ

    メンテナンス・修理・調整

    ロードバイクはどんな定期メンテナンスが必要なのか?パーツ別まとめ
PAGE TOP