通勤通学や旅に!自転車用のおすすめリュック・バックパックと選び方

ウェア・アクセサリー

最終更新日: 2017.06.2

通勤通学や旅に!自転車用のおすすめリュック・バックパックと選び方

ロードバイクなどの自転車で使えるリュックやバックパックのおすすめ商品を紹介します。また、自転車用リュックを選ぶポイントも簡単に書いてます。紹介するメーカーは「シマノ/SHIMANO」「ドイター/deuter」「オスプレイ/Osprey」「エルゴン/ERGON」です。

自転車用リュックの選び方

自転車用のリュックを選ぶポイントは6つあります。それは「フィット感」「空気抵抗」「容量」「重量」「通気性」「収納などの機能」です。それぞれ簡単に解説します。

フィット感

ロードバイクなどのスポーツ自転車は、腰が丸くなる前傾姿勢で乗ります。なのでリュックを選ぶ時は、背中の形に合うようフィットする形となっているかを見ましょう。ただし、特にこだわりがなく普段使いもしたい人はあまり気にしなくてもいいです。

また、自転車用リュックは腰回りをしっかりホールドできるベルトが付いており、体を激しく動かしてもリュックが背中で暴れません。自転車用リュックは、まるで何も背負ってないように感じるほど体との一体感は素晴らしいです!

空気抵抗

自転車用リュックには前傾姿勢になった時に空気抵抗を抑えるよう上部が薄くできているモデルがあり、「ハイドレーションシステム」と呼ばれます。ただ、それだと収納容量が減るので、使用目的によっては上部もパンパンに荷物が入るタイプを選びましょう。

自転車用リュック(バックパック)は空気抵抗を受けない作りになっている。

容量

リュックを選ぶ時に最も重要な項目が容量です。選ぶ時にはL(リットル)の単位で表示してあるので確認しましょう。

目安としては容量15~20Lであれば貴重品や資料などを十分入れられますし、Tシャツであれば3~5枚は収納できます。自分も通勤用に16Lの自転車用リュックを使っています。もし、宿泊するような自転車旅に使う場合や、大きな荷物を入れる場合はそれなりの容量が必要でしょう。

重量

自転車専用のリュックは、基本的にナイロンなどの薄くて軽い素材でできています。しかし、特別重い物を入れる場合や、軽量性を気にしない人は、重くても丈夫な素材のリュックを選んだ方がいいかもしれません。ただ、リュックは軽い方が楽に気持ちよく走れるのは確かです。選ぶ時は重量も確認してみましょう。

通気性

先ほども書きましたが、自転車用リュックは背中とぴったりフィットする形となっています。ただ、それだと夏など暑い日は背中の温度が上がりやすく汗でビッショリになってしまいます。

そこで、フィット感を維持しながらも、通気性を高めて放熱できるよう各メーカーいろいろと工夫しています。素材にこだわったり、空気を通せる溝を作ったりと様々なので、通気性もリュック選びのポイントとなります。

その他の機能

自分の使用目的を考えて、収納ポケットの多さや位置、雨の日はリュックを覆えるレインカバーが付いているかも確認しましょう。他にもメーカーによってはサングラスやヘルメットを引っ掛ける機能なども付いています。

おすすめリュックを紹介

自転車で使うのにおすすめのリュックメーカーと商品をいくつか紹介します。リュック選びや購入の参考にしてください!

シマノ/SHIMANO

シマノはコンポーネントを製作しているだけあって、リュックも自転車用に特化しています。素材からフォルム、機能まで徹底して自転車に乗る人が使いやすいようにできています。ヘルメットやサングラスを引っ掛けるフックや、小物を入れられる各種ポケットがあり、気の利いた機能が数多く搭載されています。

おすすめモデルは、スポーツバイクの姿勢でもぴったり体にフィットするUシリーズです。肩回りの動きを制限しないクロスハーネスは、リュックを体にビシッと固定でき、体形に合わせて細かい調整が可能。そして背中とバッグの間に気流を生み出す3Dバックパネルで夏でも快適に使えます。更にレインカバーが装備されているので、突然の雨でもリュックが濡れるのを防げますね。

シマノのリュックサック(バックパック) U-6 U-10 U-15

シマノのUシリーズ

サイズは「U-2」「U-6」「U-10」「U-15」の3タイプから選べ、それぞれ容量は2L、6L、10L、15Lとなってます。また、Uシリーズの他にも価格が安いエントリーモデルのRシリーズ、丈夫な素材で耐久性が高く容量も大きいTシリーズなどがあります。カラーやサイズはどのモデルも数種類用意されています。

シマノの自転車用リュック 「R-12」「T-15」「T-23」

左から「R-12」「T-15」「T-23」

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ドイター/deuter

ドイターは、モノづくりに定評があるドイツのメーカーで、シマノと並んで機能性が高く非常に人気があります。とにかく通気性にこだわっていて背中と密着する部分には大きな隙間が設けられており、肩にかける部分や腰を固定する部分がメッシュになっています。とにかく暑い日でも涼しいリュックが欲しい人におすすめです。

ドイターの自転車用リュック レース EXP エアー

「レース EXP エアー」 右はレインカバーをかけた状態

ドイターのおすすめモデルは「レース EXP エアー」です。ヘルメットを持ち運ぶ時に固定できる機能や、収納レインカバーなど、自転車乗りにとって嬉しい機能が標準装備されています。カラーはブラック、レッド、ブルーから選べます。

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オスプレイ/Osprey

特に自転車用に特化していませんが、耐久性が高く丈夫で使い勝手のいいスポーツリュックを販売するブランドです。デザインがシンプルなのもいいですね。登山などにも使え、62~68Lも入る容量がかなり大きいモデルもあります。

オスプレイ/Osprey の自転車用リュック

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エルゴン/ERGON

他にはない特殊な機能を備えたモデルも販売しているメーカーです。背負った時に肩幅にあわせて取付角度が変わるショルダー部分、背中を風が通る4分割メッシュパッド、背中にフィットする上下コンパートメント、2方向ホールドで荷物が揺れないキャリアーシステムなど様々な工夫が搭載されています。

エルゴン/ERGON 自転車用リュック(バックパック)

もちろん自転車用リュックとして必要な機能もしっかり備えており、各モデルごとに豊富なサイズとカラーが用意されています。

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