自転車用語集【か行】|ロードバイク|クロスバイク

ロードバイクなどのスポーツ自転車用語【か行】を簡単にまとめました。

【あ行】 【さ行】 【た行】 【な行】 【は行】 【ま行】 【や行】 【らわ行】

か|カ

カウンターアタック

ロードレース用語。アタックをつぶした瞬間に他の選手がアタックする事。アタックをつぶした瞬間は、隙が生まれやすいので効果的です。

カセット

スプロケットと同じ意味。後輪のホイール中心に装備されている数枚のギヤ。コンポのグレードによって8~11枚のギアが重なっています。一番高いグレードは11枚。

カーボン

フレーム、ホイール、ハンドル回り、シートポストに使われる素材。最新の素材で非常に軽く、しなりがあり振動を吸収してくれるが高価。一般的にミドルグレード以上のバイクに使用されます。メーカーによって繊維の重ね方や製作方法を変えて、おり強度やしなり方などが違います。F1や飛行機にも使用される高級素材。

カーボンバック

トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブがアルミで作られていてシートステイやチェーンステー部分がカーボンでできたフレームです。フロントフォークもカーボンな場合があります。カーボンは独特のしなりで、路面の細かい凹凸からの振動を抑制する効果がありますので、タイヤに近いパーツに高価なカーボンを使用し、価格を抑えるためにフレーム本体はアルミで作る工夫がされています。

カレラ (CARRERA)

イタリアのフレームメーカー。独特のスタイルが特徴的です。参考ページ

カンパニョーロ (Campagnolo)

イタリアのパーツメーカー。コンポーネントやホイールが有名で、どちらも造詣が美しく高性能ですが価格設定が高いです。ホイールはジャーーー!というラチェット音が独特でよく回ります。また、G3スポークという独特の組み方カッコいいです。|関連記事:カンパニョーロの特徴

コスパ最高の有名ホイールZONDA(ゾンダ)は、4~6万円と低価格ながら頑丈で重量が軽く回転も鋭いため非常に人気があります。|関連記事:初心者向けおすすめカスタム交換パーツ

カンパ

カンパニョーロの略称。

き|キ

キャットアイ (CATEYE)

ライトやサイクルコンピュータなどアクセサリー類を製作している有名メーカー。価格が安めですが品質はそこそこいい商品が多く、コスパに優れています。

キャニオン(canyon)

ドイツのフレームメーカー。独自の販売方法で、自転車ショップでの販売はなくメーカーから直接購入するしかありません。欲しければ直接ドイツの本社に注文する必要があるけど、輸入代理店と販売店の中間マージンがないため数十万単位で他のメーカーより安いです。自分でメンテナンスできる中級者から上級者向きです。参考ページ

キャノンデール (Cannondale)

アメリカのフレームメーカー。最強のアルミフレームCADD(キャド)シリーズが有名。参考ページ

キャラバン隊

ロードレース用語。ツール・ド・フランスなど大きなロードレースで選手が通るコースを1時間前に通る大きな宣伝車。非常ににぎやかなデザインで、お祭りみたいに数台隊列を組んでいます。スポンサーグッズをばらまくことがあり地元の人は盛り上がります。

キャリパーブレーキ

ブレーキの種類のひとつ。販売されているロードのほとんどかこのブレーキ。ホイールのリムをブレーキシューが挟み込むようにして制動力を生み出します。ママチャリもキャリパー式です。

切れる

ロードレース用語。集団のスピードに付いていけず遅れて引き離される事。集団から間隔が空くと、空気抵抗を100%受けるのでさらにキツくなり、集団への復帰は絶望的となります。

く|ク

クオータ (KUOTA)

イタリアのフレームメーカー。ガンダムみたいにカッコイイデザインが多いです。参考ページ

クライマー

ロードレース用語。選手の脚質のひとつ。小柄で体重が軽い選手に多く、長くて急な坂道を登るのが得意。参考ページ

クラシックレース

1日で終わるワンデーレースの中でも特に格式の高い大会の事。例として、ミラノ〜サンレモ、ヘント〜ウェヴェルヘム、ロンド・ファン・フラーンデレン、パリ〜ルーベ、アムステルゴールドレース、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、ヴァッテンフォール・サイクラシックス、クラシカ・サンセバスティアン、ジロ・ディ・ロンバルディア、パリ〜ツールなどがあります。

Claris (クラリス)

シマノのコンポーネントグレード。低価格の入門用ロードバイクに装備されている。デュラエース(DURA-ACE) > アルテグラ(ULTEGRA) >イチマルゴ(105) >ティアグラ(TIAGRA) >ソラ(SORA) > クラリス(Claris) > ターニー(Tourney)|関連記事:シマノの特徴

クランク

ペダルと一緒に回転するパーツの事。チェーンリングを交換することで、ギヤ歯数を変えてスピードやペダルの重さを調整できます。

クランクアーム

クランクとペダルをつなげる棒。長さがいろいろあり自分に合った物を選択することが重要。参考ページ

グランツール

ロードレース用語で世界三大大会の事。ヨーロッパで開催されるステージレースでジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの3つのステージレースの総称。三大ツールと呼ぶこともあります。

クリテリウム

ロードレース用語。短い周回コースをぐるぐる回るレース形式。道交法が厳しい日本ではこのレースが多いです。何度も選手が走る姿が見れるので観客としてはうれしいですね。

クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ

フランスで開催されるステージレース。ツール・ド・フランスの前に開催されるのでツール前哨戦として位置づけされ、調整で走る選手が多いです。それだけにレベルの高い選手が数多く出場します。

クリート

ビンディングシューズの足裏に取り付けて、ペダルとシューズを固定するパーツ。メーカーによって様々な規格があるので、ペダルとクリートは基本同じメーカーで揃える必要があります。シューズも互換性がない場合があるので注意が必要。|関連記事:ビンディングペダルの4大メーカー

クリンチャータイヤ

ママチャリのようにチューブをタイヤの中に入れて使用するタイプ。ロードバイクでもこのタイプが一般的です。パンクしてもその場で簡単に修理でき、チューブ交換だけでいいので経済的。その他にチューブレスとチューブラーがあります。|関連記事:ロードバイクのタイヤの選び方

グルペット

ロードレース用語。山岳コースでは、登りが苦手なスプリンターたちは遅れていきますが、1人で走るとキツいので遅れた選手同士で協力して走る集団の事。遅れた選手の中でも格の高い選手が「グルペットー!」と叫ぶと、山に弱い選手が同調するらしいです。

クロスバイク

自転車の種類の1つ。スポーツバイクの中でも街乗り用に向いている。ハンドルはまっすぐで持ちやすく姿勢も楽でありタイヤもロードより太めなのでパンクの可能性も低い。とはいえスポーツバイクなのでママチャリより格段に快適に走れます。ちゃんとしたクロスバイクの価格は大体4万円からとなってます。|関連記事:ロードバイク/クロスバイク/MTB/ミニベロの違い比較

クロノマン

ロードレース用語。選手の脚質のひとつ。タイムトライアル(TT)に強い選手で、1人で風の抵抗を受けながら高いスピードを長い時間維持できる選手。やや大柄でパワーがある選手が多いです。別名タイムトライアルスペシャリスト(TTスペシャリスト)|関連記事:選手の脚質

サイクルグローブ

手に装備する自転車用ウェア。夏は指切りを着用するのが一般的。ロードバイクでコケた時にはまず手を付くことが多く、ケガの防止に必要です。ハンドルの滑りどめや簡単な汗拭きにも使えます。

手のひらにはクッションが付いていて、寒い冬には防寒アイテムとしても欠かせません。海外ではヘルメットより重要と教えるところもあるらしいですね。必ず着用しましょう!|関連記事:サイクルグローブの選び方

クロモリ

クロームモリブデン鋼の略。鉄に添加物を加えて強度や弾力性を改善したもの。現代のプロロードレースで使われていない素材ですが、しなやかな特性と細身のフレームの美しさから主に年配のライダーから強い支持を受けています。

また、競輪などの自転車競技ではクロモリが使用されています。|関連記事:フレーム素材別!性能と特徴まとめ

け|ケ

ケイデンス

1分間にペダルを回す回転数の事。単位は rpm(回転毎分)。ケイデンスを計るには対応のサイクルコンピューターが必要。現在はケイデンス90rpmくらいで走るのが、最も効率が良いと言われています。|関連記事:使用目的で選ぶ!おすすめサイコン

激坂 (げきざか)

激しい傾斜の坂。一部の坂バカにはごちそうです。(笑)自転車芸人として知られる安田大サーカスの団長が「先輩ご自慢の坂を登れないとは何事だ!」と後輩芸人を叱咤していたのは笑いました。

牽制 (けんせい)

ロードレース用語。選手同士が先頭を引きたくないのでお見合いする状態。逃げに成功した選手同士がゴール前にこの状態になることが多いです。

お互いゴールスプリントに備えて力を溜めたいので後ろを取り合いスピードが著しく落ちます。牽制しすぎると後ろの集団に追いつかれるので、どこで折り合いをつけるか駆け引きが見どころ。

こ|コ

勾配

坂のキツさを表す指標で単位は%(パーセント)。横に100m進んで1m高くなったら勾配1%となります。計算式は「標高差÷進んだ距離×100=平均勾配%」です。

一般的に15%以上は激坂と呼ばれまが、自分にとっては5%以上が激坂です!斜度とは違うので注意。

個人タイムトライアル (個人TT)

ロードレース用語。決められたコースを順番に1人で走りタイムを競う事。1人で走るため空気抵抗を常に100%受け続ける事になり非常に疲れます。

普通のロードレースと違い、距離も30~50kmと短くなっている場合が多いです。空気抵抗を極限まで抑えたTT専用のロードバイクとヘルメット、ウェアで走るのが一般的。

固定ローラー

ロードバイクの室内練習用の器具。後輪のホイールと入れ替えて装着し使用します。負荷を調整出来たり転倒の心配もないので室内でテレビなど見ながら使用する人もいます。欠点は音がややうるさい事とタイヤが早く削れるため交換頻度が多くなる事。|関連記事:3本ローラー・固定ローラーの選び方

コーラス (Chorus)

カンパニョーロのコンポーネントグレード。このグレード以上はEPSという電動でシフトチェンジするタイプがある。 スーパーレコード (Super Record) > レコード (Record) > コーラス (Chorus) > アテナ (Athena) > ベローチェ (Veloce)|関連記事:カンパニョーロの特徴

コラテック (CORRATEC)

ドイツのフレームメーカー。参考ページ

コルナゴ (COLNAGO)

イタリアの老舗フレームメーカー。参考ページ

コンパクトクランク

チェーンリング歯数(ギヤ歯数)が50-34と最も少ないクランクです。楽にぺダルを回せるので、現在は多くの完成車にこのクランクが装備されています。競技志向の人にはやや物足りないかもしれません。参考ページ

コンパクトハンドル (アナトミックシャロー)

ハンドルは大きく分けて3種類あり、湾曲がコンパクトでどこを持っても持ちやすく欠点が少ないハンドルの事。手が小さい人も持ちやすく、最近のロードバイクにはほとんどこのタイプが装備されています。|関連記事:ドロップハンドルの形状とサイズ&失敗しない選び方

コンポーネント (コンポ)

変速機器やその周りのパーツの総称。基本的に同じメーカーでそろえる必要があります。ブレーキと変速操作を行う「シフター」、ペダルと一緒に回転する「クランク」、変速機の「リアディレイラー」「フロントディレイラー」、後輪に付いているギヤ「スプロケット」、ホイールを挟む「ブレーキ」、その他「チェーン」や「ボトムブラケット」、「ペダル」など。|関連記事:3大コンポーネント価格と重量 比較一覧表

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