2016 UCIワールドチーム紹介③

2016 UCIワールドチーム紹介 ③ 世界ロードレース

2016年 UCIワールドチーム 18チームの特徴、注目選手、使用バイクまとめる第3弾。細かい事は気にせずに適当にやります(笑 今回は投稿者お気に入りのモヴィスターも紹介します。

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トレック・セガフレード【TREK – SEGAFREDO】ー アメリカ

自転車メーカーのトレックと、イタリアのコーヒー焙煎メーカーのセガフレードがメインスポンサーのチーム。2011年創立の中堅チームで日本の別府史之が所属し、特に目立った成績を残しているわけではないがワンデーレースやステージ優勝をコンスタントに獲っている。

2016 トレック・セガフレード

◆ 使用バイク ◆

常に独自の最新技術を投入してくるトレック。2016年モデルのマドンは空力を意識してブレーキがフレームの一部となり、電動コンポの配線などをフレーム内にスッキリ収納できるようになっている。見た目で他のメーカーよりかなりパンチ力がありますね!カラーリングのデザインをユーザーが選べるシステムがすごいです。

トレック・セガフレードの使用バイク

フレーム ー トレック・マドン レースショップリミテッド【アメリカ / 完成車価格165万円】
コンポーネント ー シマノ・デュラエースDi2
ホイール ー ボントレガー・アイオロス
タイヤ ー ヴェロフレックス
ハンドル ー ボントレガー
サドル ー ボントレガー
ペダル ー シマノ・デュラエース
ヘルメット ー ボントレガー
ジャージ ー ボントレガー

◆ 注目選手 ◆

  • ファビアン・カンチェラーラ(スイス / クロノマン)ー 世界選手権の個人TTを4度も優勝し、オリンピックでも2回金メダルを獲得している一時代を築いた名選手。ステージレースでは主にエースのけん引役として他チームを圧倒する。今年で引退との事で残念。
  • ライダー・ヘシェダル(カナダ / オールラウンダー)ー 2012年ジロを総合優勝した35歳のベテラン。近年のグランツールでは10位以内には入るが大きな成績は残していない。
  • 別府史之(日本 / ルーラー)- 日本が誇るロードレーサー。チームのアシスト役として何度もグランツールを完走し、敢闘賞も獲得している。いつの日か逃げを成功させて念願のステージ優勝を期待してます。

ビーエムシー レーシング【BMC RACING】ー アメリカ

自転車メーカーのBMCがメインスポンサーを務めるチーム。多彩で高い能力の選手が多く所属し、2015年は13選手が合計33勝している。2016年はリッチー・ポートを迎え入れてグランツールの総合優勝も視野に入れていたが期待外れに終わった・・。ヴァンガーデレンもツールで2度も5位入賞しているので期待。

2016 BMCレーシングチーム

◆ 使用バイク ◆

やや地味だけど堅実で実力派のBMCにコンポはデュラエース、ホイールもデュラエース!シンプルに機能だけを追求すればこうなるのかもしれない。野球でいえば3球ともストレート、サッカーでいえばボランチ! ・・・もうよくわかりませんが(笑 良いってことです。フレームはカーボンシート枚数を最大2倍にしてより最適な剛性調整や軽量化が可能になり駆動伝達率も高められています。

BMCの使用バイク

フレーム ー BMC・チームマシーンSLR01【スイス / フレーム価格46万円】
コンポーネント ー シマノ・デュラエース
ホイール ー シマノ・デュラエース
タイヤ ー コンチネンタル・コンペティション
ハンドル ー 3T
サドル ー フィジーク
ペダル ー シマノ・デュラエース
ヘルメット ー ジロ・シンセ
ジャージ ー パールイズミ

◆ 注目選手 ◆

  • リッチー・ポート(オーストラリア / オールラウンダー)ー コンタドールの2011年ジロ制覇(後に剥奪)、ウィギンスの2012年ツール制覇、フルームの2013・2015年ツール制覇をきっちりアシストしてきた最強のアシスト。エースとしてBMCに移籍してからは自ら総合優勝を狙う。
  • ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ / オールラウンダー)ー 過去にツールで2度5位を獲得した実績のある選手。28歳となり今後5年間でピークに差し掛かってくるので何かしらの成績を残す可能性は十分にある。
  • サムエル・サンチェス(スペイン / オールラウンダー)ー 2011ツールで山岳賞、北京オリンピック金メダル、ブエルタ5勝を筆頭に数多くの成績を残している。飛びぬけてダウンヒルが速く、一気に仕掛ける攻撃性も持っている。個人的に好きな選手の一人。
  • ローハン・デニス(オーストラリア / ルーラー)ー 2015ツールでステージ優勝を飾り一気に注目された若手。まだまだ26歳!

モヴィスター【MOVISTAR】ー スペイン

携帯電話会社のモヴィスターをメインスポンサーに持つ一番好きなチームです。UCIワールドツアーランキングで、3年連続チーム年間首位を獲得するなど総合力が高いチーム。個人の部でもバルベルデが2年連続で年間首位に立っている。現在はキンタナをメインエース、バルベルデをセカンドエースに据えて能力の高いアシスト陣がわきを固める。

2016 モヴィスターチーム

◆ 使用バイク ◆

軽量オールラウンドマシンのキャニオン アルティメットにカンパのボーラウルトラ。個人的には一番好きな組み合わせです。フレーム価格が30万円と他チームに比べて格安なのはメーカー直販だから。このバイクが欲しければドイツのメーカーに直接注文しなければ買えません。その代わりに中間マージンがなく、他メーカーにくらべ同じレベルのマシンが半分程度で買えちゃいます。

モヴィスターの使用バイク

フレーム ー キャニオン・アルティメットCF SLX【ドイツ / フレーム価格30万7000円】
コンポーネント ー カンパニョーロ・スーパーレコード11
ホイール ー カンパニョーロ・ボーラウルトラ50
タイヤ ー コンチネンタル
ハンドル ー キャニオン・H2 エルゴCF
サドル ー フィジーク・アンタレス
ペダル ー ルック・Keo Blade2
ヘルメット ー カットライク・ミキシノ グラフェン
ジャージ ー エンデューラ

◆ 注目選手 ◆

  • ナイロ・キンタナ(コロンビア / クライマー)ー まだ26歳と非常に若いが2014ジロ総合優勝、2015ツール総合2位、2016ブエルタ総合優勝と信じられない成績を残している。今後も大記録を残しそう・・。体格は小柄で平地やTTでは不利だが、ヒルクライムで他の選手と差をぐんぐん広げる。顔色をほとんど変えないので、調子は勝負所まで読めない所も魅力。
  • アレハンドロ・バルベルデ(スペイン / オールラウンダー)ー ブエルタで総合優勝1回、ポイント賞3回、複合賞2回、ステージ優勝9回を誇り、他のグランツールでもステージ勝利を複数あげている名選手。36になりキンタナにエースを譲ったがまだまだ走りは健在。オールラウンダーだがスプリントも強く、特に登り基調のスプリントを得意としている。

ランプレ・メリダ【LAMPRE – MERIDA】ー イタリア

金属加工のランプレと自転車メーカーのメリダがメインスポンサーのチーム。エースはルイ・コスタが務めるがグランツールでは10位以内が現実的な目標。他の選手も大きな賞よりステージ勝利かワンデーレースが目標となる。2016年からメリダに移籍した新城選手は応援しています。

2016 ランプレ・メリダ

◆ 使用バイク ◆

スクルトゥーラは超軽量ながら快適性も兼ね備えている。フレーム素材にはカーボンに加えて振動を吸収するフラックスファイバーも使用し、さらにチェーンステー下にリアブレーキを装備しシート部の柔軟性を活かしている。ホイールはフルクラムでシマノコンポとの相性は◎

ランプレ・メリダの使用バイク

フレーム ー メリダ・スクルトゥーラ チーム【台湾 / 完成車価格83万円】
コンポーネント ー シマノ・デュラエース
ホイール ー フルクラム
タイヤ ー コンチネンタル
ハンドル ー FSA
サドル ー プロロゴ
ペダル ー シマノ・デュラエース
ヘルメット ー スオミ
ジャージ ー チャンピオンシステム

◆ 注目選手 ◆

  • ルイ・コスタ(ポルトガル / オールラウンダー)ー 2013世界選手権を優勝し、ツールでもステージ優勝が3回ある。一時はグランツール総合優勝を期待されたが、10位入賞もなかなか難しい状況になっている。ただ、2012・2013・2014年ツール・ド・スイス総合優勝など多くの実績は残している。
  • 新城幸也(日本 / パンチャー)ー 日本のロードレーサー。グランツールでも逃げに乗ったりスプリントを仕掛けたりと活躍し敢闘賞も獲得している。別府選手と同様にいつかステージ優勝かクラシックレースでの勝利を期待してます。

ロット エヌエル・ユンボ【LOTTO NL – JUMBO】ー オランダ

オランダ宝くじ公社のロットとスーパーマーケットのユンボがメインスポンサーのチーム。オランダの選手が多く所属しているが選手層は今一つ。宝くじ公社がスポンサーなので資金はありそうだが・・。2016年はジロでクライスヴァイクが優勝を手に入れかけたが落車で逃してしまった。もう少し頼れるアシストがいればなぁとは思う。

2016 ロットNLユンボ

◆ 使用バイク ◆

日本でも認知度が高いメーカーのビアンキ。そのトップモデルであるオルトレXR2は軽量ながらも空力を意識した形状をしており、平地から登りまで対応できる能力を備えている。コンポとホイールは安定性のあるシマノ・デュラエースで固めている。

ロットNLユンボの使用バイク

フレーム ー ビアンキ・オルトレXR2【イタリア / フレーム価格40万円】
コンポーネント ー シマノ・デュラエース
ホイール ー シマノ・デュラエース
タイヤ ー ヴィットリア
ハンドル ー FSA
サドル ー サンマルコ
ペダル ー シマノ・デュラエース
ヘルメット ー ベル
ジャージ ー サンティーニ

◆ 注目選手 ◆

  • スティーヴン・クライスヴァイク(オランダ / オールラウンダー)ー 過去に目立った成績は残していなかったのでノーマークだったが、2016ジロでは19ステージで不運の落車をするまで2位と大きく差をつけて首位を守っていた。めげずに頑張ってほしい選手。
  • ロベルト・ヘーシンク(オランダ / クライマー)ー ワンデーレースやグランツールでステージ勝利はあるがエースとしては今一つ。今年で30歳とまだまだチャンスはあるので頑張ってほしい。

ロット・ソウダル【LOTTO SOUDAL】ー ベルギー

ベルギー宝くじ公社のロットとシーリング・コーキング材メーカーのソウダルがメインスポンサー。2015年は大量40勝を叩きだている総合力の高いチーム。中心選手のグライペルがスプリントステージで16勝しているが、サポートするアシストメンバーも強力なので納得の数字。今後もゴリラ(グライペル)は勝利を重ね続ける事は確実。

2016 ロット・ソウダル

◆ 使用バイク ◆

女性に人気のリドレーは足元にボーラ・ウルトラを装着し見た目も攻撃的に仕上がっています。ヘリウムSLは弾性率の異なる3種のカーボン素材を適材適所に使用して理想的な軽さをバランスを追求。細目にデザインされた三角形部分がシャープでスマートな印象です。

ロットソウダルの使用バイク

フレーム ー リドレー・ヘリウムSL【ベルギー / フレーム価格39万円】
コンポーネント ー カンパニョーロ
ホイール ー カンパニョーロ
タイヤ ー コンチネンタル
ハンドル ー デダ
サドル ー セライタリア
ペダル ー ルック
ヘルメット ー レイザー
ジャージ ー フェルマルク

◆ 注目選手 ◆

  • アンドレ・グライペル(ドイツ / スプリンター)ー 現役最強スプリンターの1人。ゴリラみたいな体格でゴリゴリ走るいかにもスプリンターな感じです。グランツール合計で20勝している34歳だがまだまだ衰えを知らないとの事・・。
  • トニー・ギャロパン(フランス / オールラウンダー)ー 28歳と若く期待される選手。ツールで1度ステージ優勝を獲得している。グライペルを強力にアシストしながら勝利を目指す。
  • トーマス・デヘント(ベルギー / パンチャー)ー グランツールでのステージ勝利2回の実績がある。本人曰く「自分はアシストに向いている」との事で基本はアシストに徹しているが、チャンスがあれば攻撃的に狙いに行く。
  • アダム・ハンセン(オーストラリア / ルーラー)ー 2011年のブエルタから2016年ブエルタまで連続で完走し続けている鉄人。2015年ツールでは落車し右肩を脱臼して記録が途絶えるかと危惧されたがケガを押して完走。現在グランツール連続完走記録を16回に伸ばし世界記録を更新し続けている。183cmの大柄な体格で小さなハンドルを扱う個性的なポジションでも有名。

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